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闇の女パンパンガールのいた街角
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001 2024/05/30(木) 15:51:29 ID:TQyCCBILZc
戦後の焼け跡に公娼よりも早く現れた街娼たち。洋装文化をいち早く採り入れ、官庁街や銀座のOLを始め、わざわざ東北の教員までが立ちんぼになった時代があった。肉体の門の世界だ。貧困ではなく、戦災未亡人でもなく、なにゆえ女達は身体を鬻いだのか?
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002 2024/05/30(木) 16:33:34 ID:TQyCCBILZc
003 2024/05/30(木) 16:56:18 ID:/wWdFWwrJ2
新大久保路上価格(ソウル価格に連動)
バッカスクラス 60~ 1000ヲン
50代 クラス 2000ヲン
40代 クラス 3000ヲン
30代 クラス 4000ヲン
20代 クラス 5000ヲン
10代 クラス 10000ヲン
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004 2024/05/30(木) 17:11:56 ID:TQyCCBILZc
思うに、人間も野良猫になりうるのだろう。浜のメリーさんは40近くになってから横浜に流れ着き、70まで客をとる街娼だったが、要するに地域猫みたいな存在であった。自由と安全、安定を秤にかけて、どうしても自由を選んでしまう女がいる。家猫なんて真っ平だと飛び出せた時代が、敗戦直後に訪れた。
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005 2024/05/30(木) 17:44:33 ID:TQyCCBILZc
松沢呉一の「闇の女たち」は、このあたりをテーマにした秀逸な本だ。パンパンの動機は、自由への渇望、道徳への抵抗、カウンターカルチャーだと喝破する。生活苦や貧困は同情を引くための体の良い嘘だった。男には許されなかった自由、解放を、敗戦は、女たちにもたらした。家猫ではいられない女には売春があった。それも立ちんぼというスタイルだ。ただし自然発生的に、頭領が仕切るグループがうまれると、まさに肉体の門の諍いや、闘争といったやっかい、トラブルも発生した。レディースの悶着や揉め事、嫉妬、リンチ、制裁の世界だ。
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006 2024/05/30(木) 18:55:09 ID:aZFSf5lUu6
終戦直後の米国白人男と日本女のカップル50組ぐらいで米国に移民するとかいうのNHKで見たけど日本女ブ巣率100%で羨ましくない。白人は目が大きい人が多いので目の小さいアジア女を選ぶ?白人は白い肌なので褐色アジア女を選ぶ?美的感覚が違う。
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007 2024/05/31(金) 20:34:57 ID:j4PXRA7GWY
008 2024/05/31(金) 21:34:24 ID:j4PXRA7GWY
江戸時代には夜鷹、辻󠄀君とよばれ、私娼屋の集積する岡場所に対して、筵を抱えて辻に立ち、現在貨幣価値にして350円ほどで身体を売る街娼だったが、奈良時代からあったとされる。遊郭は、幕府公認の公娼だ。
街娼を取締り、遊廓の管理買春に転換させたのは豊臣秀吉だという。
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009 2024/05/31(金) 22:27:42 ID:j4PXRA7GWY
「七十一番職人歌合」にも辻君は描かれている。遊女を傀儡女とも呼んだ。既に鎌倉時代から街娼の取り締まりは始まってはいたようだが、公娼制度を作ったのは、秀吉らしい。戦国時代には、乱取り、人身売買も盛んで、遊女屋も増えた。
秀吉は、「人心鎮撫の策」として、遊女屋の営業を積極的に認め、京都に遊廓を造った。1585年に大坂三郷遊廓を許可。89年京都柳町遊里(新屋敷)=指定区域を遊里とした最初である。秀吉も遊びに行ったという。オールコックの『大君の都』によれば、「秀吉は・・・・部下が故郷の妻のところに帰りたがっているのを知って、問題の制度(遊廓)をはじめたのである」。ある意味、高麗に先立つ慰安婦制だ。
やがて「その制度は各地風に望んで蔓延して伊勢の古市、奈良の木辻、播州の室、越後の寺泊、瀬波、出雲碕、その他、博多には「女膜閣」という唐韓人の遊女屋が出来、江島、下関、厳島、浜松、岡崎、その他全国に三百有余ヶ所の遊里が天下御免で大発展し、信濃国善光寺様の門前ですら道行く人の袖を引いていた。」
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010 2024/06/02(日) 11:35:46 ID:d/B1fTele.
キリスト教が売春婦を生み出したというのも、一理あるが、間違いだ。
父系制、惣領制、嫁取婚、貨幣経済が、売春婦誕生の条件。
街娼、私娼が現れてから、管理売春が登場する。
史上初めて管理売春すなわち売春を国家の登録制度のもとに管理し、公認したのはギリシャのソロンといわれ、国家によって女性の奴隷を「購入」し、「ディクテリオン」という売春施設へといれた。ローマ帝国でも売春仲介業者は法的な認可をうけ、届出をするだけでなることができたため、売春は広く行われていた。
女性は猫に類比すると分かりやすい。
野良猫が居るから、保護猫が生まれるが、野良猫がいるのは、家猫がおり、部屋飼いがルール化したからである。保護猫カフェが、管理売春、遊廓、岡場所、風俗だ。猫動画は、AVみたいなものであろう。ねこはねこのまま、家猫になったり、野良猫になったり、猫動画を撮られて餌を貰ったり、那須どうぶつ王国で猫ショーに出されたりする。人身売買は、ペットショップみたいなもんだ。いただき女子は、猫である。
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011 2024/06/04(火) 13:02:49 ID:oL2nTfKacA
013 2024/06/29(土) 09:59:52 ID:ocXw9HIAJ2
売春の発祥は、間違いなく父系制が原因なのだが、同時に不倫や浮気、結婚、離婚も生まれた。父系制はなぜ母系社会を駆逐して世界的に広まったのか?理由をなるべく誤解が少なくなるように表現するならば、社会集団に「政治」が必要になったからだろう。「政治」は、もちろん、戦ばかりを意味しない。現代の先進国における少子化の原因もまた、父系制であり、政治である。政治なき社会は極めて珍しいから、例外なく少子化になるし、性欲は、生殖から切り離される。
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014 2024/06/30(日) 14:09:34 ID:hhep1TVcLM
どのように母系制が父系制に敗れ、遷移したのか?これはなかなか難しい問題だ。なぜなら、もはや、母系制は秘境の少数民族にしか残存してはいないから観察できないし、万が一観察できたとしても過去に実際に起きたこととは似ても似つくまい。今やヒマラヤ最東端の秘境、ムーリ高地のモソ族にしか母系制社会は現存していない。
しかし、仮説を立てるならば、母系制は、恰も武家大名領国制が、商人経済に敗れたように退いたのではないかと推定できる。
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015 2024/07/01(月) 00:23:31 ID:UbDpLoyjDI
売春は世界で一番古い商売だとか言う。それを言うなら、売春は、政治と同じくらい古く、父系制と共に生まれた、が正しい。政治が生み出した母系制残滓だとも言える。だから、従軍慰安婦というコンセプトはグロテスクに感じる。
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017 2024/07/01(月) 05:30:47 ID:UbDpLoyjDI
一方、戦後焼跡に瞬く間に芽吹いたパンパンの明るさ、逞しさは、どうだ。本来は、闇夜やガード下などではなく、何かどんよりとした分厚い帳が下りた後のピーカンの青空がパンパンには似合う。
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018 2024/07/01(月) 22:17:41 ID:UbDpLoyjDI
いつの世も、立ちんぼは、アンチ家族、反家庭である。政治なき社会を知らぬわれわれは、如何に政治的無関心であれ、家族制度には拘束されている。
家出少女は、必然的に立ちんぼになり、風俗に身を寄せる。元風俗嬢のそれからを描いて有村架純主演でドラマ化もされた漫画「ちひろさん」から漂うのは、アンチ家族であり、失われた母系制社会の幻だ。そこにはもはや母系制は組み立てられえないが、無自覚なマインドだけはある。
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019 2024/07/02(火) 07:45:36 ID:k.lVn1sdNQ
柳田國男が琉球で拾ったおなり神信仰は、妹の力に結実したが、妹の力とは、聖なる娼婦幻想に繋がり、ちひろさんの底流に流れるものだ。零落して霊性を纏うかつての巫女は、かくて野に放たれた野良猫の中からみいだされたわけである。
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020 2024/07/05(金) 13:38:30 ID:nk7/nFlUTc
遊女と猫はよく似合う
薄雲太夫
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021 2024/07/08(月) 09:17:43 ID:oetxD8OCbY
>>18 たかが風俗嬢が人生経験豊富というイメージは虚構だ。性接待経験は人生ではないし、客の男たちから学べることもほとんどないのは、少し考えればわかる。風俗に人生は詰まっちゃいない。性欲と性癖の掃き溜めに居て獲得できるのは、居直り方ぐらいだろう。聖娼婦は、マグダラのマリアからの勘違いデフォルメ。
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022 2024/07/10(水) 08:05:59 ID:fQufvGBCHE
構造主義は、歴史というものの意味を変えた。歴史とは、深層構造に支えられた理解可能な(説明可能で生息可能な)テキスト(文化)の生成のことだ。すなわち、滅亡した母系制を知るには、歴史学(史料文献解釈学)に依存しなくても構わない。「今」をより深く観察すればよい。夜鷹、夜這い慣行、遊里の歴史位は参考にはなる。
赤松啓介や宮本常一の民俗学に歴史が透視できる訳だ。
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023 2024/07/15(月) 21:09:48 ID:NgKL7eePJ6
トルコ、なかんずくイスタンブールは、猫の街だ。街ぐるみで野良猫を飼っているようなものだ。いたるところに猫がくつろいで暮らしているから、猫カフェなるものはない。ペットショップで猫を買う人もいない。ならば、飼い猫もいないのではないか?いるのだ。親のない野良猫を持ち帰り、育てるのを飼い猫と扱う。母系制、あるいは、古代ギリシア語のヘテリズムが、嫁取り婚に侵されていったのは、もしかしたら、孤児の養女から転化したのではないか?女性共有制としての母系制、ヘテリズム、通い婚が、私有制に転換したのが具体的にどんな経緯かは分からないが、私有、独占スタイルの普及が父系制に他ならない。
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024 2024/07/15(月) 23:20:46 ID:NgKL7eePJ6
仮説だが、遊牧民の誘拐婚が父系制の起源ではないか?遊牧民は、家畜の繁殖に詳しく、家畜の群の管理、統率に長けている。半農半牧では、母系制ミックスが多く、婚資が牛だったりする。
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025 2024/07/16(火) 09:00:42 ID:cgycRECt.s
「嫁かつぎ」「嫁盗み」と呼ばれる誘拐婚は、日本中に存在しました。
たとえば1919年(大正8)には、高知県で一人の男が美人を誘拐して無理やり結婚したが、妻がその親に連れ戻されたのを恨み、親を猟銃で射殺した事件が起こっています。これは比較的現代になったからこそ事件化したわけで、それより昔なら表沙汰にすらならなかったでしょう。
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026 2024/07/16(火) 09:02:51 ID:cgycRECt.s
