闇の女パンパンガールのいた街角
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001 2024/05/30(木) 15:51:29 ID:TQyCCBILZc
戦後の焼け跡に公娼よりも早く現れた街娼たち。洋装文化をいち早く採り入れ、官庁街や銀座のOLを始め、わざわざ東北の教員までが立ちんぼになった時代があった。肉体の門の世界だ。貧困ではなく、戦災未亡人でもなく、なにゆえ女達は身体を鬻いだのか?
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321 2025/03/22(土) 08:13:31 ID:hJhuPWE.m2
持続可能なゼロ成長世界のバランス均衡の為に、蛹モラトリアム以外のスタイルが存在しないとしたら、そして、これが転換しないことに誰もが貢献しているのだとしたら、一概に否定する根拠はなく、不満はノスタルジーからしか来るまい。液状化蛹のカオスを拒む理由がない。
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322 2025/03/22(土) 08:19:50 ID:hJhuPWE.m2
蛹の中に競争がないわけじゃない。競争が何も決着させず、進めない。自由という規範が全ての上に屹立、自由競争が何も生まない定常系バランスが肯定された世界にあっても諍いや罵り合い、マウント合戦は楽しまれる。指針なき楽しい世界だ。
石破首相が提唱した「楽しい日本」は、すでに蛹の中で実現している。
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323 2025/03/22(土) 08:38:05 ID:hJhuPWE.m2
これほどまでに自己充足的な、脱出不可能な蛹の殻に鎧われていなければ、人はまた、何かを企み、バランスを無視した暴走に躍り出るところ、この強固な自由の蛹は、人を閉じ込める最善な造作システムの到達点だと言えるのかも知れない。別の世界へ羽ばたく通過点ではなく、完成形。
企て、計画し、構想を練って世界を創造したがる病を上手く騙して手懐ける装置自体、誰かが考えて創り出せるものではなかったわけだが、この蛹は、よくできているのではないか?
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324 2025/03/22(土) 08:43:27 ID:hJhuPWE.m2
逆に考えるのだ。前世紀までの暴走人類をどうやれば阻止し、閉じ込めることが可能かを、人類の叡智が結集してどんな仕組みを構想できるかと。無理だろ。絶対に不可能だ。にも関わらず、誰も努力せずに、抵抗も受けることなく実現してしまったのだと。ネガティブに考えたがるとしたら、誰も望まなかったからではなく、誰も考え出せなかったからだろう。人類を救うスーパーヒーローには誰もなれなかったが、人類は、いつの間にか救われていた映画にブーイングしたがっているだけ。
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325 2025/03/22(土) 08:59:33 ID:hJhuPWE.m2
[YouTubeで再生]

成田悠輔は、貨幣がなくなる世界をAIからめて吹聴喧伝しているが、AIなど関係ないし、人為的に造作されるわけでも、22世紀を待たねばならぬわけでもない。序列がつかず、横にズレ広がる虚無的で、無意味な世界は、蛹の中にAIと無関係に実現済みだ。AIに任せる仕事があるとしたら、精々この萎みゆく蛹の随所に現れる不足を賄う延命後追い仕事だろう。
シュンペーターは100年前に、さらにJSミルは200年も前に、この定常状態をとっくに予見していた。
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326 2025/03/22(土) 09:13:08 ID:hJhuPWE.m2
蛹の中の液状化に気づいている人はいない。それが、戦後すぐから始まっていたことにも、もちろん、誰一人気づいてはいない。
しかし、これが蛹ではなく、まさか原子炉格納容器であったとは……
自然の技はやりおる。天晴だ。
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327 2025/03/22(土) 18:20:21 ID:hJhuPWE.m2
成田悠輔のような「AIによる資本主義の終焉」という議論は、人類が意図的に何かを設計するという視点が強すぎる。だが、歴史を見れば、社会の変化は意図的な創造ではなく、状況の積み重ねとして「なるべくしてなる」ものだ。
