近衛が総理を東条に押し付けたのも、温厚で人の話を良く聞き、おまけに陸軍だったから。
征韓論に反対だった伊藤博文が初代総監にされたようにね。
戦後教育で酷薄キャラをかぶせられたけど、近衛の日記を読むと東条の人となりはそんな感じ。
で、みんなの話を良く聞き、軍部はもとより、特に世論、新聞に動かされた。
だから敗戦間際に「なぜ国民は最後まで戦う意思を持たないのか!」って怒った。
戦争戦争って、あおりまくった新聞と国民を情けないって怒ったわけさ。
負けいくさのさせ方があんまり凄かったんで、軍部独裁にまとめて押し付けた観があるなあ。
あれだって、担当部署役人=軍人の責任のがれの結果だもん。いまの行政と同じ。
上の方にある海軍の特攻ボランティアも完全にそうじゃない?
あ、話かわるけど、代沢の東条宅のな、爆撃された話。
当時すでにわりと建て込んでた代沢で、東条んちだけ燃えちったんだそうな。
まわりは焦げもしなかったそうな。米軍のピンポイント爆撃って、当時からあるのな。
ま、飽和爆撃のほうがすごかったからそっちばっかだけど。
町内小ネタですまん。
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