なお、誘拐婚を行う理由はキルギスの場合とほぼ同じで、結納金を払えないからとか、認められない結婚を誘拐されたという形にして認めさせる、などです。また、大阪にも「ボオタ(奪おた)」と称する誘拐婚がありました。
有名なおとぎ話の「物くさ太郎」には、物くさ太郎が嫁を欲しくなり、「辻取」と称して、清水寺で女を拐して結婚する様子が描かれています。それほど略奪婚はポピュラーだったのでしょう。「人商」「かどわし」と称する誘拐専門の業者がいたことも知られています。他にも「めとる」という言葉の語源は「女捕る」──つまり女を略奪するという意味だった、とも言われているのです。
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027 2024/07/16(火) 09:14:24 ID:cgycRECt.s
スピリットとしての遊牧社会が、農耕社会を支配して乗っかる重層構造が、国家だが、遊牧社会は、モンゴル帝国がそうであったように、越境的グローバリズムでもある。国家対グローバリゼーションは、ぶり返した農民反乱、一揆みたいなものだ。ナショナリズムという一揆が、民主主義社会に回帰した遊牧vs農耕。
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028 2024/07/16(火) 15:34:12 ID:cgycRECt.s
吉村昭の小説「漂流」も、冒頭描かれるのは江戸時代の土佐の誘拐婚だ。
誘拐婚は現在でもキルギス、ジョージア、エチオピアなどで行われている。エチオピアでは結婚の七割近くが誘拐婚だと言われている。
日本は夜這いも誘拐婚も同時併存して来た。
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029 2024/07/16(火) 15:40:10 ID:cgycRECt.s
こんな話もある。祭りの日に、一人の娘が道端で若い男と出会った。男は娘の肩に手をかけ、「盗むぞ」と言った。これを聞いた娘はどう思ったか。気持ち悪いと思ったのではなく、何だか顔がほてり、胸がときめくものだったというのだ。(柳田國男『婚姻の話』より)
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030 2024/07/17(水) 07:46:21 ID:G8mH8hWdTE
江戸時代とは、不思議な時代である。女性の髪型はまるで縄文時代に回帰したかのような髷。しかも時代を超えた様々な婚姻パタンが庶民の間に広まった。
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032 2024/07/17(水) 07:57:42 ID:G8mH8hWdTE
おそらく、徳川幕藩体制により、日本は前国家段階を爛熟させえたのだ。明治までは国家ではなかった。キッシンジャーが部族社会的と日本を評したのも宜なるかな。
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034 2024/07/17(水) 17:01:58 ID:G8mH8hWdTE
みみずく土偶と太夫さん
現代考古学の権威で、国立民族学博物館名誉教授の小山修三先生が、次のようなエピソードをお話しています(おしゃれな縄文人 〜「縄文人の世界 角川書店」より)。
「京都で祇園の髪結さんのところに安行式の土偶をもっていったら『先生、これお太夫さんの髪どっせ』と言われた・・・。
土偶の髪は日本髪と同じ結い方。まず頭の真ん中に髪を寄せて根をつくる。それに前と横から毛をもってきてまとめると、こういう形になると、その場でやってくれたんです・・」
太夫とは近世の高級遊女のことで、江戸では「おいらん」、京都では「こったいさん」などと呼ばれます。とにかく大きく髷を結い、贅を尽くした簪や櫛で装飾する髪型が特徴ですが、結い方の原理は意外とシンプルなもので、この髪結さんの言うように、根にひとまとめにしますので、そこの元結を切るとざんばら髪になります。その劇的な変化が、歌舞伎などの所作で用いられることもあります。
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035 2024/07/17(水) 17:05:59 ID:G8mH8hWdTE
036 2024/07/17(水) 17:15:14 ID:G8mH8hWdTE
>>32 の島田髷も安土桃山時代に遊女たちが結いはじめた「唐輪髷」が起源です。
江戸時代前期、公家や上級武家の女性たちは依然として垂髪でしたが、女歌舞伎や遊女などが、「兵庫髷(ひょうごまげ)」や「島田髷」、「勝山髷」などと名付けられた髪型を結いはじめ、一般市民に広がっていきます。これらに笄髷(こうがいまげ)が加わり、日本髪を代表する4つの基本の髪型がこの時期につくられました。
画像は縄文時代の漆櫛。
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037 2024/07/18(木) 16:52:30 ID:j8WNtnbwh2
038 2024/07/18(木) 17:13:22 ID:j8WNtnbwh2
[YouTubeで再生] 安倍元首相が暗殺された奈良大和西大寺駅の南東に、米軍PRセンターなる急造の娯楽施設があり、付近は、2,000人ものパンパンガールが集まり、朝鮮戦争に従軍した米兵を慰安した。
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040 2024/07/18(木) 17:38:05 ID:j8WNtnbwh2
041 2024/07/20(土) 14:00:54 ID:.UsHEmB2cI
043 2024/07/20(土) 14:30:13 ID:.UsHEmB2cI
044 2024/07/20(土) 14:41:07 ID:.UsHEmB2cI
045 2024/07/20(土) 14:41:14 ID:EUqtUB5BFA
戦後すぐの頃は鬼畜米の下の管理のため
国が施設管理してたぐらいだ。
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046 2024/07/20(土) 14:55:48 ID:.UsHEmB2cI
047 2024/07/20(土) 15:00:41 ID:.UsHEmB2cI
>>45 それは赤線。
ここはパンパンガール、立ちん坊の歴史。男性諸氏の女性観を正すスレ。
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048 2024/07/21(日) 10:05:09 ID:fS62eAd1vE
049 2024/07/21(日) 10:21:15 ID:fS62eAd1vE
050 2024/07/21(日) 10:32:54 ID:fS62eAd1vE
051 2024/07/21(日) 10:50:00 ID:fS62eAd1vE
052 2024/07/21(日) 11:43:32 ID:fS62eAd1vE
053 2024/07/21(日) 11:59:21 ID:fS62eAd1vE
054 2024/07/21(日) 15:10:12 ID:fS62eAd1vE
神に嫁ぐというのは、修道女もそうであったが、巫女、斎女、修道女、デーヴァダーシーなどは、既に父系制秩序成立後に弾かれた地位劣化後の女性達なのだ。地位劣化した者達は、父権秩序側の交換財扱いとなり、人身御供に伏せられることで霊性、神聖を帯びる。それか再び転落し、売女に堕ちるのは、別の話である。
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055 2024/07/28(日) 14:40:15 ID:NV9pXtOwTY
>>49 なぜ母系制が終わったか?母系制は女性の負担が高すぎるのだ。牧畜は農業のあとに始まるらしい。女性が男性を乗りこなす家畜にし、母系制は終わったのではないか?遊牧民族は、家畜を使役するかもしれないが、嫁盗みと見せかけて男性を家畜化したわけだ。
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057 2024/07/31(水) 14:14:28 ID:fjK0KBHYKY
神殿娼婦は、遊廓に取り込まれた娼婦みたいなものだ。女一人で男を誘う野良娼婦を宗教を口実に管理下に置く女の家畜化である。
各戸が家畜化したのが一夫一妻制に他ならないが、家畜化は、両性に等しく起きた。家族制度は、生殖家族だから、より完全な家畜化として普及した。少子化は、ある意味畜産放棄である。生殖遊廓があり得れば、畜産の立て直しも可能かもしれない。
形態の類似は系統関係を意味しないが、形態の遷移は先後を決定しない(方向性がない)。
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058 2024/08/05(月) 18:51:07 ID:FkocdbtF9s
右派、保守派を自認するわたしとしたことが、期せずして、フリードリヒ・エンゲルスの「家族・私有財産・国家の起源」に接近してしまったようだ。
彼もこう書いている。
「一夫一婦制および娼婦制とならんで、姦通は一つの不可避的な社会的制度となった―厳禁され厳罰に処されるが、しかし抑制することはできない。」
概ね同意である。
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059 2024/08/06(火) 10:31:41 ID:LsdtxIeWzo
しかし、母系制から父系制への転換の契機に関しては粗雑であり、私有財産制ありきの思弁に過ぎない。私有財産の起源はなんだというのか?
エンゲルスは書く。
「富が増大するのに比例して、この富は、一方では家族内で男性に女性よりも重要な地位を与え、他方では、この強化された地位を利用して、伝来の相続順位を子(父の嫡子)に有利なように覆そうとする衝動を生み出した。しかしこれは、母権制による血統がおこなわれているかぎり、だめであった。したがって、この血統が覆されなければならなかった。そしてそれはくつがえされた。……。一部は富の増加と生活様式の変化(森林から大草原への移転)の影響のもとに、一部は文明と宣教師の精神的影響から、……、ショーニー族、マイアミ族、デラウェア族では子が父から相続できるように、父の氏族に属する氏族名をつけて、子をこの氏族に移す慣習が拡がっている。……。母権制の転覆は女性の世界史的敗北であった。男性は家のなかでも舵をにぎり、女性は品位を穢され、隷属されられて、男性の情欲の奴隷、子供を産む単なる道具となった。」
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060 2024/08/06(火) 13:36:22 ID:LsdtxIeWzo
[YouTubeで再生] :ベトナムの花嫁市場、Bridemarketは、元は誘拐婚の習俗から発展したものだが、花嫁を買いつける男たちが殺到するが、近年は、児童人身売買の温床となり、ブローカーを介して嫁不足の中国に年端の行かない少女が売られて行く悪弊に染まった。
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061 2024/08/06(火) 14:36:56 ID:LsdtxIeWzo
062 2024/08/07(水) 16:37:23 ID:6neQcdefC2
[YouTubeで再生] 確かに母系制家長は大変だが、女たちが協力し合うから過労にはならない。男手は、パートナーや、兄弟から提供される。危険な仕事は男が担うが、総じて暇だ。
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063 2024/08/10(土) 12:18:11 ID:BgCGd1QZ02
064 2024/08/10(土) 12:22:41 ID:BgCGd1QZ02
066 2024/08/10(土) 12:54:06 ID:BgCGd1QZ02
067 2024/08/10(土) 13:03:30 ID:BgCGd1QZ02
068 2024/08/10(土) 14:09:44 ID:BgCGd1QZ02
家族という装置から逃げ出す女たち。家族こそは、個人が国家に、公に直接的に結びつくための極めて優れたシステムであった。手を伸ばしても届かず、手繰り寄せることのできない公に、ただ暮らしを営むだけで通じてしまうのが家族であった。同じような装置は市場システムがあり、個人は、市場に参加するだけ、市場にアクセスして暮らすだけで公に届くのだ。その一つであった家族が見捨てられているということは、公が手放されつつあることを意味する。
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069 2024/08/13(火) 06:18:14 ID:hm9MrITci.