「AIが社会を作る」という考え方は、技術決定論に寄りすぎている。実際には、AIやデジタル技術、情報システムは単なるツールであり、経済の本質は交換関係の変化にある。 貨幣が消えようが、資本主義が変わろうが、それは人間が創造するものではなく、社会の流れが自然に導くものにすぎない。テクノロジーは無関係ではあるまいが、時代を牽引するものとはなり得ない。なぜなら、彼が予見する未来は、終戦直後から始まり、既に成就しているからだし、洞察力ある思想家が、数百年も前から具体的に推測済みの世界だからだ。
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328 2025/03/23(日) 12:49:14 ID:N7gssj8AEM
個人が徴税主体になる時代。もともとは、昔から
個人の徴税主体化はありふれたものだった。白拍子も傀儡師も役者も娼婦もそうだったんだから。しかし、べらぼうでりつが毒づいたように、個人徴税主体は、世間から爪弾きで追いやられてきた。
元来徴税とは、共有を擬制的所有が乗っ取ったものだ。共有は見えにくく、管理し難いから、私的所有に擬制する。つまり、王の所有という形式をとることで、擬制的に管理、責任、意思決定が可能な可視化を図った。政治とは、この可視化された徴税再分配のことであるが、結果的に、共有が、隠蔽されてしまうことになった。
個人の徴税主体化は、逆である。本源的所有が擬制的所有の共有を乗っ取った形になっている。個人的徴税主体が隠蔽するのは、個人的(本源的)所有の方だ。だから、アイドルは恋愛ご法度で「みんなの共有」を前面に押し出す共有ビジネススタイルで本源的所有を隠蔽する。プラットフォームビジネスもまた本源的所有は隠蔽されているから、知らず識らずにデジタル赤字が積み上がる。
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329 2025/03/23(日) 13:57:42 ID:N7gssj8AEM
徴税で隠蔽された共有が叛乱を起こすと革命になるが、個人の徴税主体化で隠蔽された本源的所有が叛乱を起こすと、スキャンダルどころではなく、キャバ嬢や地下アイドルや配信いただき女子みたいに殺害されるリスクすらある。
2016年の小金井ストーカー事件も有名。20歳の女性歌手(アイドル活動もしてた)が、ファンの男にライブ会場で刺されて重体に。男はTwitterで一方的な好意を募らせ、贈り物を返されたことで激昂した(Wikipedia)。
2022年の池袋の事件では、18歳の元地下アイドルがファンだった37歳の男に殺され、遺体を損壊されたケース(文春オンラインや産経ニュースの報道)。
2024年の西新宿のキャバ嬢刺殺事件も2000万円貢がされた男が逆上したもの。
2025年3月11日に東京の高田馬場で起きた女性配信者の刺殺事件。
教訓:可視化が隠蔽したものにご用心。
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330 2025/03/23(日) 14:24:12 ID:N7gssj8AEM
個人による徴税主体化時代には、隠蔽に気をつけるのはもちろんだが、それ以前に、偽装共有にご用心なのだと思う。共有詐欺だという視点で最初から相手にしないことだ。
一般則からして、共有は胡散臭く、疑わしい。幻想でなければ詐欺だと考えるべきものだ。個人が簡単に徴税主体になれる時代は、詐欺的共有がありふれ、満ち溢れる時代だ。素朴な共有は最早身近には転がってはいない。むしろ、本物の公共に注意を払うべき。
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331 2025/03/24(月) 05:53:47 ID:eYFYOgV2pA
徴税は、再分配だが、その起源、本質を辿るなら
男税と女税がある。男税は、協働、共有起源であり、しかも、未然形だ。つまり、何かを協力し合って実現した成果物は、一旦全部供出してから分配しましょうというスタイルで、国家だけではなく、会社も則っているのが、この男税形式。一人では決してなしえない企てや、計画を実現し得るが、協働時点では成果は存在していないから、未然形であり、予定に過ぎない。物納以前は役だから、これは、かなり、歴史的な徴税、再分配のリアルな本質や起源を言い当てていると言え、また、現在にも有効な労働供出、成果物分配スタイルだ。徴税=共有起源説はこれである。ならば、女税とは何だ?
