昔の医療について


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001 2010/07/15(木) 22:39:02 ID:Ea9X1WJv.k
骨折や盲腸で死ねるよね?

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002 2010/07/15(木) 23:27:45 ID:b4cw89phVU
骨折は大昔から添え木あてて直してたでしょ

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003 2010/07/15(木) 23:36:22 ID:7qX4W2RBX6
ルイス・フロイス
武士階級の食生活は、どの階級よりも質素である。
多くは菜食主義で、下は雑兵といわれる足軽から大名に至る迄、少食・粗食であった。
また着ている物も、普段は木綿の粗衣であったがヨーロッパ人に比べ暑さや寒さに強かった。

武士は戦いにおいて強靱振りを示した。
徒歩の下級武士は、全身に重い甲冑を着け、恐るべき早さで野山を駆け走りあるいは駆け登った。

騎馬侍という一ランク上の階級も馬術に長けているばかりでなく、体躯そのものが強靱であり、
脆弱な我々ヨーロッパ人と違い落馬してもそれで滅多に死ぬことはなかった。
また、敵に、一旦は馬から引き摺り落されても、掠り傷もせず再び騎乗し直すことができた。

刀で斬られても、あるいは槍で突かれても、傷が致命的な深手でない場合、その傷は直ぐに治り、それは不思議なくらいであった。


↑まあ実際は痛くてもやせ我慢して動き回ってただけだとおもうんだけど
どっちにしろその根性はすごいね
あるいは菜食なのが傷にはよかったのか、ヨーロッパの衛生観念に比べれば清潔な日本のほうが化膿や破傷風が少なかったのか…?

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004 2010/07/16(金) 01:58:19 ID:iKDifxE01U
昔もそれなりに色々やってはいた
中南米では歯の治療やちょっとした手術もやっていたし、東洋では漢方研究が進んだ結果
今でも西洋医学の研究分野にない部分で先んじているものがある
ただ、ワクチンやら予防接種やらが完全に駄目だったんで流行り病には非常に弱かった
日本でも結核が死亡原因のトップを長らく飾っていたのはそこにあるしね
まぁ、地域医療が壊滅的だったこと以外の中身については実は今とそんなに変わらなかったりするかもね

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005 2010/07/17(土) 06:30:35 ID:mVmyazbry.
石ができたり、痛風になったりしても、ひたすら耐えるしかないのかな?
両方とも該当者の拙者には、とても耐えられぬ。

病気ではないが、温暖化前の今より寒い冬に、現代のホームレスの小屋と
同じくらいの保温力と火鉢くらいしかない当時の庶民の家で、拙者はとても
冬を越すのはムリだ。
しかも着る物はボロ木綿で、庶民は布団とかも藁やボロ布みたいな物しか
ないんだろ?
風邪なんかひいたら、即死ぬしかないな。

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006 2010/07/17(土) 09:34:46 ID:agMn7VH59g
シュリーマン旅行記
人々の勤勉で誠実で清貧なところ、町の清潔さ、工芸品の巧みさ等におどろき、
「この国には平和、行き渡った満足感、豊かさ、完璧な秩序、
そして世界のどの国にもましてよく耕された土地が見られる」
と高く評価しているのである。
人々は世界中で「入浴」の最大の愛好者であり、疑いなくもっとも清いと知られているのである。
日本の大衆はどんな臭味もない。
ほとんどの男性、女性の足は美しく見える。
西洋人の男性、女性の足にしばしばみられるいたましいねじれの様子はみられない。
そのねじれはきつく尖った長靴や短靴の結果である。
日本女性のほとんどの手はいつも上品で、時には絶対的に魅力的である。

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007 2010/07/17(土) 12:31:04 ID:mVmyazbry.
ところが日本の隣国である、朝鮮という国を訪れて驚いた。
肌の色は近いものの、そこに住む人々は日本人とはまるで異なっているのだ。
体を清潔に保つという発想がないらしく、すべての人々の体中からは異臭が漂う。
人々はご傲岸無礼であるばかりか、互いを騙し、欺き、陥れ、妬み、いがみ合う。
労働を何よりも厭い、本能のままに振る舞う。
力のない者は殴られ、奪われ、虐げられ、女性は当然のように強姦され、
信じられないことに、親子親族の間でもその行為は行われる。
この国には、全世界から人間の醜さが集められているかのようだ。
また、この国では人々は専ら犬を副食をし、美味であるからという理由で、
徹底的に痛めつけて殺す。その惨状は見るに忍びない。
一体どういう理由で人間はこうなってしまうのだろうか。
この国の人々に、神の思し召しが訪れることを願って止まない。
私は神に感謝している。この国がわが国の隣国として存在しなかったことを。

