遮光器土偶語るスレ


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001 2012/12/11(火) 03:48:26 ID:EoK1WMFcjg
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032 2013/04/12(金) 00:59:51 ID:tWYfL.UKjs
>>31
…なんか嫌な事でもあったの?

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033 2013/04/12(金) 23:00:43 ID:1QyDpyIPzY
確かに東北の人々は心根が優しいな
遮光器式土偶が奇形児を模していたとて
木造駅も嫌がるまいよ

遠野の河童
こけし

日本では、東北の物語空間でこそ、悲劇的な存在は偶像化されるのかも・・・

でも一方で、遮光式土偶は縄文時代の「宇宙人」だったのだろうとも思えるのだ
現代人にとっての宇宙人が幼態化した奇形人イメージに他ならないように、
縄文時代でも、奇形児から連想するのは、超人や神の生まれ変わりでもあったのだ

人間の精神構造は、むしろ一万年程度なら、あまり変われない

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034 2013/06/23(日) 07:49:03 ID:q/8opnxOcg
UFOみたいけど・・・・

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035 2014/04/27(日) 14:44:57 ID:2IIZI7EmvY
土偶の指は6本だったり3本なのに無能児を模したとかアホかと
あきらかに人間がモチーフじゃないだろ
モデルは今いる人類なんかとは全く別の生物だろ

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036 2014/04/27(日) 18:08:23 ID:N7diQ2ASy.
土偶の指の数(笑

数えられんのかよ

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037 2021/04/04(日) 09:42:37 ID:XT7Oq/ynCM
異形の者には神の力が宿るという信仰は今もあるからなぁ。
縄文時代は近親婚の他にも栄養不足で奇形が生まれた数は今より多いだろう。
モデルになったものが存在しないと、全くの想像ではこんなものは作れない。
俺はそれに加えて体の紋様は刺青か身体に描いたものだとおもう。

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038 2021/05/25(火) 07:58:00 ID:jQEJBAEykw
発見したぞ。
この遮光器土偶の遮光器に見える部分は「鞘に入った大豆」だね。
植物神を形にしたものだよ。

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039 2021/05/25(火) 08:00:36 ID:jQEJBAEykw
おおさめください
証拠写真だ

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040 2021/05/25(火) 08:06:14 ID:jQEJBAEykw
縄文のビーナスはトチノミだという説でいいと思う

ではこの右隣の土偶は何の女神か?

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042 2021/05/25(火) 08:12:47 ID:jQEJBAEykw
トチノミ説は「土偶を読む」の竹倉史人なんだけれど、
遮光器土偶と仮面の女神は説明できてはいないんじゃないかね。

読んでないけど。

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043 2021/05/25(火) 08:27:27 ID:jQEJBAEykw
>>42
トチノミが顔だけではなく
左右の大腿部分にもデザインされているのがすごい。
のみならず、臀部がトチノミ型なのね
後ろから見ても分かる

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044 2021/05/25(火) 08:32:06 ID:jQEJBAEykw
>>42
そうそう、竹倉史人は遮光器土偶は里芋だと推定していたね
ちょっと弱いだろ
仮面のビーナスの(私なりの)答えは
過疎板だから待っても誰も推測しないだろうから書いちゃうぞ

ソバの実だ

「ぼくがかんがえたどぐうのしょうたい」
で結構だよ

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045 2021/05/25(火) 21:12:51 ID:jQEJBAEykw
難題は「縄文の女神」の方だ
この仮面をつけたような土偶は、実は全部で6つの穿孔が開けられている
しかも「顔」は殆ど45度仰角で上向いて、後頭部、上半身は垂直姿勢

実は「仮面のビーナス」にも孔が開いている
中空なので焼成時に破裂を避けるための空気孔だと言われている
頭頂部、首、腹、足の裏に開いており、仮面のビーナスによく似た形の別のものでは、頭頂部、口、お腹、股間に孔がある
そのうち、口とお腹と股間の孔が胴体内部の空洞とつながっている
頭頂部のように貫通していない穴もあるから、単なる空気孔ではないものもあるわけだ
「仮面のビーナス」の場合、この空洞部にも達することなく貫通していない頭頂部の孔には何かを差したのではないだろうか?

「縄文の女神」の仮面のような部分は、「顔」でも「お面」でもなく、単に孔を開けてなにかをホールドする支えなのではあるまいか?
孔には紐を通したのであろう
一体何を後背部に結わえて支えたのだろうか?

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046 2021/05/27(木) 21:09:38 ID:3v3VimAbxs
有孔鍔付土器
縄文中期から現われるこの種の穿孔で縁取られた土器。
この孔の説明は諸説紛々だが、酒を醸す際のガス抜き説でいいのか?
多分、そもそもの密閉性のない土器に孔は無用。
さりとて、吊り下げて自重を支えた形跡はないし、太鼓にするにも皮の張力に耐えた痕がない。

この孔の説明は、そのまま「縄文の女神」の孔にもなると考えられる。

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047 2021/05/28(金) 06:45:37 ID:a6O196tXU6
「縄文の女神」とは山形県から出土した、顔無しの湾曲したお面を被ったような国宝土偶5体の内の一つ。
われわれが意識をしないといけないのは、次の三つ。