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332 2025/03/24(月) 07:59:44 ID:eYFYOgV2pA
その前に、男税について一つ、書き忘れた。
会社の場合、会社は株主のものとする新自由主義や金融資本主義が台頭した時期があったが、これが、まさに、国家に起きたのと同じ擬制的所有だ。企業経営ガバナンスのために、管理、意思決定、責任体系整備の必要から、擬制的所有が発生し、共有が隠蔽されたストーリーは、現在進行形で観察できたわけである。
誰も結びつけては考察しなかったが、目の前に起きていることの理解は常に不完全で錯誤的でしかない証左だろう。
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333 2025/03/24(月) 09:23:35 ID:eYFYOgV2pA
女税を理解するためにはまず、一般交換について知らなければならない。
交換理論での一般交換(generalized exchange)は、「時期や対象が明確ではない恩送り」のことだ。誰かが集団に資源を提供し、それがいつか、誰かによって返ってくるかもしれない、という曖昧な信頼の上に成り立つ。たとえば、AがBに助けを差し伸べ、BがCにそれを伝え、Cが別の形でAやDに還元するかもしれない。このプロセスは時間的・対象的に不確定で、参加者の善意や暗黙の互酬性に依存する。「恩が巡る」というゆるやかな連鎖が特徴で、中心や期限がないからこそ、集団の絆を自然に育む。
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334 2025/03/24(月) 09:39:46 ID:eYFYOgV2pA
無期限、不等価、不確定、不可視な一般交換は、広がりを期待できるが、困った時はお互い様的な倫理道徳に溶け込んでしまいがちだ。この一般交換の強力な可視化ツールのひとつが、貨幣だ。貨幣は、商品、サービス、労務の間を直接等価性で相対させる訳では無い。貨幣が介在することで借りの履歴が記録されて循環し、擬似的な等価性が仮構的に成立すると見なされるだけ。これを「価格形成機能がある」と言う。一般交換の可視化は、貨幣によりかなり上手く実現出来たと言えそうだが、他にもある。
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335 2025/03/24(月) 12:59:09 ID:eYFYOgV2pA
たとえば、街中で、ある男の大変に素晴らしい善行を目撃されたとする。配信動画でもいい。
どんなコメントが付くか?十中八、九、彼に幸運が訪れますように、彼が幸せに恵まれんことを!だろう。これが、一般交換から再分配へのジャンプなのだ。神様、彼に幸運を!なのだから。自分も、もし機会があればあやかり真似したいだろうが、何時そんな機会が来るか分からない。だから、応急的に神様という「中心」に登場願い、祝福を授けて欲しいと願う。これは再分配による一般交換の可視化、返報実現希求なんだな。
「中心設置による返報センター化」が、間違いなく税の本質のひとつだと言える。
恩送りを返報化するのは、褒める女神に対応する女性的側面だ。
>>302>>303 だから女税と名付けた。
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336 2025/03/24(月) 13:12:55 ID:eYFYOgV2pA
これが女税であり、有期性再分配だ。
中心を設け、その中心が公正明大な論功行賞を行う返報センターと化すことで、仏教の「善行善果悪行悪果」を可視化し、善行を促す。
これは情理的には極めて馴染み深く、人々の公正実現要求に即した仕組みに思われるが、実は、現実的、歴史的には存在したためしのない理念的再分配なのである。宗教的世界観の中でのみ、神(なかんずく女神様)による褒賞、祝福、恩寵、加護としてあらまほしかるべき報いとして存在し、積極的な貢献、徳行、篤行、陰徳、善根を積むを促す。逆に言えば、一神教スタイルの宗教の殆んど全てが、この精神的再分配(互酬性)の構造を備えている。
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337 2025/03/24(月) 15:54:51 ID:eYFYOgV2pA
歴史上に存在したのは、足利尊氏の恩賞方止まりであろう。
これは、軍功、手柄に限局されたから機能した例外だったわけだが、男税が未然形であるのに対して、女税は已然形だ。なされた事績に対して賞し、報いるものであるから、徴収面ではなく、分配面で性格づけられる徴税である。
だが、徴税が、必ず約束手形みたいな未然形企図、将来約束でなければならない決まりはなく、むしろ、この空手形化しかねない未来投資型徴税に傾いた弊が、政治における博打要素、山師要素となって、杜撰な放漫経営を許すという丼勘定政治をもたらしているのではないか?
結果検証無き、ペナルティ無き(単なる失職落選の有限責任止まり)投企型免責政治の根源は、男税の偏った性格に起因する。
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338 2025/03/25(火) 12:05:34 ID:Q5LRL24y86
資本主義・共産主義の両方の矛盾を解決する潜在的な可能性を秘めた徴税再分配が女税だと言えないか。
共産主義の矛盾は個人崇拝独裁による私的権力独占と暴走だ。公益は無視され、蹂躙されて専制君主の強固な恣意的強権、恐怖政治を実現させてしまう。
資本主義の矛盾は、制約なき私的利益追求による格差拡大と膨大なる貧困層隷属、公益破壊、毀損に加えて生態系破壊収奪だ。
国家そのものが既にその最初から徴税主体には相応しからぬ逸脱体制として発足し、国民の厚生に資するよりも犠牲を強い、搾取装置化することで自己維持、自己保存をしてきた存在だ。民主主義で偽装しても、その本質はいささかも変わらない。共産主義は極端な異形かもしれないが、共産主義までいかずも、すべての国家は共有を隠蔽し、公益を無視した経営がなされがちだから、国家、市場、共産主義、全てが公益に離反する矛盾がある。いかなる体制も共有、公益、公共には目もくれない。