070 2024/08/13(火) 06:31:36 ID:hm9MrITci.
海外出稼ぎ売春婦は、奴隷の対極的存在だと理解する必要がある。
その一方で、認識しなければならないのは、結婚や家族制度が奴隷制に過ぎなかったことである。
奴隷解放は、賃金労働者を生み出すものなのであり、報酬の高い労働者は、自由契約を求める。非婚の時代、奴隷解放の時代は、セックスワーカーもグローバル化する。
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071 2024/08/14(水) 10:48:12 ID:XQoQReAUiI
パンパンガールから分かること。
愛とは何か?
隷属する意思と、隷属させる意思のことである。
母親はいかにして誕生したか?
父系制秩序が生み出した。
公は愛によって支えることができるか?
無理。
現代の焼け跡は、家屋ではなく、家族が倒壊、灰燼に帰した姿だ。
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072 2024/08/15(木) 19:47:18 ID:T14k5aZckc
パンパンガールを嫁にして家庭を築く男がいるだろうか?家族にして愛せる男がいるだろうか?歴史上のどこかで、それは起こったのであり、それこそが、家族の正体を明かし、愛の何たるかを説明する。それが起きたから、国家が生まれ、特攻隊は、お母さん!と絶叫しながら敵艦に突っ込んだのだ。なんという遥かな距離だと思うのは勝手だが、立ちん坊ならすぐに現れる。
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073 2024/08/16(金) 20:04:02 ID:pIGWDROJbc
人は、生殺与奪の権を握った対象を愛するものである。奇妙なことだが、愛とは、それ以外には存在できない。
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074 2024/08/17(土) 20:53:39 ID:MIq1t3NHNI
075 2024/08/18(日) 08:45:06 ID:oL2nTfKacA
076 2024/08/18(日) 13:03:46 ID:oL2nTfKacA
077 2024/08/23(金) 11:20:57 ID:vlfzozqS9M
[YouTubeで再生] 家族が公に連なる思想は所謂家族主義国家観と呼ばれるが、「家族国家観の人類学」の伊藤幹治が主張するように日本独自だろうか?マザームーンや親近なる将軍様は日本のパクリなのだろうか?
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078 2024/08/24(土) 12:40:52 ID:QbVuLZJiDs
>>77 トッドによれば、日本も韓国、朝鮮も父系直系家族で同じ家族システム。ただ、半島には現実政治世界では家族国家観は成立できなかった。高麗は常に中国の属国で統一王朝らしきものも形だけの脆弱で、安定せず、小中華をイキった李氏朝鮮も朱子学に染まりすぎて硬直した。戦後北朝鮮の金王朝やカルト宗教で空想的に模倣する他なかった。
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079 2024/08/27(火) 06:29:38 ID:LrqR6d0zb.
【橋本琴絵の保守主義入門】
王様としてのお父さん
昔,男と女がいた。男は女を求め,女は男に応じた。そして,子供ができた。男は父となり,女は母となった。そして,二人は子を愛した。
この家族が生きていくために,父と母は畑を耕し,家畜を飼い,この農耕と牧畜のための土地を守った。
そして老いて死ぬとき,愛する我が子へ父と母は財産のすべてをあげた。
ただ,「我が子」だというだけの理由で,全財産をあげることにした。
こうして,子供は田畑と家畜のいる土地をただ生まれたというだけで手に入れた。
これを相続という。
人間は,大昔から相続を連続した。中には,せっかくもらった財産を無意味になくしてしまう愚か者もいたが,決して減らすことなく,維持して,増やしてさらに生まれた子供に相続財産を託す者もいた。
こうして相続が連続すると,ただ自分の子供へ対してのみ影響した父権は,時代を経てやがて王権へと成長した。
いまや,父祖が耕した土地から生み出した作物と家畜の肉と乳によって,栄養と免疫を得て、真新しい数多の命も生まれた。
これらの新しい命や,また父祖の土地が産んだ食べ物によって命を救われた人々が,土地を耕し王権を守る兵士となった。
時代を経るごとに,最初小さな父権が強大な王権へと成長した。
こうして出来た集団を人は「国家」と呼んだ。
https://x.com/HashimotoKotoe/status/18278207...
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080 2024/08/27(火) 06:45:23 ID:LrqR6d0zb.
一方で,反対意見もある。
何もない原野に集まった人々が,野生から採れた食べ物を持ちあい,契約を交わした。そして,ある日突然王様や政府ができて,これを「国家」と呼ぶことにしたという。
だが疑問がある。何もないところで突然王様だという人がいても,人々はそれを王様だと認めるだろうか?
この疑問に,ジョン・ロックの『統治二論』は答えていないが,ロバート・フィルマーの『パトリアーカ(民族の家長)』は明確に答えている。そう,最初の国王とは,最初の父親だった。
子供を愛する父親の気持ちが幾世代に渡り連続することで,王権は成長し,国王を頂点とした国家に発展する。
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081 2024/08/27(火) 06:48:35 ID:LrqR6d0zb.
契約によってつくられた人の集まりは会社に過ぎず,そこに血は通わない。容易に分断されてしまうことだろう。
現代の私たちは,愛または契約によって家族になる。通常,愛と契約の両方を備えることが理想とされる。
男と女は情によって結ばれ,社会的経験則によって夫婦の契約を婚姻届への署名捺印によって証明する。
血の通わない男女には,時には契約が必要かもしれない。だが,親子の契約はあるだろうか。否,無い。
考えてみると,アダムとイブは結婚をしていない。日本神話の伊邪那岐と伊邪那美も結婚をしていない。情によって結ばれ,そして子供を産んだ。
私たちはしばし,人と人の関係性について悩むことがある。契約によるべきか,情念によるべきかだ。神話は情念による結合を支持している。いつから,私たちは契約を重視するようになったのだろうか。
それは,財産のあり方を巡るときに起きた。いくら情があるといっても,財産の帰属先までは感情によって決めることはできない。そこで,取り決めが必要だった。
しかし,契約が先か情念が先かを考えたとき,情念が先だろう。金と愛ならば,私たちの保守主義は愛に重きを置く。
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082 2024/08/27(火) 07:18:31 ID:LrqR6d0zb.
家父長制君主論、王権神授説で知られるロバート・フェルマーは、家族主義国家論の元祖みたいなものだ。東アジア父系直系家族どころの話ではない。トッドの絶対核家族の英国なのだから。
琴絵さんは、愛に契約を結びつける契機を相続だとした。
パンパンガールには、もちろん愛も相続もない。愛と相続の不在、もしくは、愛と相続からの解放がパンパンガールなのだから。
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083 2024/08/27(火) 08:31:34 ID:LrqR6d0zb.
フェルマーにしても、なぜ私的な家族がときを経て国家という公に成り果せるのかの説明はない。相続を契約で説明する琴絵流も破綻している。赤の他人の夫婦は契約して家族になるが、親子は契約して相続するのか?
社会契約論を取り込もうとしてしくじっているようにしか見えない。
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084 2024/08/27(火) 14:19:24 ID:LrqR6d0zb.
寓話を紡ぐことはできるが、理論的な完成度が低いのが社会科学だと言われればその通り。
未だに貨幣理論も未完成だ。社会とはエピソードの集合に過ぎず、実体無き「機能継続する何か」なのではあるまいか?
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085 2024/08/29(木) 14:54:27 ID:xTMXG0cC9I
086 2024/08/29(木) 20:46:03 ID:xTMXG0cC9I
仮面家族とは、病気である。ファミリーネグレクトという精神病だ。人間は、セルフネグレクトもするくらいに病むものだから。仮面家族になるタイプは、相互奴隷関係というほんものの愛を分からない。
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087 2024/08/30(金) 13:28:33 ID:J/in8ufmK6
愛の本質に近づくためには、サディズム、マゾヒズムは欠かせない。それと、未だ解明されたとはいえないキュートアグレッション。これらは例外事象や、逸脱事象ではなく、愛の本質なのだ。可愛さがヒートアップして、鎮静のために加虐行為に走るというキュートアグレッションの解釈は間違いだ。単なる可愛さから、愛へと転移を図るために加虐せざるを得ない。ネグレクトては正反対なものが、加虐である。ネグレクトか虐待だというのは、言葉遊びの類か、結果から遡行しての混同に過ぎない。
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088 2024/08/30(金) 15:31:30 ID:J/in8ufmK6
ネグレクトの方こそ病態であり、異常なのであり、少子化とは、文明的なネグレクト症状に他ならない。
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089 2024/08/30(金) 15:55:25 ID:J/in8ufmK6
現代のセックスワークとは、このネグレクト症状の一つであり、魂を殺した生業である。特異条件下に発現するものとは言えない点が、社会学的には興味深い。
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090 2024/09/01(日) 18:09:56 ID:QQr7hdkRvo
トルーマン・カポーティの1958年発表の小説「ティファニーで朝食を」は、今の日本で言う港区女子の話である。主人公ホーリーは、田舎出の十代の娼婦であり、路地には立たないがカフェソサイエティガール(ギャラ飲み請負女子みたいなもの)としてパパ活に勤しんでいる。
モデルはカポーティ自身の母親で、幼少期、彼は親戚やおばに預けられてネグレクトされ、母は男たちを渡り歩いて稼いでいた。
映画では、そこまで露骨に設定されてはいないが、ヘップバーン演じるホーリーには全く暗さはないどころか、自由で奔放な活力ある女性として描かれている。時代遅れな感じもない。
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091 2024/09/01(日) 19:22:30 ID:QQr7hdkRvo
義務、責任、自己犠牲、束縛、忍耐、支配……これが家族である。愛に昇華すれば、これこそが、生きがいであり、かけがえない喜びに転化する。
愛は、これらによって初めて起動する感情であり、他の条件をいくら揃えても発現しない。視床下部からのオキシトシンの分泌に作用するのかも知れない。
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092 2024/09/01(日) 21:13:36 ID:QQr7hdkRvo
>>20 「ティファニーで朝食を」にも猫が登場して重要な役回りを演じる。ホリーは、猫に名前をつける権利は自分にはないと考え、誰のものでもない猫は自由に解放してやるのが幸せなのだと信じてラストで猫を逃がす。
か、主人公にたしなめられる。カポーティが激怒したラストシーンがこれだ。
「ホリー、人のものにはならないと頑固に通すことに何の意味がある?