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008 2010/07/17(土) 21:33:09 ID:c4UsReo1iU
中世ヨーロッパの治療法だと、瀉血とか壊死した部分を
蛆虫に食わせるとか浮かぶな(蛆治療は今もあるようだけど)。
あとは十字軍でのイスラムとの差の話とか。

日本でも奈良時代に光明皇后が病院作ったけど、中世ヨーロッパ
でも大きな病院は民間にないから、教会主体が普通だったみたい。
ただ病気は罪が由来だから告戒しないと患者や治療した医者は
破門とか…無茶な感じだったようだけど。

古代ギリシャローマの四大元素や体液説とかを絶対視してた
レベルなので、そもそもどうしようもなかったのかもしれないけど
そういう状況なので「病気になったら終わり」だから
逆に予防が重要視されて、サレルノとかの研究によって
感染症の予防方法や医食同源の概念も普及した部分もあるっぽい。

もっとも東洋でも仙術とかの思想で、不老不死や健康のために
重金属を摂取して中毒起したりしてたようなので、この点では
笑えないし、オカルト的な部分は今もありそうだけど。
アレルギーや副作用ないという先入観で附子や小柴胡湯を
飲んだ結果、死亡事故や肝臓や腎臓障害の原因とかになったり…。

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009 2010/07/17(土) 21:45:41 ID:c4UsReo1iU
>>5
カロリング朝期の記録では子供の45%が成人前に死んでたり、
どこの国でも、一部は除いて王様や貴族も結構若死にしてる人が
多いので昔の人は大変だったんだろうね。
ペストやコレラや結核とか致死レベルの感染症に加えて
戦乱や飢饉もあるので、胆石や通風とかに悩む前に
死んでしまう人が多かったのもしれない。

平均寿命で見ると、教会に資料が残っている中世の欧州では30歳ぐらい。
開拓時代のアメリカでも35歳ぐらいだったぽい。
日本でも遺骨から調査した江戸時代ではだいたい30代後半ぐらいで
まともに統計を取り始めた明治20年では40歳ぐらいだったぽい。
有名な昭和20年の男子の平均寿命(約23歳)は壮絶。
乳幼児の死亡が多い事を思うと、一応は老人もいたんだろうけども。

今の日本でもネット喫茶で南京虫感染とかあるけど、ノミやネズミが
怖い病気を媒介してる事を知る手段も治療法ないので余裕で死ねる。
医薬品クライシスって本で薬の歴史が少し出てたけど抗生物質の
発明って凄かったんだな…と思った。

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010 2010/07/17(土) 23:01:30 ID:d.JzYOq5uE
>>9
平均寿命って乳幼児の死亡率が高い場合は一気に下がっちゃうんだよね。
15歳、20歳からの平均余命の統計はどっかに残ってないもんだろうか。

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011 2010/07/19(月) 18:00:57 ID:zBf3Ew/qqM
根本的に間違った治療(拷問)での死亡率もかなりの割合あります

そもそも、医学的に現代正しいとされる療法のほぼ全ては当時ではタブーとされる
ものばかりですから・・・
消毒が地酒や焼酎っていう時点で外科治療に関しては加持祈祷と同レベル

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012 2010/07/21(水) 10:30:17 ID:9OPuiuKd8E
火事とけんかは江戸の華とか言うけど、
本当にそうだったんだろうか。
肋骨折ったら、致命傷になりそう。

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013 2010/07/21(水) 19:57:28 ID:CGbWh3Ny9k
合戦で片腕もがれても生き残ってる足軽とかもいたんでしょ
肋骨程度では人間死なないよ、多分

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014 2010/07/21(水) 21:23:09 ID:8ERwRwNcz6
俺は去年ヘルニアの手術したんだが、
外科的な治療ができない時代だと、悪化の一途で寝たきりだったろうな
それなりの身分じゃないと、
働けない→浮浪者→野垂れ死にのコースだろう
死に直結する病じゃなくても社会的にやがて死ぬと思う

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015 2010/07/22(木) 11:12:53 ID:TxaKSHS6r.
虫歯は間接的死因になってたかな