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339 2025/03/25(火) 15:20:44 ID:Q5LRL24y86
共産主義もまた、看板倒れで「共有」を取り戻せず、公や、公共を蔑ろにした体制に留まり、それどころか、専制独裁の最も歪な恐怖政治を正当化するグロテスクな人工物にしかならなかった。これは、マルキシズムが完全に間違っていたからであり、科学を僭称した詐欺、共有詐欺であったことを意味する。
>>330 >一般則からして、共有は胡散臭く、疑わしい。幻想でなければ詐欺だと考えるべきものだ。
大掛かりな共有詐欺の実例が、あんなにもド派手に繰り広げられたのだから、お笑いだ。科学なら、予測すれど運動(事象に介入、干渉)はしないだろう。狂ったような革命運動があること自体が、マルキシズムの非科学性の証明だ。
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340 2025/03/25(火) 21:34:18 ID:Q5LRL24y86
マルキシズムは、あろうことか、キャバ嬢やパパ活女子の共有詐欺の仲間であった。個人が徴税主体化する時代には、イデオロギーや思想ではなく、地下アイドルやホスト、キャバ嬢、ティックトッカー、オンラインキャバクラの口車に乗せられないように警戒だ。
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341 2025/03/25(火) 23:54:33 ID:Q5LRL24y86
共有、公共、公益神隠しの時代は、今に始まったわけではない。19世紀にはマルキシズム共有詐欺が現れて、共有を連れ戻し、共有不在の空隙を埋められると騙した。大きな物語に懲りた現代では、様々な共有詐欺師が現れて、ちんまりした共有詐欺を働く。斎藤幸平のコモンズやマイケル・サンデルらのコミュニタリズムもそうだ。徴税主体化したシェアエコノミープロジェクトには、サブスクリプションや推し活も含まれるわけだ。
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342 2025/03/26(水) 05:25:32 ID:0QnDFWQsE.
共有不在時代の似非共有ビジネス
シェアエコノミー
クラウドサービス
クラウドファンディング
SNS
カーシェアリング、ライドシェア
シェアオフィス
クラウドワークス
Airbnb
Fantia
ライブチャット
地域通貨
仮想通貨
推し活、パパ活、ホス活、ギャラ飲み。
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343 2025/03/26(水) 06:26:37 ID:0QnDFWQsE.
いかなる体制も共有、公益、公共には目もくれない。
愚かなり、人類。
われわれは、なぜこんなもの(国家、民主主義、資本主義、共産主義)にすがって生きていけると信じてきたのだろうか?誰も問題に気が付かなかったのは、公益不在がやり過ごせるくらいに私的生活空間に退避できてきたからではなかろうか?余裕があり、私生活を隔離防衛できる程度には共同体残滓が守ってくれてきた。
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344 2025/03/26(水) 09:32:55 ID:0QnDFWQsE.
陰陽五行思想ではないが、男税、女税、陰陽相合わさってこそ、初めて一つの全き徴税が円かに完成を見る。
政治を変えたくば税体系を根本的に変えなければならないのに、民主主義も、共産主義も、税体系にまでは踏み込まなかった。
税体系の本質的な問題、即ち、共有、公、公共の不在をみて見ぬふりをし続けてきた。資本主義にいたっては、無税、無政府をおずおず提案し、不在ならばなくしちゃえばいいじゃないかと嘯く始末。
民主主義のたちが悪いのは、選挙で、政権交代で、政治家の思想や能力で、政治が変わり、問題が解決出来ると信じ込み、何の対策も打たないことに慣れてしまう点だ。
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346 2025/03/26(水) 11:53:51 ID:0QnDFWQsE.
資本主義の成長が止まり、市場が公益を食い尽くし始めた。或いは人新世の環境変造が耐久限界を突破、生態系の報復が始まった。
見失われた公をどうすれば取り戻せるのか、遅まきながら人々が問題意識を高めつつあるのは感じ取れる。公なき政治の行き詰り、政治の不可能性は、最終形態だとされてきた民主主義の危機としても認識され始めた。
再生のためには原点回帰が必要だ。そして、最初から公はないがしろにされていたにも関わらず、なぜ、今になって危機が開始され、今までの長きにわたり認識すらされてこなかったのかを問わねばならない。
一つは安全シェルターとしての共同体残滓や家族、家庭だ。
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347 2025/03/26(水) 17:37:00 ID:0QnDFWQsE.
庶民の暮らしは、思いの外、政治権力者達が繰り広げる狭い権力機構内の政争や権力闘争とは無縁に粛々と営まれるものだ。庶民が戦に駆り出されるわけでもない時代が長らく続いてきた。政治に無関心(Political apathy)な国民は、何も現代に限った話ではない、というのは置いておいて、退避シェルター(共同体)崩壊説を見てみよう。
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348 2025/03/26(水) 18:11:32 ID:0QnDFWQsE.
