山本大将の見るとおり、空母が殲滅できるかどうかが鍵。
軍縮会議の結果、日米の艦船比は国力ほどではなかった。
特に米国は太平洋と大西洋に艦隊を分けるため太平洋艦隊は日本海軍よりも
数段しょぼかった。
真珠湾奇襲以降に奇跡的に空母は無傷だったが、米国の空母建造計画は
大幅に変えられたとは言え、実際の就役は以下の通りである。
エセックス(USS Essex, CV/CVA/CVS-9) 1942年12月31日
ヨークタウン (USS Yorktown, CV/CVS-10) 1943年4月15日
イントレピッド(USS Intrepid, CV/CVA/CVS-11)1943年8月16日
ホーネット (USS Hornet, CV/CVA/CVS-12) 1943年11月29日
フランクリン (USS Franklin, CV/CVA/CVS-13) 1944年1月31日
レキシントン (USS Lexington, CV-16) 1943年2月17日
バンカー・ヒル(USS Bunker Hill, CV/CVA/CVS-17)1943年5月24日
ワスプ (USS Wasp, CV-18) 1943年11月24日
ベニントン(USS Bennington, CV-20) 1944年8月6日
ボノム・リシャール(USS Bon Homme Richard, CV/CVA-31) 1944年11月26日
米国の正規空母であるエセックス級ですら一番艦が43年の初日の出あたり。
無論工業力の差でどんどん就役させるが、その前に講和に持ち込むことが、
開戦の絶対条件だったわけで。
ミッドウェイで機動部隊殲滅できていれば、米国は交渉には乗ってくるだろう。
時間稼ぎだろうが。
返信する