人のものになりあう事だけが幸福への道だ。
自分だけは自由の気でいても、生きるのが恐ろしいのだ。
自分で作った檻の中でいるのだ。
その檻はテキサスでも南米でもついて回る。
自分からは逃げられないからだ。」
https://garadanikki.hatenablog.com/entry/20220220/200...
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093 2024/09/01(日) 22:35:20 ID:QQr7hdkRvo
094 2024/09/02(月) 06:36:30 ID:slWawybRSo
中国人富裕層には同人ブーム。それに群がる日本人女性。
「Twitterで“同人はじめました”なんてアカウントを公開すると、1日で100件くらいDMが来るんです。そんななかで昨年末から急激に増えているのが、日本人の代理人やアテンダーからと見られる“絡みの男優が中国人でもいいですか? 販売ナシの個撮”といった内容のオファーです」
こう話すのは、これまで30本近くの同人AVに出演してきたヒトミさん(仮名・25歳)。前職はOLだったという彼女は現在、実家住まいの無職。それでも高級ブランド服を身にまとい、親バレを防ぐため「同人の撮影は午後5時まで」を条件にしているという。
「同人の場合、撮影者が日本人だと終わった後、“ガチ恋”モードになって口説いてくる人も珍しくない。断るとDMなどで延々と中傷されるという経験を何度かしたので、撮影者が中国人だからといって大きな不安はありませんでした。私の相手は日本語ができなかったので逆に会話に気を遣う必要もなく、絡みもフツーで時間通りに終わってくれたから、撮影自体はラクでしたね。コスプレ撮影などして、最後はゴムを着けての本番まで許可しましたが、4時間で15万円のギャラだったので不満はありません」(ヒトミさん)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/01161102/?all=1&p...
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095 2024/09/02(月) 06:45:59 ID:slWawybRSo
時代が変われば、ホリーも変わる。現代のティファニー女子はこうだ。
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096 2024/09/02(月) 10:10:08 ID:slWawybRSo
097 2024/09/02(月) 10:19:59 ID:slWawybRSo
098 2024/09/02(月) 11:37:53 ID:slWawybRSo
099 2024/09/02(月) 11:40:17 ID:slWawybRSo
これに対するZ李のアドバイスもありきたりだ。
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100 2024/09/03(火) 06:52:14 ID:NbbMmV7rfk
女には、バイパスルートがある。身体によって、決して出会えることのない世界(人)に出会えるバイパスだ。
昔から身分の低い田舎娘が帝に見初められ……みたいな話はいくらでもあり、藤原宮子、吉宗の母、浄円院など、なぜか、二人共紀州である。金銭報酬の高さよりも、このバイパスの魅力は抗い難い。
枕営業で地位を掴む。パンパンガールで米兵と懇ろになる。見初められ、お手つきされてのし上がる。この特殊ルートは、社会的トランスポゾンか、ってな具合である。
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102 2024/09/03(火) 08:00:23 ID:NbbMmV7rfk
ハイクラスなセレブと出会い場面チェンジを図りたいです……だろ。
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103 2024/09/03(火) 12:32:29 ID:NbbMmV7rfk
104 2024/09/03(火) 13:06:57 ID:NbbMmV7rfk
母に完全依存する赤子、赤子にかかりきりの母、これが原初的相互奴隷関係だ。母の愛が愛の元型だと言える。
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105 2024/09/03(火) 13:24:47 ID:NbbMmV7rfk
106 2024/09/03(火) 17:38:58 ID:NbbMmV7rfk
だが、相互とは言いながら子供は母に敵わない。子供が母と真に相互奴隷関係を結ぶためには、自らが母(或いは父)という生き物になるしかない。愛の連鎖がこうして生まれるが、毒親持ちは、このサイクルからはじき出されている。
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107 2024/09/03(火) 21:17:15 ID:NbbMmV7rfk
ちょうどいい。
トッドや橋本琴絵が家族を考察するに捨て置けなかったどころか中心に据えた相続とは何か?を考えよう。
おそらくは、これ(親子間相互奴隷関係の相互性)だからである。
決して等価ではありえない相互性を埋め合わせる仕組みだ。
同じようなものに、輪廻転生がある。もしくは貨幣交換がある。
>>84 のような敗北主義から脱するために、社会を考察する有力な武器が、交換理論だ。
交換理論のベースには、人類社会に普遍的に観察される互酬性がある。
あらゆる社会関係は交換関係であり、人類史は交換システムの構築の歴史である。
しかしながら、完全なる等価性はなく、実際の世の中は不等価、不均衡だ。だから、輪廻転生により、来世も巻き込んで等価にする。親からの恩は、自ら親になり子に与えることで相互になり、等価に釣り合う。未来を巻き込んだ等価だ。
これを一般交換と呼ぶ。相続とは恩送りと同じく一般交換の一種である。
因みに一般交換には、貨幣交換も含まれる。買い物をする時、商品と金銭は等価などではなく、金銭の受け取り手が、再び何かの支払いに金銭を渡すことにより、等価になる。恩送りでは受けた恩に等価だと信じる恩を誰かに与えることに等価が成立する。しかし、一般交換の等価は不安定だから、ひたすら延々と連続することが要請される。
輪廻転生は断ち切れず、相続は、千代に八千代に連なるが願われる。貨幣交換も同じだ。無限回、無数の商品と無数の人が取り引きする。
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108 2024/09/05(木) 21:13:30 ID:0soipqYNOc
逞しきヤリモクデリヘル嬢
痛快な性欲モンスター自伝
こんな猛女は、清々しい。
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109 2024/09/06(金) 09:51:31 ID:QFIlS9s4os
機能不全家族、アダルトチルドレン、共依存、毒親、ヤングケアラー
様々な概念、言辞が家族を包囲し、難癖をつける。これらは、標準家族を提案しながら、家族そのものをぶち壊す。
お盛ん日記のあかりさんの別作。
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111 2024/09/06(金) 11:53:05 ID:QFIlS9s4os
女郎屋に響きわたる高砂
「声なきものの唄」東陽楼お職巴太夫の祝言シーン。
感涙
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112 2024/09/06(金) 17:01:40 ID:QFIlS9s4os
[YouTubeで再生] パンパンガールや、敢えてパンパンガールにまではならずとも、米兵と接触できた職業に就いた若い女性達中には、恋に落ち、求婚されて後にアメリカに移住して移民になった者が5万人ほどいた。戦争花嫁だ。
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113 2024/09/06(金) 17:53:13 ID:QFIlS9s4os
114 2024/09/07(土) 08:43:17 ID:MpOKI1nCq6
世界文学に描かれた娼婦
脂肪の塊:人は誰かに犠牲を強いる
テリエ館:本当の聖娼婦
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115 2024/09/07(土) 09:47:37 ID:MpOKI1nCq6
娼婦文学の原点、「マノン・レスコー」アベ・プレヴォー
なぜか、フランスに多いから官能小説はフランス書院なのか?
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116 2024/09/07(土) 10:07:12 ID:MpOKI1nCq6
117 2024/09/07(土) 11:05:21 ID:MpOKI1nCq6
エミール・ゾラの「居酒屋」「ナナ」、印象派のマネ、ロートレックなどのモデルも娼婦であり、彼女らなくしては、フランス近代絵画も、フランス近代文学も存在はしない。谷崎も荷風も鏡花もないのだ。幕末の志士にも芸妓は伴走した。伊藤博文の妻梅子、桂小五郎と幾松は、後の木戸孝允と妻の松子。坂本龍馬のお元、大久保利通の愛妾お勇、西郷隆盛とお虎。
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118 2024/09/07(土) 15:21:29 ID:MpOKI1nCq6
クルチザンヌは私娼でなければならない。
デュマ・フィスの小説『椿姫』のヒロインのモデルとなったマリー・デュプレシもクルチザンヌだ。
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120 2024/09/07(土) 15:42:02 ID:MpOKI1nCq6
121 2024/09/07(土) 15:45:45 ID:MpOKI1nCq6
122 2024/09/07(土) 15:54:20 ID:MpOKI1nCq6
ここまで来ると、現代のハニトラ、女スパイまであと一歩。マタ・ハリやコーラ・パールはクルチザンヌの女スパイの代表格だ。
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123 2024/09/08(日) 13:42:45 ID:tm7aiYCUdw
124 2024/09/10(火) 20:06:09 ID:eYFYOgV2pA
125 2024/09/11(水) 12:33:53 ID:yBPap2iaJo
[YouTubeで再生] GIベビーを引き取り育てた施設が、岩崎家の3代目総裁久弥の長女澤田美喜の設立、運営した
エリザベスサンダースホーム。
陰謀論が大好物な層には、理解の範疇をこえているのか、動画のような闇を抱えた組織扱いもされる時代になった。大丈夫じゃない現代日本人。80年に満たない過去もフィクションの餌食。園出身者も健在なのに。
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126 2024/09/11(水) 13:05:59 ID:yBPap2iaJo
>>122 彼女らの元祖は、古代ギリシャのヘタイラ(高級娼婦)の一人、タイスだろう。
タイスとは?