日本の場合には、それ以前、80年前の敗戦ショックにより、早くも国家による「公共」の維持の失敗が顕になり、負担を個人に押し付けるようになった。パンパンガールが自由に酔った時代だ。
敗戦という出来事は、国家の存在根拠、レーゾンデートルの最大の危機だ。だが、日本人は戦前、戦中から既に「政治は世事ならず」の緩やかなアパシーにあり、敗戦は、重苦しい戦時動員からの解放や抑圧的統制の解除と受け取られた。
政治の不可能性が顕著に露呈されたのに、GHQという共有すべき何ものもない支配者の占領統治下に導入された民主主義は、人々に、この新しい政治なら、われらの政治、公ある政治、公共の復活ができるのじゃないかとの希望を抱かせた。
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349 2025/03/26(水) 20:36:05 ID:0QnDFWQsE.
引き続く高度経済成長に物心癒された反面、公害の出現は、ネガティブな公に苛まれる負の側面を知らしめた。交通戦争、受験戦争、就職戦争という言葉も踊り始める。政治経済の不調法は、世事を脅かす政治の暴力を思い起こさせるに十分だった。
さらには、経済成長の成功こそが、全国隅々にまでわたる伝統的共同体残滓を一掃することになり、戦がなくとも政治は世事を壊すのだと理解された。それに続いたのが学園紛争だ。若者は「止めてくれるなおっ母さん」と、家族を振り切るダンディズムに酔ってみせた。安全地帯は徐々に削られ、全学連から赤軍派、日本赤軍、革マル派、中核派などの過激派が派生し、反米、反米帝を掲げた反体制暴力革命ごっこに興じた。つまるところ、暴力の共同体に依拠してお祭り騒ぎに燃焼し、自傷メンヘラみたいに共有、共感の不在に慟哭する小児病だった。オウム真理教もまた、幻想の共有の楽園回復の為にテロを用いたメンヘラ宗教であったろう。彼らは総じてぬくぬく安全で幸福な共同体復古主義への飢えに衝き動かされた反抗期メンヘラ自傷暴徒集団と括り出せる。
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350 2025/03/27(木) 06:35:55 ID:T3YB9HxuJA
高度成長期を境に、日本の社会は急激に変貌し、共同体を支えてきた多様な要素が消え去った。
山窩やアイヌ語話者の文化が消滅したのもこの時期だ。農村での「結」や「寄り合い」、地域金融としての「講」や「無尽」、長屋での近隣交流、夜這いの風習、拡大家族、家内労働、そして地域ごとの祭りや伝統文化といった共同体の残滓が失われた。
たとえば、田植えを共に行う「結」は機械化で姿を消し、村落ごとの獅子舞、田楽、村歌舞伎といった芸能は担い手不足で途絶えた。また、乱交要素を含む古式盆踊りも、都市化やモラル観の変化で消滅し、村落ごとの鍛冶や機織りなどの職人技術は大量生産に取って代わられた。長屋の井戸端会議はマンション暮らしに変わり、相互扶助の精神も銀行や保険に置き換わった。
この変容は家庭内部にまで及び、役割や関係性の崩壊、液状化が進み、非婚や少子化が加速。公益を支えたセーフティネットが崩れ、個人は無防備に社会に投げ出された。個人主義的価値観はそれを肯定し、政治における公の不在は、意識すらされることなく、反抗期自傷メンヘラ暴徒も徒党は組まず、ジョーカー化したかに思えた傍らで、共有詐欺に絡む事件が頻発。
公が足りない。公はいずこ?共助は?共有は?今だけ金だけ自分だけで良い訳がない!と騒ぎ始めた。
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351 2025/03/27(木) 11:02:25 ID:T3YB9HxuJA
高度経済成長期には、会社もまた、伝統的共同体に入れ替わるように人々の日常の共有体験を構成する装置として普及したが、バブル崩壊後、新自由主義と金融資本主義により、擬制的所有の手に落ちてしまったのは、既述の通り。
おまけに、海外バラマキ支援体質に加え、移民問題は、フリーライド許容や外国人優遇政治の不可解な挙動を表面化した。
税金を払っているのに公がないとは一体どういう事かと、怒りを込めて問題視するに相応しい機は熟したのだと言えよう。
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352 2025/03/27(木) 17:27:17 ID:T3YB9HxuJA
いまひとつ、大事なことを忘れている。神様である。私的生活空間の最奥に、信仰という退避シェルターが存在し続けてきたことの意味を忘れてはならない。
つまり、我々の傍らには宗教的な真実の再分配、信仰上の共有、女税を中心とした精神世界の公、公共、公益が寄り添って来たのだ。西欧社会には教会が、日本社会には天皇制が、現実政治世界の公の不在を補い、隠蔽されて行方不明にされた共有の確かなありかを指し示して来た。
