なぜ古代ローマ帝国は滅びたのか


▼ページ最下部
001 2015/05/23(土) 21:30:45 ID:EcWKHUUUIY
なぜ必ず滅びるのか

https://www.youtube.com/watch?v=Tw5ZErsUXAM

返信する

※省略されてます すべて表示...
044 2020/05/12(火) 10:25:53 ID:d8oruCsjNo
>>43
確かに、政体が共和制からアウグストゥスの帝政へと変わった理由は重税にあえぐ無産化市民増大による税収不足。
でもって、徴税請け負う人の廃止と直接税と舵を切る改革を行うんだが、徴税請負人はほとんど撲滅できなかった。
無産化市民(子供しか持てない人だから現代日本の非正規独身よりはマシ)はパンとサーカスでこどおじ化だ。
改まらぬ税収不足を安易に通貨の増発で補おうとして、帝政はデナリウス貨の改鋳を繰り返して1万倍のハイパーインフレを起してしまったんだね。
デオクレティアヌスは困ってさらなる増税の税制改革を行う。
デナリウス貨の徴税禁止、各都市、属州の戸別調査と現物納で直接税強化・・・巨大な官僚組織でもないことには無理な増税策。
徴税請負人依存も官僚組織がないから起きたことだった。
詰んだ。
共和制でも帝政でも徴税にしくじっている。気づきはあれども「体」がなく実行できなかったわけ。
根本的な体制は変わっちゃいなかったわけだね。

返信する

045 2020/05/13(水) 00:46:19 ID:t8Y/l03WDs
>>43
まとまな人もいるんだなあ。

返信する

046 2020/05/13(水) 06:25:09 ID:lz3.RI.Yx.
方法論、もう少し絞れば徴税方法、徴税パタンが一新されたときに、新たな文明に取って代わったと言明できる。
だが、もちろん徴税テクニックという「点」だけ凝視してもあまり意味はなく、国家財政全体の回し方の方に注目しなければならない。
そのパタンが変貌する(せざるを得ない)ときに文明のシフトが起きる。
それが滅多に起きないからこそ、人類史は「古代、中世、近世、近代、現代」程度の分類で済んでしまい、
「古代、中世、近世、近代、現代」の「財政システム」を辿ってゆくと、「文明」の変遷が描き出せるというわけである。
国家とは、財や資源の配分装置という意味ではかつては唯一機能的な「市場」でもあった。
沈黙交易とか象徴交換などは「市場」ではないのである。
国家とは別の系統に分岐した「交換的な形態」を装った税と分配装置を「市場」と呼ぶ。
「市場」における「税」は「利益」であり、「分配」は「流通」である。
市場が利益を追求するように、国家は税を追求する。市場が流通阻害で異常(機能不全)を来すように、国家は分配方法を誤れば異常(暴動や政権崩壊、革命)が起きる。
市場が利益飽和を起せば衰退するように、国家が税収を失えば衰退する。
企業がその事業利益に基づいて健康度が測れるように、国家と文明も徴税によって健康度が診断できる。
「徴税困難性」という補助線で、お馴染みの歴史区分の「古代」「中世」「近世」「近代」「現代」の区分けの成り立ちの真因が判明する。

返信する

047 2020/05/14(木) 07:01:10 ID:uHU7c6RQuw
「封建制」という概念が、中世の特色か、近世の特色か、はたまたそうした時代概念と無関係かの考察はここでは置く。
封土や領民の存在がそのシステムの有効性を発揮させる条件だとしたら、国力の基礎に可耕地と農民という条件を欠く国家は封建制を採用できないことになる。
代替物として「請負制の分配」程度を骨格にした徴税−地縁結合運動体を形成するかどうかは検討できる。
封建制は郡県制=中央集権制などと対置される概念であるが、「徴税権分配の活用」と言いかえることも可能だということだ。
実はこの「徴税権の分配」は、姿形を変えて何度も登場してくるのである。
古代ローマに先行する古代ギリシャのポリス以来の徴税請負人はもちろんそうであったし、
海賊や冒険航海者、植民地経営者や銀行制度も企業活動もそうなのである。
つまり、徴税請負体制やその類同物「だけ」で時代区分を仕切るわけには行かないということも意味する。
面倒で経費が嵩む徴税業務は常に国家の悩みの種で、権利譲渡の様々な形がやがて国家をむしばむ原因を最初から埋め込む仕儀になっている。
脱税、免税特権、租税回避地、大企業の海外逃亡との戦いが歴史を作っているとも言える。

返信する

048 2020/05/15(金) 06:43:03 ID:PADgtmZM2k
すでに古代ローマ帝国滅亡の話題から逸脱しつつあるので幕引きに入るが、その前に一言。
石器文明/鉄器文明
薪炭文明/化石エネルギー文明(原子力は文明を構成しない)
人畜動力文明/内燃機関動力文明(電力は蒸気タービンなので文明を構成しない)
道具文明/機械文明(電子制御は文明を構成しない)
文明区分を何に準拠するかは種々であるが、概ね上記のように単純な2つ程度の分類におさまってしまう。
時代区分「古代」「中世」「近世」「近代」「現代」は何ら性格付けのない、不可逆的な時間の経過を表わした区分である一方、その遷移にはある種の「段差」が感じられる。
その「段差」に意味があるのか?何を克服したり、獲得すれば次のステージに移行するのか?

返信する

049 2020/05/15(金) 06:49:34 ID:PADgtmZM2k
これはそう思い込んでいるだけで、実は特に意味はないという結論にたどり着くかも知れない。
中世=(封建主義)は( )つきである。古代周王朝も封建制である。徴税権分配の一様態にすぎないかもしれない。
近世というのは元来日本の江戸時代をのみ表象しているが、普遍化するならどんな定義が相応しいのか。
絶対主義が中世と近代の間に挟まっているが、これを近世と呼べば江戸時代を絶対主義と勘違いしてしまう。
日本なら明治維新から戦前までが絶対主義だが、同時に近代でもある。社会主義や共産主義は絶対主義の亜種ではなかったか?
近代は産業資本主義であろうか。植民地帝国主義であろうか。国民国家の誕生なのか。
現代は何だ?金融資本主義か株式会社の簇生か。為替グローバリスムか。

名称などはどうでもよく、「国家財政全体の回し方」という切り口から特徴を抽出せねばならないのであり、既存の概念がそのまま横滑りするものでもない。

返信する

050 2020/05/15(金) 08:58:33 ID:hLCnHSY9Mg
>>49
話が長い上に論点がズレてる。
単純な話を小難しい長文で書き込むのは、
アホの証拠。

返信する

051 2020/05/15(金) 10:21:13 ID:PADgtmZM2k
>>50
バカは単純で良いな
こんなところに書き込むくらいな本ぐらい読めよ
無理だろうな
立憲民主党に似たのがいたな
「彼は知的な人が嫌い」

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:53 KB 有効レス数:51 削除レス数:0





歴史掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

スレッドタイトル:なぜ古代ローマ帝国は滅びたのか

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)