古代の伝説的な女性。アテナイ出身の遊女(ヘタイラ)で、アレクサンドロス大王の寵を得、王をそそのかしてペルセポリスを炎上させた。
のちエジプト、プトレマイオス朝の祖ラゴスに嫁して7人の子をもうけたという。
同名の女性はキリスト教の聖人伝の中にも見いだされ、次のような話が伝えられている。すなわち彼女は、4世紀ごろのアレクサンドリアの名高い遊女であったが、隠修士パフヌティウスの導きでキリスト教徒となった。そのおり豪華な衣装や宝石類を惜し気もなく公然と焼き捨てたという。3年の修徳生活を経て、修道女となりわずか14日で没したが、聖女、悔悛者として尊崇された。
祝日は10月8日。おそらくこれはヘレニズム末期に成立していたタイス伝説のキリスト教的翻案と思われる。彼女の劇的な生涯は,後世しばしば作品化され。中世ドイツの女流詩人ロスウィータの戯曲のほか,近代ではA.フランスの歴史小説《タイス》(1889)やマスネーのオペラ《タイス》(初演1894)などがよく知られている。
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127 2024/09/12(木) 11:11:44 ID:fZADo0qo2.
128 2024/09/12(木) 11:14:40 ID:fZADo0qo2.
129 2024/09/12(木) 11:58:06 ID:fZADo0qo2.
メゾンクローズを提唱したアレクサンドル・パラン=デュシャトレは、娼婦が娼婦になる理由についても調査研究した。結論は、淫乱な女だからではなく、家庭環境と貧困、奢侈への憧れ、愛への渇望だというのだが、愛云々は間違いだ。彼女らが、変態男に嫌気してレズビアンに走ったり、ヒモをこさえて貢ぐに走る理由も、愛のためなどではない。愛の拒絶から娼婦になったからである。レズビアンやヒモは、愛ではないから慰みになる。19世紀の啓蒙思想もこの程度だと知っておくべきだろう。愛の正体が分かっていない。
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130 2024/09/12(木) 13:10:04 ID:fZADo0qo2.
貴族社会が壊れれば、セレブリティは大衆化し、マスコミのスターが最大の頂点になる。キラキラ輝き称賛され、憧れの的に上り詰める夢へのバイパス、プロ彼女。
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131 2024/09/12(木) 19:47:22 ID:fZADo0qo2.
>>107 自然な母性愛の相続を乗っとり、無理強いで財産相続の父系で模倣したことが、現代世界まで続く父系秩序のまやかしである。天皇制も直系男子にしか意味がないと思い込まなければならない。古代からY染色体が特別視されてきたかのような妄想が蔓延るほど重症なのは、父系家族制度が国家の礎だからだ。逆に父系家族制度さえ破壊すれば、国体は瓦解する。
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132 2024/09/14(土) 15:39:10 ID:wLxVC.1ZQk
愛の相続ができない男は、子供に金を惜しんではならない。財産、身分、地位といったものが、男が子に相続できるものだ。女は、愛のサイクルから外れたら、子作りは諦めた方が賢明だ。ろくなことにはならない。
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133 2024/09/14(土) 20:52:36 ID:wLxVC.1ZQk
134 2024/09/15(日) 06:40:37 ID:0TUl0pG54Y
譲り渡すべきものがない男
愛のサイクルから弾かれた女
これでは非婚、少子化は当たり前だ
偽物の愛と、偽物の財貨で埋まらない心が彷徨い、依存症にすり替わる。セックス依存症、金への執着。
元々愛は依存症だから、依存症の何が悪い?と開き直れる。安楽死を巡る葛藤だって共依存ゆえだろう。借金してでも浪費するから経済は回る。
ああ、その依存症が公に連なるのならば、何の問題もないよ。ただ、人口は減り続ける。
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135 2024/09/18(水) 11:32:47 ID:9NeNf8dr6s
たかだか30前の男女に家族経営の重責を丸投げする社会は不健全に違いない。家族が公に連ならない時代には、個人が家族を作り得ない。
10代までに読むべき漫画を上げておこう。
沖田×華の「透明なゆりかご」。
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136 2024/09/19(木) 21:37:05 ID:MzKWKHrbC6
137 2024/09/20(金) 11:03:52 ID:Cni4tcvu2.
138 2024/09/22(日) 09:23:50 ID:ZMO2RgP1D2
なんでパンパンガールの話が妊娠、出産の話になるのかわからないが、かなり前にドラマにもなった「コウノドリ」も必読漫画だな。命、生きるが共通項で、男女、家族が、核心部だ。パンパンガールも命を燃やし生きる女だが、家族が欠落している。
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139 2024/09/22(日) 09:48:18 ID:ZMO2RgP1D2
140 2024/09/22(日) 09:51:20 ID:ZMO2RgP1D2
父親の言葉を借りれば、おばあさんは「横須賀で女をやってた」。そういう言い方をされたら、僕もそっかって。大阪でも田舎の方にいたので、そういう仕事が存在するってちっさい頃はまだわからない部分があった。
中学二、三年の頃からだんだんわかってきて、それはそうやなと。そしたらこっちも父親に「おばあさんってどんな仕事してて、どんなして知り合ったのかな」みたいな話を聞いたりして。父親は「アメリカの兵隊相手に女をしていた」みたいな言い方で、なるほど、そうかそうかと、そんな感覚やったかなあ。
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141 2024/09/22(日) 09:58:19 ID:ZMO2RgP1D2
自分の話をするときにおばあさんのことを話すウエイトがこの1、2年でちょっとずつ大きくなってるんですよ。今までは自分の話をするときに、「自分のルーツ イコール アメリカ人のおじいさん」で、そこを掘り下げていかないといけないと思っていたところがあって。
でもちょっと待てよ、おばあさんもめちゃくちゃ頑張ってきてるよな、と思い始めた。おばあさんにだんだん申し訳なくなってきて、ごめん俺、色々考えたらおばあちゃんのこと尊敬してるわって。
女性より男性の方がどう考えても強いっていう戦後の社会において、大人の男が右往左往していた、日本自体が右往左往していた時代に女性が体ひとつで、自分の母親と子どもを食わせていた。今の時代でもきついじゃないですか。
だから着目するべきは、じいちゃんだけじゃなくて、ばあちゃんの方だったんじゃないのかなって。今は行く先々で、「僕はおばあさんのことを尊敬してる」って絶対言うようにしている。売春、体を売ること自体を良いか悪いかっていう次元の話ではなくて、素直に、おばあさんがその時代を生き抜いて、自分が生き抜くだけじゃなくて親と子どもも生き抜かせて…。
そのうえで、僕はおばあさんのおかげで生を授かってるって、すごく感じるんですよ。そのことはね、絶対言うようにしていて。ただそれに比例するようにしてね、おじいさんのことを話すウエイトが若干減ってきているような気がしている(笑)。今まではおじいさんのことばっかり言ってたなあって。
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142 2024/09/23(月) 07:23:17 ID:f7hltW5m0w
浅野忠信も祖母が米兵。
ウィラード・オバリングは、第二次世界大戦時(1946年、18歳時)以降、アメリカ陸軍の料理兵であった。戦後、日本に駐留し、配属された横浜市にて浅野の祖母である浅野イチ子と出会う。
芸者であったイチ子は、ウィラードより15歳年上の38歳で、戦後、満州の大連市から帰国したが、故郷・広島が原爆で壊滅したため、仕事を求めて上京していたという…。 やがてふたりは結婚し、1950年(昭和25年)9月23日に長女・順子(忠信の母)が生まれた。
その後、ウィラードはアメリカ軍の引き揚げに伴って帰国する際、イチ子と順子の渡米を強く望んだが、イチ子はこれを拒んで日本にとどまった。
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143 2024/09/26(木) 13:08:39 ID:GRLx37eZlA
144 2024/09/26(木) 18:03:48 ID:GRLx37eZlA
145 2024/10/20(日) 20:04:48 ID:6qFwqJmPdM
146 2024/10/23(水) 15:44:46 ID:imJDuLhuJg
147 2024/11/29(金) 19:09:01 ID:p5/bVLOFuk
日本は他の先進国と比べても性産業が盛んなんでしょうか?
ハイ盛んです。非常に盛んでしかも産業として高度に発達しています。
この点、欧米はかなり発達が遅れている国、東南アジア各国は産業として成立しているが高度ではない国、イスラム国は性産業が非合法で成り立たない国、です。
>だとしたら理由はなぜでしょうか?