それらがリアルな権力から離れ、純粋な理想を保とうと図ったには意味があり、信仰上の女税が権力構造に紛れては、真正なる共有を再び喪失することになるからである。かぐや姫は誰かの私物になることなく月に帰らなければならなかったのだ。
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353 2025/03/28(金) 02:53:41 ID:hRrHWqame2
南北朝時代に、斎王制、斎宮が畳まれたことは、天皇親政の断念と共に天皇が現実政治から完全引退したがゆえに、斎王制が必要では無くなったからだ。即ち逆に言うなら、天皇の象徴化がここに完成をみたことで人知れず公が守られた。
これは、結論部分は歴史学方面でも通説だが、斎王制の本当の意味にはたどり着いてはおらず、ただ、「天皇が直接神と繋がることを避けるための媒介役=斎王」という理解に留まっての解釈だ。なぜ天皇が直接神と繋がるを避けねばならなかったのか、そんな決まりがあったのかはかなり疑わしい。というか完全なる臆説であり、事実ではない。なぜ政治権力を放棄すると直接神と繋がれるのかも訳が分からない。歴史学者の水準の低さよ。
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354 2025/03/28(金) 10:01:06 ID:hRrHWqame2
称徳天皇の再即位時の政治的混乱(藤原仲麻呂の乱など)に際して、斎宮は立てれなかった。
聖武天皇の娘である称徳天皇は、重祚前孝謙天皇の時、東大寺大仏開眼供養を執り行った仏教への傾倒の篤い信者であり、神仏習合を進めた天皇でもあった。恵美押勝の乱を招き、出家してから称徳天皇に重祚したほどだが、さらに宇佐八幡宮神託事件も起こして悶着した。独身子無し女帝あるあるの皇統揺動は、女帝の強い意思で収まったが、これを奇貨とし、女性天皇は、災いの元と認知され、以後女性天皇を忌避し、また斎宮と仏教の統合も図られねばならなくなり、仏教要素の強い竹取物語が、清め、浄化として描かれたというわけだ。
嵯峨野の野宮神社が竹林景勝地であること「竹」取物語と符合する。さらには斎王制の拡充を狙って平安京に斎院が成立する。
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355 2025/03/28(金) 18:36:16 ID:hRrHWqame2
孝謙、称徳天皇は、本気で道鏡を天皇にしたかったのだろうか?確かに女帝の治世は、仏教の教えに深く感化された、慈悲深く、徳をもって世を統べる式の恩賞、恩赦、殺生禁止などが目立つ。しかし、私は孝謙、称徳の願いは、仏教国家的徳統治ではあったが、天皇に仏僧を据えることに拘ったとは思われない。国家安寧を宗教的に保証しながら、統治にも仏教の思想が生きた政治の実現であったと思う。残念ながらその理想は周りの誰一人も理解しなかった。女性天皇はやめたほうがいいね、という結論に至ったからだ。竹取物語は、仏教要素が漂うが、女性を地上権力から遠ざける話にしかならなかった。国家安寧は、斎王か保証するという復古思想リバイバルに終わった。宗教世界における調和的再分配は、仏教主導にはならなかったが、斎王制により賦活されはした。日本教が神仏習合をまとめ上げたのだ。
ただ、孝謙、称徳天皇は、間違いなく再評価されるべき女帝だ。道鏡ともども無理解な誹謗中傷、臆説に埋もれるべき人物ではない。
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356 2025/03/28(金) 21:54:26 ID:hRrHWqame2
現存はしない女税体系としての神、その神が死んで19世紀が幕を閉じ、神なき怒涛の20世紀も終わって、GHQも遠慮した天皇制も危機に瀕する21世紀。
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357 2025/03/29(土) 06:51:50 ID:kf9VN3frho

斎王制が国を安んじるという思想は、神祇神道の藤原氏支配の確定であり、摂関政治による皇統保全だったが、一方で、宇佐八幡宮が割り込んできているのは、斎王制じゃ済まない時代を既に予感させていた。宇佐八幡宮とは、応神信仰である以前に、神功皇后信仰であり、神功皇后こそは台与の、それも闘う台与のイメージにカリカチュアライズされた女神像だからだ。かぐや姫では居られない女神。民衆を導く自由の女神宜しく闘う女神は、武家社会の予感だった。
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358 2025/03/29(土) 09:11:49 ID:kf9VN3frho
359 2025/03/29(土) 10:17:28 ID:kf9VN3frho
