カダフィ大佐


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043 2019/12/30(月) 11:51:33 ID:WMBjy35ry.
カダフィ大佐は80年代を中心に欧米と激しく対立し、過激な強硬姿勢から「アラブの狂犬」と呼ばれていました。
しかしイラクのフセイン政権が崩壊した2003年になって、リビアは大量破壊兵器の放棄を宣言し、国際社会に復帰しました。
その後は豊富な原油資源を目当てに外国資本の参入も進み、カダフィ大佐のかつての「暴れん坊」のイメージも変わりました。
一方、今年に入り中東各地で起きた民主化運動のうねりはリビアにも押し寄せています。
民主化を求める反体制派が北東部を制圧して「国民評議会」を立ち上げ、首都トリポリのカダフィ政権との間で国を二分する内戦に陥っています。
今後の展開は予断を許しませんが、カダフィ政権は今、重大な岐路に立たされています。

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