宗教的規範の違いです。特に一神教の文化は家父長制主義が強く「女性に対する規範が大きく」逆に仏教国はこれらの規範が緩く「女性が自由に自分の性を売れる」のです。
よく誤解するバカがいますが、男尊女卑で家父長制が強いとむしろ性産業は規制が強く、女性の権利が男性並みの国だと性産業は盛んになります。
日本は世界の中でもかなり性的規制が緩い国で、それは「男性が女性の性を管理しないから」です。
実際、江戸時代の文献をみると、女性達は「自分達の判断で自分の体を売る」ことを普通にしていました。そして重要なのは「自分の体で得た収入は自分のものになる」という原則だったことです。
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148 2024/11/29(金) 19:10:44 ID:p5/bVLOFuk
逆に欧米では19世紀まで女性に財産権や契約権が無かったので、女性達が売春をすること自体「家父長による契約:と「売上は家父長の財産」という形になってしまっていました。
ですので、欧米では自由な女性市民が売春することはほとんどなく(少なくとも公然と売春することはなかった)、売春婦は奴隷であることがほとんどでした。
なので、奴隷制が無くなった現代では欧米では性産業が成り立たず、個人の売春(つまり立ちんぼ)ぐらいしかできないし、そこにキリスト教の「処女信仰」の価値感で「性を売ることのタブー」が強くなるのです。
だから欧米ではほとんどの場合、産業として性風俗は成り立たたないのです。
逆に東南アジアの国では小規模な性風俗店が立ち並ぶ地域が必ずあります。
興味深いのは、かつて児童買春の温床だった強制労働(事実上の児童奴隷)を排除したところ、地元の若い女性達が性風俗の担い手になった、という点です。
これはつまり「女性自身にお金が入る保証があること」と「性を売ることがタブーではない」ということを意味しているわけです。
日本は上記のようにこれらの先進国?です。
江戸時代には、茶屋で働く町娘や宿屋の女中などが同時に売春婦でもありました。そしてそれを踏まえて「美人画」と呼ばれる絵が売られ、美人ランキングまであったのです。
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149 2024/11/29(金) 19:45:29 ID:p5/bVLOFuk
現代でいえば「推しとセックスしてお金を援助してもらう地下アイドル」がそれで、もちろん握手券=茶屋で高額なお茶代を払う推し活も普通にありましたが、今と昔と「日本女性の性の奔放さ」は変わらないし、そもそもパパ活なんて言葉が普通に通用する日本社会の「性への寛容性」は世界的にみてめずらしいぐらい「緩い」のです。
この緩さが日本における性産業の発展や、コンビニにエッチな本を置くようなことになるし、パパ活やトーヨコの立ちんぼという現象につながっているのです。
日本以外の「先進国」はほぼすべてキリスト教の国で「処女が一番偉い」のですから、風俗嬢なんて女性として下の下のランクになるのは当然だし、みんなそういう立ち位置だと思われたくないから、大ぴらな性産業は発展しません。
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150 2024/12/05(木) 16:05:12 ID:bxWnQperf2
遊女たちは家族を救うために身売りした孝行者として、周りから非難されたり社会から蔑視されることはなく、年季が明けたら差別を受けることもなく普通に結婚する遊女もいたという。
明治政府は当初遊女屋を問題視せず上納金を納めさせていた。
外国の価値観を取り入れたり、国際問題として指摘され、芸娼妓解放令が交付された。
遊女屋は貸座敷と名を変えて残り、遊女は自分の意思で営業しているという建前に変わったが、遊女の意思は尊重されなかった。
キリスト教的倫理観が入り込んだことで、遊女に対する差別が生まれ、遊女自身が自由廃業を求めるようになった。政府は娼妓取締規則を制定し、遊女の自由廃業を公式に認めた。
ここでも明治維新以降に差別が始まっているんだな。
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151 2024/12/05(木) 16:21:47 ID:bxWnQperf2
身売りをしたお安は花岡という源氏名で遊女をしていたが、母と兄弟姉妹の生活を案じ、客からもらった祝儀は自分の飲み食いやぜいたくにはいっさい使わず、毎月、金二分とか三分を送金し続けた。総額は五十二両にも及んだ。
また、お安は先輩の遊女を立て、楼主夫婦の言いつけも守るなど、吉原でもはなはだ評判がよかった。
この評判を聞きつけ、北町奉行所は安政四年五月二十六日、
「遊女の身にて母へ孝養を尽し、兄弟共へ慈愛を加え候段、別して奇特の義に付き」
として、花岡ことお安に銀三枚の褒美にあたえた。
この顕彰に、つぎのような落首が出まわった。
孝行でつらき流れに沈むとも今は朽ちずに開く花岡
一般の人たちは、身売りされてしまった遊女に対して同情的な視線を向けていたのだろう。その反面、遊女たちを束ねる楼主は批判の対象となった。
楼主は「忘八(ぼうはち)」と呼ばれ、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の八つの徳を忘れたという意味で蔑まれ、中には境遇を嘆き、自殺した楼主もいた。
世間は同情を寄せたとしても、遊女の暮らしが楽なはずはなく、性病や堕胎で落命もし、葬式も出されない。差別はなくとも人権はなかったからだ。
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152 2024/12/18(水) 21:47:26 ID:BtZLUEEtQc
宿場は北から歩行新宿、北本宿、南本宿にわかれ、旅籠の数は93軒、本陣1軒、脇本陣2軒。品川宿は、奥州・日光街道の千住、中山道の板橋、甲州街道の内藤新宿と並んで江戸の四宿とうたわれたが、宿場というより遊興街に近い。多数の飯盛女を抱えて、彼女らに春を売らせていた。
幕府は、いくたびも禁令を発して取り締まりに躍起となったが、効果は上がらなかった。どだい、飯盛女なしでは旅籠はおろか宿場の経営そのものが成り立たなかったのだ。天保15(1844)年には、規定の3倍近い1348人の飯盛女がいた。
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153 2024/12/20(金) 12:41:56 ID:TQyCCBILZc
兵庫県知事選挙で買収が取り沙汰される女社長、折田楓が、「日本人不倫好き過ぎ問題」とかのたまった動画が掘り起こされて、こぼれ話ネタに事欠かないが、日本人は、潜在的母系制なので、父系制の鎧が邪魔且つ弊害。日本の性風俗は、母系制的自由恋愛の補完的役割があるため、女性は積極的である。
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154 2024/12/20(金) 13:32:40 ID:TQyCCBILZc
[YouTubeで再生] かつては女性の男千人斬りがあったことを知らない人が多すぎる。そういう地域もあったやろ、ではなく、地域ではなく、全般に夜這いやら盆踊りが放埒に繰り広げられていたことを、当時の読書階級、後世に文字記録するご維新後に遠慮して憚っただけ。幸い昭和高度経済成長期まで夜這いや盆踊りの性の無礼講が絶滅を見なかったがゆえに、赤松啓介などの異端の民俗学者に見つかってしまった。日本のエロ産業は伊達じゃない。HENTAIが英語になった日本語であるばかりじゃなく、洋物の喘ぎ声まで、シーハーオーイェーㇲからアンアンに変えてしまうほどw
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155 2024/12/21(土) 11:29:45 ID:eYHULoLdB2
母系制ならば女性の地位が高く、性的自由、不倫や浮気にも寛容かとえば、さにあらず。狩猟採集社会や焼畑農耕社会までは、母系制が適合的なのだが、農機社会や牧畜社会でも、母系制が残存している場合はある。だが、親族、家族社会だけでは完結せずに、その上に地域共同体が聳え立つことが多く、共同体支配が、親族ユニットに干渉し、不倫への制約ルールを課すのだ。こうした共同体のリーダーは、男性がなり、また、イスラムなどの男尊女卑宗教に染まって社会規範を構築するケースもあるから、母系制が例外なく女性の自由恋愛を保証するわけではない。共同体が男性支配原理を導入し、管理統制を始めてしまうと、インドネシアのミナンカバウ族や、インドのカシ族、メラネシアのトロブリアンド諸島、北米イロコイ族、ナイジェリアのイボ族みたいに母系制要素があっても女性の性的自由は制限されてしまう。
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156 2024/12/21(土) 11:49:40 ID:eYHULoLdB2
インド、ミャンマー国境のナガ族は戦闘的な母系制社会だから、女性に性的自由はない。雲南のハニ族は、母系制なのに棚田を作る農耕民族だが、女性の性的自由はおおらかだ。
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157 2024/12/21(土) 11:55:48 ID:eYHULoLdB2
長江源流域に住まうハニ族は、鳥居に似たものがあったり、高床式住居であったり、日本人のルーツではないかという学者もいる。
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158 2024/12/21(土) 12:18:39 ID:eYHULoLdB2
[YouTubeで再生] 納豆、歌垣、多神教アニミズムなど、古代日本との文化的共通点をもち、弥生時代人骨は、ハニ族に酷似している。ハニ族の先民は古代の和夷であろうといわれている。和夷は、和泥・和蛮とも称され、古羌人が分かれたもので、4世紀から8世紀に雲南西南部に移動した。
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159 2024/12/22(日) 08:24:33 ID:/u6ds/DvKE
鳥居に似た門をもつのは、ハニ族ではなかった。
ハニ族と元々同一民族なのに、ラオス、ミャンマー、タイに分布するアカ族は、焼畑農耕民なのに父系制である。父系、母系は、固定的ではなく、環境や生業スタイル、隣接部族との対外関係、流転の歴史、上位共同体の有無などで変転しやすいのだろう。アカ族の場合は、規律の厳格なアカ族の道という信仰体系をいつの頃からか育て上げてきた。
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160 2024/12/23(月) 16:10:21 ID:.xnV4sLFeI
昔GI、今中国人売春ツアー
2度の敗戦なのか?
塩村氏は同委で、「海外の新聞に相次いで、日本がアジアの新しいセックス観光の首都として紹介されている。歌舞伎町で路上売春する日本人女性が来日した中国人らを相手にする現状を報じている」と説明した。
これに対し、岩屋氏は「女性が他に選択肢のない状況に立たされ、性的に搾取されるようなことは、人権の観点からもあってはならない」と指摘。「困難な問題を抱える女性に対する支援をするのが非常に重要だ」と述べた。
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161 2024/12/23(月) 22:44:12 ID:.xnV4sLFeI
東京女子大学の青山なを賞を『占領下の女性たち ―日本と満洲の性暴力・性売買・「親密な交際」』(岩波書店)で受賞した平井和子氏は、受賞講演を行い、新宿での「たちんぼう」や「現在のからゆきさん」を生み出しているのは、現代にも続いているジェンダーに基づく性搾取構造であることを忘れてはならないと締めくくった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48da14d4d66a88c0c90d3... 何でいつまでも性詐取構造でしか語らないかねえ。頭悪過ぎ。性搾取言っていればいいんでしょ、みたいな堕落、怠慢、思考放棄が如何に問題解決を遠ざけているかを考えるなら、立派な罪悪である。
アメノウズメノミコト、出雲阿国、静御前といった系譜が日本にはあるだろうに。
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162 2024/12/24(火) 09:45:28 ID:vvtE7t5pbc
白拍子、巫女舞、祇王、采女、武蔵家刀自、祇女、祇園女御……
「遊女はまた一派の巫女である」柳田国男