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016 2010/07/22(木) 12:35:52 ID:eYRupCO6pE
今と違って甘い物ってそんなにあったわけじゃないから
虫歯自体は庶民には縁のない病気だったんじゃないかな

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017 2010/08/04(水) 22:15:48 ID:1deJflin7U
刀を所持していたということは
それに対応する当時としては最前線の
医療があったはず
草薙の剣があるからには
それに対応する火傷治療法が
確立されていたはず
いずれにしても
もうちょっと早く生まれていれば
それを見届けた上で
天の岩戸のストリップ見学と
裸のうさぎちゃんを抱きしめた後に
皆さんに報告できた

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018 2010/08/05(木) 00:41:20 ID:/Tz62ulI/.
稲葉の白兎の話って日本神話にしちゃ妙にメルヘンチックで何か異質

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019 2010/08/06(金) 21:29:29 ID:VEc5vw2ESY
スレ画って後のサンタさん?

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020 2010/08/07(土) 19:39:15 ID:Ek5LhX7quQ
>>19
いや、後のハイキングウォーキング

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021 2010/08/07(土) 20:04:13 ID:JhBIEfepAg
>>20
そんなハイカラなもんか?
洗濯屋じゃないのか
茶色のウサギなもんだから
つい不埒な事を言ってしまった

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022 2010/08/08(日) 07:37:45 ID:Lk8fC70PwI
>>21
ありゃ茶色のウサギじゃなくて、「和邇(わに)」に毛をむしり取られて、赤肌が出てるんだよ。

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023 2010/08/08(日) 13:20:56 ID:8g.1yFs5KE
日本人の平均寿命は明治時代で30代、大正時代で40代だよ
乳幼児のちょっとした病気でも治療できず死んじゃうんだよね

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024 2010/08/09(月) 08:36:50 ID:1PYGp14wsw
>>22
海の向こうで迫害されていた人を
和邇(わに)を並べた上を渡して救い出し
手厚く庇護をしたという説
読んでそのまま
和邇(わに)人に迫害された人を
手厚く庇護をしたという説など
奥深いですね

>>23
明治維新に活躍した人達の平均年齢は
意外と若いですよね
現代人の年齢に換算する事は兎も角

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025 2010/08/23(月) 04:09:37 ID:xMkmuy.e1E
歳を取れば取るほど変化を嫌うようになるからね

権力と権威が分割されて1000年近くの状態
保守派は権威権力を統合して廃仏毀釈、髷からザンバラ髪
太陽暦と7曜制の導入なんて矢次早にできやしない
調整と合意を経て序々に変更していくしかない
頭デッカチの世間知らずでもガンガン突っ走れる若者集団なら可能

でも面白いね
長州は大きな藩だが、当時100万に満たない人口
その7%程度の士族で、そのまた極く一部の勤皇理論にカブれた急進派の若手中堅
近年で言えば山口大学の全共闘+革マルイメージだよw
この田舎侍どもが第二次世界大戦あたりまで日本の中枢を握っていたからねぇ

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026 2010/09/26(日) 12:00:04 ID:0HKsjzdza6
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2768148.htm...

矢が刺さっただけでも大変だったろうな
消毒とかどうすんだろ

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027 2010/09/26(日) 17:04:55 ID:HcTqadC2IY
野戦で薬もなけりゃ、まず傷口縛って消炎作用のある植物を探すでしょ
場合によっては人の化膿部分を口で吸い取って貰ったり
穀物類に唾液混ぜて発酵酒作ったりとかw
放出したばかりの小便に漬けることもあるかもしれんw
放出したばかりの時は無菌だからね

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028 2010/09/28(火) 15:16:30 ID:4muZlr1X1Y
戦国時代戦場で受けた刀傷は清水が得られない場合は
ヒトまたはウマの小便で洗った。

効いたとすればそれが効いたとしか思えんが

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029 2010/09/28(火) 23:39:59 ID:xwTMZKfmYM
アンモニアはアルカリ性で消毒効果があるとだっけ?

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030 2010/09/29(水) 20:21:09 ID:noovYLcBtk
キンセン医だっけ?
山伏とか僧侶の治療技術って、やっぱ漢方主体だったのかねー?