・縄文時代は意外と最近である
・縄文時代の造形物は表現対象がある場合、意外とリアルである
・記号化した場合には漢字のようにどんどん抽象化する(記号化しない抽象めいたものは表現対象をもたない)

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048 2021/05/28(金) 18:29:53 ID:a6O196tXU6
竹倉史人説への批判に、土偶の形態変化の系譜を無視して、一番それらしい形の土偶にスポットしすぎ、というのがある。
ナンセンスだ。
形態変化のその前後を見れば、などと言う。
文化にも働いてしまう進化論の本当のメカニズムがわかっていないようである。
文化系の解釈学の限界かも知れない。

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049 2021/05/29(土) 11:01:01 ID:FTLxgEcgM6
「カッパ形土偶」というものがある。
これも植物神、植物の女神を表わしている。
「縄文の女神」と同じ意図で造形されているのがお分かりであろうか?

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050 2021/05/29(土) 11:10:14 ID:FTLxgEcgM6
>>49
これが別に砕けてこうなってしまったわけではない。
上は皿というよりは器のようになっている。
他のカッパ形土偶では、蛇のような意匠が縁取ったりしているが、頭頂部はやはり窪んだお皿のようになっている。

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051 2021/05/29(土) 11:29:19 ID:FTLxgEcgM6
顔があるのもあれば、この米原のカッパ形土偶のように蛇体を表わしていそうなものもあるが、
共通点はてっぺんが皿状の器であることだ。

もったいぶっても仕方がないので答えを言おう。
この皿の上にはおそらく穀粒のような造形しにくい実際の作物を載せている。
縄文土偶の特徴の一つ、「リアリティ」が極まると、実物展示になる。

縄文の女神もそうだし、有孔鍔付土器もそうなのだ。
こっちは皿ではなく、紐で結わえて支持して口辺に沿って上に立てたのである。
何を?
多分、穂を。粟や稗、黍などの穂を差したと私は説く。
稲は陸稲もまだ上陸していないのであれば、その前段階の禾本科植物を、穂のまま立てるための構造である。
これらはなかなか造形しにくい共通点がある。
カッパ形土偶もこれらを粒状にして盛ったか、もしくはそれ以外の小さな豆類を盛った可能性もある。
全身ボツボツと疱瘡のように孔を穿つ土偶もあるが、多分「穀粒」表現の失敗例であろう。
気持ち悪すぎるからヤメロと咎められたのではないか?

蛇があしらわれる理由は、作物を食害する鼠除けに違いない。

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052 2021/05/29(土) 11:48:41 ID:FTLxgEcgM6
土偶はフィギュアであり、死体化生神話でも知られる植物の女神達のフィギュアという着眼はどうも正しそうである

縄文時代の造形作法(や特徴)についてまとめる (土偶に限らない)

・縄文時代は意外と最近である
・縄文時代の造形物は表現対象がある場合、意外とリアルである
・表現対象が記号化した場合には漢字のようにどんどん抽象化する(記号化しない抽象めいたものは表現対象をもたない)
・表現しにくい対象物の場合には実物展示に切り替える
・表現対象があっても用具機能を兼ね備えるとリアルティが損なわれる場合がある
・表現対象があって単なるオブジェの場合の縄文造形のリアリティは特筆すべき水準
・表現対象があっても擬人化によりリアルティが損なわれる場合がある

縄文の女神は上記三番目の「記号化しない、機能を備えた造形」に過ぎないのである
最後の擬人化によりリアリティが損なわれるのは現代のアニメでもお馴染みであろう
ウマ娘は馬には見えないのだ

画像は竹倉史人説を批判している人の主張する「お下げ髪」
「なんとおさげがついているのです!こりゃ完全に髪型だな。」
https://note.com/22jomon/n/n12c313a766c...

どう見ても「蛇」です。ほんとうにありがとうございました。

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053 2021/05/30(日) 05:22:11 ID:D2LDw5pur2
竹倉史人説に乗り換えたのは、遮光器土偶以外の土偶まで読み解けるからだけではない。
縄文農耕の間接的物証としての書き記された資料の代替。
仕舞には、縄文時代の造形表現のパタンまであぶり出しうるからだ。
イコノロジーの制約はあるが、文化の進化論的な解読にも道を拓くもので、もちろん、こちらは縄文文化にとどまらない。

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054 2021/05/31(月) 07:54:22 ID:o5GeKvq9yE
>>46
有孔鍔付土器の特徴は、どの土器も必ず縁取る穿孔から上部はシューッとして直線的で装飾などがない点である。
これは一つの事実を暗示している。
上に何かをかぶせて留めた。
つまり、諸説の内で「太鼓」が形態的には最もイメージ通りである。
ガス抜き孔ならば、その上部が直線的な必要は無い。
どうみてもなめし革をなめし革を被せて蓋をした形状である。
木製や土製の蓋を作らずに皮で蓋をする理由は太鼓が合理的である。
太鼓としては使っていないと断言できないだろう。
孔に通したのは紐ではないだろう。実際にやって見れば分かる。
皮を被せて縫い付けるように紐を通して行ってみよう。どこかで蓋が邪魔になって紐を通せなくなる。
おそらくは外から皮を突き破って竹籤状の串を刺して留めたに違いない。
画像のようにである。

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