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163 2024/12/24(火) 10:22:44 ID:vvtE7t5pbc
164 2024/12/24(火) 17:29:35 ID:vvtE7t5pbc
>>100 平清盛は、白河法皇の御落胤。母親は、白拍子の祇園女御とされてきたが、
実際の生みの母は祇園女御の妹であって、姉に仕えているときに、法皇に愛されたのだという説が有力になった。どちらも白拍子。
後白河天皇の今様の師匠乙前も白拍子。
白拍子は、天皇、上皇の周りに容易に取り入り、子もなしたのだから、恐るべし。
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165 2024/12/24(火) 17:49:37 ID:vvtE7t5pbc
遊女が天皇や院、公家らに寵愛されて子を産んでいる。その子が昇進を果たし、近世以降のような遊女への差別性はほとんどない。今様を愛した後白河上皇(1127~1192)は江口の遊女だった一﨟丹波局(いちろうたんばのつぼね)との間に皇子をもうけた。遊女が母親だった公家は、一条信能(1190~1221)や徳大寺実基(1201~1273)、武士では源為朝(1139~1170)らが分かっている。
遊女とは、広い意味では傀儡や白拍子を含んで、広く歌舞を行う女性芸能者を指す。狭い意味では、水上交通の要路に住み、小舟に乗って旅客のいる船に近づいて遊芸に興じた人たちだった。
今様に、
遊女の好むもの 雑芸 鼓 小端舟 簦翳 艫取女 男の愛祈る百大夫
小端舟は、さきの大江匡房の遊女記の廓船だ。
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166 2024/12/24(火) 18:28:31 ID:vvtE7t5pbc
義朝の側室、義経の母、常盤御前も近衛天皇中宮、九条院雑仕女という氏素性明らかならざる最下級召使。ただし、お手つき上等である。
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167 2024/12/26(木) 08:17:34 ID:czCTmXCq5U
フジテレビのパン呼びアナウンサーは当局慣例の例の性上納システムに由来するとかしないとか……
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168 2024/12/26(木) 14:16:45 ID:czCTmXCq5U
既存性産業の枠を飛び越えた同人AV個撮モデルやら、同伴喫茶やハプニングバーからの流れか、ギャラ飲み、ラウンジガール、枕営業、色恋営業、パパ活、推し活、乱交パーティー、性上納など。必ずしも男がリードしているわけではないという視点が大切やな。性搾取じゃないから盛んに簇生するんだな。
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169 2024/12/27(金) 08:09:22 ID:Sxh66qBBnw
遊女にまで子を産ませた挙句に官職不足で増えすぎた王臣子孫、王臣家人を地方に飛ばし、中でも関東から東北の利権豊富な地帯に扶植された王臣家が、富を蓄え、逆心を抱くを警戒し、征夷大将軍を送り込むことしばしばで、戦慣れした武闘組織が育ち、関東武士団が出現に至る。
つまり、蝦夷と遊女が武家政権をもたらしたわけでありんす。歴史とは奇なるかな。
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170 2024/12/28(土) 09:51:05 ID:Sxh66qBBnw
現在の父系一夫一妻制がポンコツで、人類の本性に見合っていないから、ヤングケアラー、家出、不倫、少子化、子殺し、堕胎、母体リスク、離婚、妻の家政婦化、女性のモノ扱い、性加害、性上納、トロフィーワイフ、シンママ貧困再生産がもたらされたのだ。少なくとも生活や出産、育児、人間形成にあまり寄与してはいない。父系一夫一妻制は、戦争には相応しい家族形態であったわけで、それがボロ負けを喫して価値が崩壊、転倒した終戦後に、面目丸つぶれの男たちに代わり、パンパンが自由に咲き誇るのは当然。戦後はずっとこれが継続中なのだから、女性の犠牲、子供の犠牲が目立つとなれば、いつでも父系一夫一妻制はぶっ壊せる。
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171 2024/12/28(土) 20:10:39 ID:Sxh66qBBnw
[YouTubeで再生] 深田萌絵が珍しく性接待問題に切り込みます。
どうしたって営業力をつけたければ色恋営業に帰着するのが世の中なのは、何も芸能界だけではないんだよ。外資もそう。女性自身もそれは分かって世を渡る。
男女がいて、商取引をし、契約を結ぶ所にセックスあり。AVだけの世界ではないんよな。女性も自覚的に利用して成績を上げるのが有能なのだ。
性だけ売るなら遊女だが、性をだしにビッグディールを成功させればやり手だ。ハニトラは政界だけに非ず。
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172 2025/01/08(水) 20:01:51 ID:6nTrSNu1.c
意外と売春や枕営業は女性の自発的選択行動であり、性搾取は、それに絡みたがる男女による
(普遍的にいかなる業態にも観察される)一層儲けを太らせるための管理行動=マネジメントだという視点が大事。周りを固めるサポーターには、アテンダー、遣手婆、楼主、廓主、女衒、手配師、内儀、番頭などいろいろあるが、結局は枕営業に乗っかる世話人、メタ枕営業、後出しハニトラなり、何と呼んでも構わないが、あやかりサポである。加齢とともに失われる商品価値への対応不良や期待収穫失注は自己マネジメントである二毛作、三毛作を生み出す。
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173 2025/01/08(水) 22:34:40 ID:6nTrSNu1.c
単独でやるより成果を大きくし、危険回避も出来るマネジメントが正当化されうるとしたら、実入りが増えることに尽きる。公平公正な分配率などは予め決まってなどいない。搾取だなんだと叫ぶのは、このビジネスモデルを丸ごと葬り去りたいが故の根拠なきイチャモンだ。あらゆる交換には、等価性はないが、それでも人は交換する。交換を搾取だなんだとクレーム付けるなら、交換自体が成立しない。マネジメント分配も同じ。
売春、枕営業は、自由意志、自己決定権行使。それらを利用する聡いもの達はマネージャー。マネジメントの正当性は単独時以上の実入り。
ゆえに、もし、売春や枕営業を否定したければ、それ自体の悪、反社会性、有害性を証明しなければならない。強制やら、搾取やらは根拠たり得ないからだ。
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174 2025/01/08(水) 23:18:41 ID:6nTrSNu1.c
集団内、組織環境下にある個人には完全なる自己決定権などない。だからといって自発性には疑義は生じない。なぜなら、人間の自発性は、常に社会的なものだからだ。
個人が組織や社会の中で意思決定をする際、その選択は常に環境との相互作用の中で形成される。環境の制約や期待に応じて最善と見える選択を行うことは、「自発的でない」のではなく、「社会的に媒介された自発性」であると言える。
すべての行為は何らかの社会的・経済的文脈の中で行われるため、「完全に自由な選択」など幻想。そのため、社会的背景を理由に自発性を疑うこと自体が無意味。
自由や自発性を安易に疑い、免責したり、強制性を誇張したり、搾取性を決めつけたりしてはならない。境遇や状況には、同情すべき斟酌は働くにしても、自由が奪われていることに対する憐憫ではなく、境遇そのものへの哀憐だ。
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175 2025/01/09(木) 08:53:50 ID:TI3J7HVtbo
176 2025/01/09(木) 09:23:17 ID:TI3J7HVtbo
177 2025/01/09(木) 09:39:19 ID:TI3J7HVtbo
典型的な娼婦=性奴隷史観だ。
自発性や自由意思がないと決めつける。
不幸な境遇ゆえに自由も奪われていると見下す。何人たりとも制約条件なき自由など存在しない。
マネジメントの良否は、現代も江戸時代も変わりはしない。ブラック企業はいつの世にもあるが、持続可能性が低く廃れる定め。評判と裏腹に栄え、潰れないブラック企業には良いところがあるに違いない。
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178 2025/01/09(木) 09:55:47 ID:TI3J7HVtbo
>>169 後鳥羽上皇の妾、白拍子の亀菊への寵愛から承久の乱が起きた。武家政権成立の転換点。
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179 2025/01/09(木) 11:40:01 ID:TI3J7HVtbo
180 2025/01/09(木) 11:55:07 ID:TI3J7HVtbo
西の京島原には二代目吉野太夫。近衛家当主近衛信尋と争った末に本阿弥光悦の従甥孫灰屋紹益に身請けされた。
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181 2025/01/09(木) 12:54:55 ID:TI3J7HVtbo
集娼制=遊廓をマネジメントゆえに搾取と非難し、性奴隷とまで悪しざまに罵る似非紳士淑女諸氏は、フリーの街娼、私娼はどう評価するつもりか?健全なる自己決定権に基づいた尊厳ある行動なのか?貧困や借金を探し出して社会や悪徳ホストクラブに帰責するのか?主体性を奪い、木偶の操り人形並に自己がない免罪免責人間扱いは失礼な人権侵害であろう。本当の性加害、犯罪的性被害があるんだから、余計な話題そらしはやめて逃げずにそっちに向き合えと言いたい。集娼制管理志向は素晴らしい知恵だという理由で私娼は批判されるべきだろう。フリーの方が取り分が増えるケースはあれど素晴らしいパフォーマンスや業績を上げる例はさほどない。
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183 2025/01/11(土) 08:22:41 ID:cEj0vqlUxs
太夫🆚白拍子
マスメディア🆚SNS
みたいな話になってきたな
局アナ🆚フリーアナ
社畜🆚フリーター
CEO🆚億り人
管理マネジメントによる利益拡大か、
自由自己管理による利益確保、分配問題回避か。
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184 2025/01/11(土) 21:49:49 ID:cEj0vqlUxs
性産業は、収獲逓増産業ではないから、マネジメントする理由は搾取ではない。治安維持と娯楽で金を吸い上げるためだ。公営カジノと似た動機である。無償でこそないがパンとサーカスの類である。成長は必要ないが金は回したい場合に、女と賭博で金を回そうとする。推し活ブーム推進と同じだ。ブランディングは可能だし、ブランディングくらいしかできない産業だと言える。
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185 2025/01/12(日) 08:53:28 ID:ocXw9HIAJ2
[YouTubeで再生] 戦前の日本、父系制秩序から弾かれて横浜のチャブ屋で働くシングルマザーと息子の悲劇。母の名誉のために戦う息子は亡くなり、ヤクザの男は欠けた父親のピースに離れなかった。
恋も忘れて 1937年 桑野通子 佐野周二 松竹映画
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186 2025/01/12(日) 09:00:01 ID:ocXw9HIAJ2
松竹映画は、ただの娯楽作品ではなく、日本社会の家族像や父親像の変遷を映し出す文化的な記録ともいえる。特に家庭内での父親の役割を通じて、時代ごとの価値観や家族の在り方を描き続けた点が特徴的だ。父系制秩序の変遷を映してきた。
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187 2025/01/12(日) 09:22:07 ID:ocXw9HIAJ2
ターニングポイントは、どうやら白拍子が活躍した院政期。
貴族も武士層も院政期以降一夫一妻妾(さいしょう)制となり、妻は家内の統括権をもった。