救済実現希求と、返報実現希求とでは、後者のほうが遥かに難易度が高い。光明皇后は、前者を実践した。後者の歴史的事例は、現代にあっても、まだ存在しない。
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360 2025/03/30(日) 07:30:33 ID:lsrsDzlnvM
まとめると、
国家はいかなる体制を取ろうとも、コモンズの悲劇からの回避策としての支配者による擬制的所有(私有権力システム)であり続けざるを得なかった。このことに、誰一人文句を言ったり、変革しようとはしなかった。
理由は、下記。
・人民は政治的に無関心だった。
・サブシステムの共同体、会社が、セーフティネットであり、安全シェルター機能を果たしたから、国家は世事の外にあって収奪しては来るものの、切実な権利侵害主体とは、認識されにくかった。
・宗教的な信仰体系が、女税としての真なる共有、公を代替表現して、現実逃避的に誤魔化してきた。
ところが、
・啓蒙主義以来の宗教世界観衰退
・共同体崩壊
・株主資本主義による会社の私有化
・グローバリゼーションによる国家溶解、海外偏重により、遂に人民催眠が解けた。
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362 2025/03/30(日) 13:08:07 ID:lsrsDzlnvM
国家は協力の体系の具現であらなねばならなかったのに、そのためにこそ徴税という仕組みが出現したにも関わらず、ことの最初から私物化を免れなかった現実。
コレを間近に観察することは容易であり、
会社組織(ステークホルダー資本主義とか、CSR、公益資本主義など掛け声ばかりでは、株主資本主義を覆すのは容易ではない)
政党組織(日本保守党が百田と有本の私的ファンクラブ集金システム化している体たらくに顕著だが、大抵の新党で観察可能)
など、国家類同物の不審な挙動はもちろん、個人が徴税主体化する動きを随所に観察出来る時代なればこそ、徴税という協力の体系の悪用は、目に余る程だ、というのが、パンパンガール=徴税主体論から見えてくる。いただき女子、パパ活、推し活、インフルエンサーとは何者なのかも理解できたのではなかろうか?
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363 2025/03/30(日) 15:14:08 ID:lsrsDzlnvM
個人による徴税主体化は止めようがない。精々騙されないように警戒することだ。
問題は、政治である。力を持ち過ぎた会社や、税金にタカる政党も同時に始末できる解決策がないだろうか?
公益資本主義やら、ステークホルダー資本主義が虚しく響き、ESGウォッシュやらSDGsウォッシュと揶揄される事態を打破し、政治なんて甘い蜜じゃありませんよと、端から政治屋を寄せ付けない解決策。殺害予告まで受けたDOGE職員率いるイーロン•マスクが、不評を買いながら、仕分けする必要のない解決策。
この先の未来は、まず、政治の抜本的な大改革が不可避だろう。
実はヒントは既に現れていた。女税であり、称徳天皇の挑戦である。
意思決定しない政治、計画しない政治、立法権をもたない政治、「単なる恩賞付与機能に特化した政治」への変質だ。人類史上初めて女税の成立を見ることになるだろう。
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364 2025/03/31(月) 06:05:34 ID:V63e/1wgY6
称徳天皇は、何に挑戦したのか?宗教でしか可能ではなかった返報実現希求を現実政治で具現したのだ。
天平宝字六年(762年)孝謙上皇時代に「天皇は恒例の祭祀などの小事を行え。国家の大事と賞罰は自分が行う」と宣言する。ここに言う天皇とは、淳仁のことだ。賞罰を重要視した意気込みが感じられる。
『続日本紀』によると、重祚した称徳天皇時代の768年(神護景雲2年)に、全国から9人の善行者を選び、彼らの生涯の税(田租)を免除するという表彰を行なった。
返報実現希求実現に他ならないが、救済実現希求実現も当たり前に実施している。
母親の光明皇后の悲田院、施薬院の思想をよく受け継ぎ、実践した女帝が孝謙、称徳天皇だった。「救済実現希求」は、報道ジャーナリズムにも表れると書いたが、まだしも実現は容易である。
たかが9人と言うなかれ、全国を対象に情報を集め、審査し、終身田租免除を下したのだ。
「返報実現希求」は、宗教以外ではまず成立してはこなかった。それをやってのけた世界初の政治である。
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365 2025/03/31(月) 06:42:05 ID:V63e/1wgY6
