西郷隆盛が、人気があるのはなぜだろう?


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072 2024/04/21(日) 12:28:41 ID:mOCrSQ9M7I
西南戦争は「大芝居」だった

磯田 『一刀斎夢録』の後半の読みどころは、斎藤一が警視庁の抜刀隊として従軍する西南戦争ですね。
小説のなかで展開される、浅田さんの西南戦争論に、私は非常に頷きました。
西南戦争は、大久保利通と西郷隆盛の二人が台本を書いて、日本軍を近代化させ、士族の反乱を終わらせるために打った「大芝居」だと書かれています。
浅田 斎藤一が小説のなかでいうように、西郷隆盛と大久保利通が征韓論ごときで袂(たもと)を分かつはずがないと思うんです。
磯田 私も「大芝居」は明確な謀議はないにしても、あうんの呼吸というか、「未必の故意」としては、あったのではないかと思います。
あまり学者はそういうことを言えないのですが、あんな戦争、西郷だって成功するとは思ってないでしょう。なのになぜやったのか。
浅田 西郷が士族の不満を汲み取って反乱を起こそうと思っているのであれば、1874年に起きた佐賀の乱に呼応するのが普通です。

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