昔戦争があったとか、今から戦争が始まるとかじゃない。
米英寇が始まった幕末から今に至るまで、日本はずっと戦争状態。
白村江の戦いや元寇や朝鮮出兵など、古来からの国際紛争においても、
日本が局地的な敗北を喫することはいくらでもあったし、日本のほうから
外地への侵攻に及んだ場合には、むしろ敗退するほうが主流ですらあった。
第二次世界大戦における日本の敗北なども、そのセオリーを全く出るものではなく、
B-29に竹槍で挑もうとした無謀さも、「やあやあ我こそは」の伝統戦法で
爆裂弓に挑もうとした鎌倉武士の初戦での無謀さと全く共通するもの。
地球の裏側の日本に至るまでの全世界を強権支配下に置こうとした無理が
祟っての自業自得で米英も崩壊し、局地戦に敗れるどころではない大敗北を喫する。
そうして、居直した鎌倉武士の切り込み戦法と台風によって敗れた蒙古軍のように
撤退せざるを得なくなり、うまいこと行けば日本のほうこそが占領者側にも回る。
そうして、日本史の観点から見た場合における「米英寇」ないし「第二次戦国時代」
が終了し、日本もいつもの如く泰平の時代に戻る。特に何事もなかったかのように。
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