権力を私する政治の世界に、最後の女帝は、女税の爪痕を刻んだと評価するべきところ、道鏡を絡めて貶め、災厄の女帝として排除した藤原摂関政治のせいで、われわれは、この孤立した世界初の快挙に気が付かなかった。わたしは、この女税、返報実現希求の具現の名称を「公益実現審査恩賞制」と名付けたい。公益を実現するのが政治であるが、誰が公益を実現するかは分からない。莫大な税金を使って政権必ずしも公益を実現しないのは、衆知の事実。政府には未来をつくれず拓けないが、結果を評価することくらいはできるだろう。未然の税は溝に捨てられてもヘリコプターマネー効果があるじゃないかと居直る税だ。死金を吸い上げて回す機能に後退しても威張り散らすのが男税。女税なら、政府には、できないことはさせない。能力に見合った作業しか割り当てない。それは、結果判断という已然の税だからだ。これなら、イーロン・マスクもお役御免になるだろう。
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366 2025/03/31(月) 07:00:33 ID:V63e/1wgY6
>死金を吸い上げて回す機能に後退しても威張り散らすのが男税。
何かに似ていないか?そうだよ、闇バイト強盗だよ。金がありそうな高齢者宅を襲って、或いは特殊詐欺工作を仕掛け、死金を奪い、市中に金を回すトクリュウ。政府が特殊詐欺化してしまっている。民間が金を借りないから政府が借りるわ、という国債依存経済も特殊詐欺の一種。もう限界なんだね。
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367 2025/03/31(月) 08:58:59 ID:V63e/1wgY6
未然の税が未来まで先食いして取り繕っている世界が、現状、皆が知っている男税の権力政治機構だったわけだが、その耐久性をMMTで偽装しても、何も好転はしないし、公益実現が促されるわけでもない。
公益実現は、政府の独占、専売だという虚構をいつまで信じるのか?個人が徴税主体化したって詐欺にしかならないんだから、政府だって同じだ。誰も公益、公的価値実現には関係ないのではないか?というシラケた思いに喝を入れるのが、公的価値実現審査恩賞制だ。
免税されるだけでも、企業は、動かざるを得まい。株主の所有物であろうがなかろうが、利に敏い企業なら、免税を勝ち取るために公益に動く。促される。
企業だけではない。個人でも公的価値を実現するなら、免税恩賞が得られる。全ての納税者が公平に免税恩賞機会均等な立場だ。万人が公的価値実現の主体であることこそが、真の民主主義ではなかろうか?
称徳天皇が蒔いた種が、千三百年の眠りから覚めて芽を出す時期が来たように感じる。
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368 2025/03/31(月) 11:41:49 ID:V63e/1wgY6
既存省庁、行政機関は大幅に見直しが図られ、統廃合、議会機能も大胆に縮小、政治家の役割は、大風呂敷を広げたり、甘言を弄すことではなく、単なる審査評定。
ポイントは、
・税金を使途を「議論不要な基礎機能」に限定
・政治を「恩賞付与機能」「危機救済機能」に特化
・税金に群がる政治家の私物化、利権化を防ぐ
前提にあるのは、「公的機関や政府には、公的価値実現能力がない」という厳然たる事実だ。政府プロジェクトは大抵転ける。公的価値実現が出来るのは、必ず民間組織であり、人民一人ひとりである。政府には、公的価値の基準の明確化、周知、公正で透明性の高い論功行賞に専念してもらう。
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369 2025/03/31(月) 16:43:15 ID:V63e/1wgY6
このアイデアのきっかけは、宗教法人がなぜ無税なのか疑問を抱いたからだ。
どうやら、宗教法人には、公益性があるから無税らしい。宗教法人に公益性などあるか?たぶんないのだ。他にも、学校法人、医療法人、公益社団法人、公益財団法人、特定非営利活動法人、ボランティア団体、社会福祉法人、文化、芸術団体、中小企業団体など、謳い文句に公益や非営利を掲げるだけで、自治体の認定が通りやすくなり、実績や効果検証抜きに無税となる。そんなに公益に役立っているのなら、役所を減らせばよかろう。むしろ、普通の民間企業の方が遥かにもっと正確な意味での公的価値の実現に役立って来ているし、役立つ力を秘めている。私悪は公益というは、マンデヴィルの蜂の寓話である。「白河の清き流れに住みかねて元の田沼の濁り恋しき」とまで言ってしまえば、何でもかんでも公益、公益汎在論に陥ってしまうが、世の無税団体の名分たる公益は、看板倒れ、多分公益とは名ばかり。また、そこに働く人は普通に課税される。かなり怪しげな存在。
簡単に言えば、単なる脱税機関であり、税逃れの隠れ蓑どころか、公金チューチューマシンだろ、というわけで、廃絶すべきと考えた。
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