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031 2010/09/30(木) 00:33:47 ID:VMQyG4QprQ
番組名忘れたが、NHKの歴史物の疑似ドキュメントで
戦国時代の坊さんの衛生兵?を再現してた。
傷の消毒は主に焼酎と塩、刀傷の縫合なんかもやってた
目に刺さった矢をヤットコで力ずく引っこ抜いて
包帯が無いから?布切れをグルグル巻いてた
あと、何の目的か分からんが馬糞飲ませて血を吐かせたな
負傷の原因は刀によるものが1割以下で
弓矢による負傷が7割ほどだろうって

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032 2010/09/30(木) 05:16:00 ID:7a6ZkodLmo
戦場の野戦病院なんて現代基準から見れば大雑把でしょ
麻酔に似た作用のものはあっただろうが、基本は麻酔もへったくれもないでしょ
戦場じゃとにかく即効性のあるものが求められるわけで
消毒消炎鎮痛神経麻痺(麻酔)効果の高いものはある程度装備して
足りなきゃ探して、無ければ同系統のものを見つけて処方するって感じだろうね

若干止血作用があってアルカリ(高温焼成)の灰を使ったりもした筈
同時に生成される強酸の木タールなんかを歯や指先の神経が集中する場所に塗布したら
一時的に麻痺するからねぇ
煙を濾過したのが木酢液で、その煙でヘバりついたり沈殿してるものから
多少有害成分を抜いたものが正露丸だし、当然戦場でも麻酔薬の一種として
活用されていた筈

あと重篤で助かる見込みが無ければフグの肝なんか使って安楽死させたりとか
そんな劇薬も常備されてたんじゃないかな?
言い方はアレだが、本人のためにも戦場の効率面からいっても合理的
フグの肝や卵巣って、病院に担ぎ込まれた人の体験談じゃ気持ちのいいもんらしいw
ありゃ神経回路を麻痺させる毒だからね

まぁ一般的なら平安鎌倉あたりに伝来したアロエ
現代じゃ広範な地域で自生してるよね
ハッカは当時あったのかな?
幻覚系のきのこや菌類も使われてただろうと思われ

あら、いつの間にか長文乙ってしまった

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033 2010/09/30(木) 10:05:07 ID:qzbc969Cxc
征露丸

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034 2010/09/30(木) 20:09:49 ID:n0tW41eups
正露丸自体は新しいものだが
その原料と製法と各種用途は広く知られたものだよ
自身も数年前まではそうだったが、近現代の人が知らないだけでしょ
ちなみに医薬品基準は満たしてないので医薬部外品

その煙を液化して蒸留すればお酢になる
お酢は古くから水虫に塗ったりする
炭焼きは水虫知らずってよく言われる話

焼成温度と炭自体のアルカリ値・木酢の酸値は比例する
まあ炭自体は今で言う電気みたいな必需品
効率の良い広葉樹系の炭なんて
戦場でも煮炊きに暖を取ったりなんかで当時も必需品じゃない?

炭と同時に供給される正露丸の原料に相当するもの(ヤニ)も
粘化なり固化なりすれば携帯可能

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035 2010/11/01(月) 01:28:17 ID:bC4yBlwfHE
>>32
テトロドトキシンは、イオンチャンネル内に化学的に結合して詰まるハズだが?

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036 2010/11/01(月) 10:20:09 ID:0QXIFgOQmI
そのへんに自生している
ドクダミなんかも薬として使っていたようだね
毎年草むしりの時にはニオイと地下茎で実に苦労する

テトロドトキシンだとか
悪名高きフェニルメチルアミノプロパンにしろ
発見がなければ人類の進歩は無かったんだろうな
ヒロポンは医療用としては優れていたんだろうが
最悪の使われ方もしたね

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037 2010/11/01(月) 22:06:18 ID:LbpxckbehA
ペニシリンはホントすごい発見だな

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038 2010/11/07(日) 02:17:41 ID:ymwWg83tQk
そこらの川などぐちゃぐちゃ戦場での傷口の消毒は
馬の小便
なければ人間ので代用

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039 2018/05/05(土) 00:08:08 ID:8e.k/pM06M
古代エジプトでは、パンを石臼で小麦挽いて作ってたので、小石混じりのパンで歯を痛めては医者が儲かってたそうだけど。
日本も石臼使ってたよな

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040 2018/05/05(土) 00:12:08 ID:8e.k/pM06M
蕎麦・うどん・豆腐作るのに蕎麦・小麦・大豆を挽いてたから、どうだったんだろうかw

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