武士層の妻は、実家と婚家先の結合の要(かなめ)となり婚姻関係を基盤にした武士団が形成された。また、13世紀中ごろまでは僅少(きんしょう)ながらも女性の相続権があり、軍役も奉仕する所領所有と実家の勢力を背景に妻の立場は強いものであった。以後、女性は主として一期相続となっていき、しだいに相続権がなくなるが、自己労働などによる財産所有権は中世後期まであり、妻の発言権を支えていた。
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189 2025/01/13(月) 09:29:31 ID:707ru1cMQQ
江戸で江戸時代初期に芝居と遊廓とが分離した。
今明治座がある浜町、人形町辺り(日本橋葺屋町)が元吉原(葦原)だったが、一部が芝居町へと転換し、芝居から女性が排除されて女歌舞伎✕→若衆歌舞伎✕→野郎歌舞伎へと変遷する傍らに遊廓が育った。天保の改革まではこちらが芝居町で、改革で1842年に浅草へと移転された。新吉原は、それより早く、1657年に明暦の大火を期に現在の浅草の北の位置(千束)に移転されていた。
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190 2025/01/13(月) 12:37:43 ID:707ru1cMQQ
191 2025/01/13(月) 15:18:30 ID:707ru1cMQQ
クラシックバレエもまたドガが描いたように、売春と紙一重であった。17世紀後半ぐらいから女性バレエダンサーは舞台に立てた。パトロンが金で買う対象だったのだが、バレエだけでなく演劇もいかがわしいものとして女優が舞台に立つことは18世紀啓蒙思想が流行るまでは御法度であった。
市民革命後、再び娼婦の売春斡旋みたいな姿に回帰してしまう。第三共和制以降のフランスのバレエの質の低下は著しく、にわか成金男性がバレリーナを愛人にすべく「品定め」に来るような催しに成り果てた。
かつて日本の売春を生業とする賤民の出現に関して、遊行者が大陸から日本へ渡来して白拍子になったとか説く者もいたが、それは誤りだ。
洋の東西を問わない古代からの男女の妙である。
古代から雑劇(ミモス、ミムス)では、女性が役者になれた。旅芸人などでも女優がいたが、なぜ演劇やいかがわしいものとされていたかというと、女優は同時に売春も行っており、寸劇や軽業の興行で客を集めて、その客を性行為をして報酬を得ていたからだ。
それで女優イコール売春婦というのが近代まで続き、だからしばしば女性が役者をすることが禁止されたのだ。これは日本の歌舞伎や浄瑠璃(女浄瑠璃)でも同じで、風紀を乱すというのが理由。
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192 2025/01/13(月) 15:27:56 ID:707ru1cMQQ
演劇界や芸能界、映画界に不同意性交犯罪が横行するのは、無理からぬこと。人間だから、としか言いようがない。父系制の箍が緩めばトー横状態になるのも致し方ない。「べらぼう」でヌード死体役を務めたAV女優の一人、藤かんなが、クラシックバレエを出汁に自己アピールするのもバレエらしいわけだ。
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193 2025/01/13(月) 16:00:53 ID:707ru1cMQQ
Metoo運動は、本来女性が行儀のいい生き物ではないことを無視している。
性被害を理由に「枕営業」や性的取引をすべて否定することは、女性自身の自由を制限する動きにもつながり得る。「性被害」を正当化の手段として用いることで、女性の行動範囲や選択肢が狭められるという点において、MeToo運動が結果的に父系秩序再強化、規範強化の役割を果たす可能性がある。レイプごときでPTSDにならない社会の方向性もあるはずなのだが、最初からそっちは切り捨てられている。レイプされてもあっけらかんとしている
>>190 のトー横ギャルの精神は、オルタナティブである。
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194 2025/01/13(月) 17:25:38 ID:707ru1cMQQ
芝居町と吉原を分離したように、芸者と遊女も分離するのが幕府の方針であった。
「芸者」という名称:芸者の原型は、男性の「幇間(ほうかん)」や「太夫」といった人々。彼らは宴席で芸を披露する役割を担い、後に女性芸者が登場する。
吉原遊廓の規制:
吉原では、遊女以外の女性が遊廓で働くことを厳しく制限していた。そのため、芸者は遊廓の外側で活動することが増えた。
一方で、遊廓内で働く芸者は、遊女との区別が曖昧なままだった。
法令による分離と「芸者=芸のみに専念」の規範化(18世紀中頃~後期)
1740年代(享保年間)以降:
享保の改革(徳川吉宗の改革)の一環として、風紀の取り締まりが強化された。この頃から、遊女と芸者の役割分担がより厳密に求められるようになった。
具体的には、「芸者は性的サービスを行わないという規則が定められた。
1779年(安永8年):「芸者置屋」の公認
江戸では、芸者の活動を管理するために「芸者置屋」の登録制度が導入された。これにより、芸者は遊廓外で活動する独立した職業として認められた。
芸者置屋が公認されたことで、芸者は性的サービスを行わないことが明確に定義された。
江戸幕府の規制強化
幕府は「芸者が遊女的な行為に手を染めること」を禁止し、違反した場合には罰則を設けた。
同時に、「遊廓以外の場所での性的取引」が厳しく取り締まられるようになり、芸者が性的サービスを提供することが減少した。
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195 2025/01/13(月) 17:28:50 ID:707ru1cMQQ
196 2025/01/14(火) 13:10:13 ID:KRAZqGpbjg
私娼には、散娼(さんしょう)と集団娼(しゅうだんしょう)の二種類がある。散娼は組織によって身の安全を守ることをせず、多くは個々の意志によって、その営業地域を選択する。狐影悄然と街頭に立ち、客の袖を引く者あり、水茶屋女のひそかに男をたらすあり、出合い茶屋を舞台に稼ぐ者、橋下や苫船(とまぶね)をねぐらとして出没する者、これらはすべて散娼であるが、一方一定の地域に蝟集(いしゅう)して、いつか密淫売の組織を形成するものがある。多くは神社・仏閣の門前町に巣喰い、休茶屋・水茶屋・を揚屋(遊女のために提供される座敷)として営業する、あるいは、埋め立て新地の料理茶屋が、当局のお目こぼしによって売女を置きこれを基盤として花街を形成する場合もあった。
こうして、江戸の売娼地帯は、次第にその規模を拡大していったのである。当時これらの私娼屈を総称して岡場所と呼んだ。
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198 2025/01/14(火) 22:29:34 ID:KRAZqGpbjg
明暦の大火で遊廓は新吉原に移転したが、芸妓たちは富岡八幡の門前町深川に移転し、岡場所を形成した。
深川芸者は「羽織芸者」、「辰巳芸者」と呼ばれ、粋と張り、意気地を売り物にし、公許遊廓の吉原では娼妓が上位、廓芸妓が次位に対し、深川は芸妓が上位で娼妓は次位であった。九鬼周造の「いきの構造」は、この深川の辰巳芸者の粋、婀娜に基づく。
芸は売っても身体は売らぬ意気地で鳴らし、芸者のイメージを確立したのが辰巳芸者だと言える。だが深川の場合、売春をするものが多く、「二枚看板」とも称された。深川は隣接する木場の材木商を相手に商売し賑わった。
天保の改革で江戸四宿(千住、板橋、内藤新宿、品川)以外の岡場所が潰されてからは日本橋、柳橋などに散って寂れ、明治時代に根津から移った洲崎遊廓が賑わうと共に復活するも、太平洋戦争で焼失、売春禁止法で廃絶。だが、2015年から深川の花街は復活し、現時点での置屋は1件のみ。外国人初芸者であるオーストラリア人・紗幸(オックスフォード大卒博士の人類学者兼芸妓の二枚看板)を中心に活動していたが、紗幸は2023年死没。
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199 2025/01/16(木) 06:57:46 ID:.x9lChG.GM
200 2025/01/16(木) 09:41:22 ID:.x9lChG.GM
洲崎パラダイス赤信号 1956年 日活 川島雄三監督
現東陽町の洲崎遊廓の外に繰り広げられる下町人情物。戦後地に落ちた男の再生を描く。
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201 2025/01/18(土) 07:52:02 ID:BhOI3StjBM
>>200 轟夕起子は戦前からの宝塚出映画女優だが、この作品で人情味ある居酒屋の女主人を演じていて素晴らしい。
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202 2025/01/18(土) 07:59:56 ID:BhOI3StjBM
>>201 この繋がりで言うなら、肉体の門の第一回映画化監督は、轟夕起子の夫のマキノ雅弘、主演は轟夕起子だった。吉本興業の第一回映画作品でもある。
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203 2025/01/18(土) 08:12:11 ID:BhOI3StjBM
マキノ雅弘、轟夕起子夫婦の息子が沖縄アクターズスクール創設者のマキノ正幸。安室奈美恵、SPEED輩出で90年代を席巻したのは、周知のと通り。
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204 2025/01/19(日) 19:36:45 ID:sBqSClkw8k
205 2025/01/19(日) 20:38:45 ID:sBqSClkw8k
必ずしもキラキラポエムだけが女のライフイメージを掠め取るわけでもない。時にはリアリスティックな事情が選び取らせたライフイメージからAV女優紛いの挙に走る。1964年鈴木清順版「肉体の門」てジープのお美乃を演じた松尾嘉代は、1983年の谷崎潤一郎原作「鍵」の三回目の映画化で主演を務め、あろうことか、岡田真澄と本番行為に臨んだ。1976年の愛のコリーダ以来、1981年白日夢など、本番映画が流行っていたとは言え、当時松尾嘉代は40歳である。彼女は、50を前にして90年代頭にヘアヌード写真集も三冊出しているが、サスペンスの女王の称号を手にした人気も捨て、21世紀を迎える前にぱたりと出演が途絶えた。熟女になってから覚醒するケースは珍しくはないが、独身を全うする決意みたいなものから来るのだろうか?1980年版SHOGUNに出演し、1992年に39歳でヌード写真集を出し、57歳で2011年AVデビューした島田陽子は独身ではなかったが、多額借金問題を抱えての金銭目的だった。裸一貫リスタートの心意気であろうか?男には無理な芸当である。
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206 2025/01/20(月) 19:31:57 ID:xITWKGpjTo
207 2025/01/20(月) 20:08:59 ID:xITWKGpjTo
208 2025/01/20(月) 21:07:20 ID:xITWKGpjTo
フジテレビ中居事変関連ニューススレで、極めて現代的な「個人と組織」の問題を提示し、普遍的な三類型を示したのは私だ。
権力者(プロ社畜)
職人(オタク)
ハンター(自己顕示欲系キラキラ女子含む)という生き様だか生存戦略だかである。
価値観や自己認識による対組織スタンスの分岐ではあれ、いずれも、自己評価を何によって確認するかという存在論的な部分に絡んでいる。
ソリッドな組織内権力構造に当てはめるか、機能的、公的、絶対的価値に身を捧げるか、他者視線、評価主義経済的商品価値、市場価値に身を投じるかを三類型は示している。
ハンターのそれは、かなり妄想的、独善的に陥りやすいし、時価であり、流動的だから、中村うさぎみたいに整形からブランド買い漁りからホス狂いへと迷走もする。職人のそれは天井知らずである。従って組織依存が無難となり、中身空っぽな社畜の群れ社会となる。
>>183 の伏線回収だ。マネジメント会社制社会の優位、これもどこぞで書いた「自己家畜化」の勝利だ。
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209 2025/01/21(火) 07:13:47 ID:I/SizoP2Vw
会社制社会を出し抜くかのように勢いをましているのが、実はハンターだ。ハンターが増えているのは、会社制という文明化の文脈と並行して強力なる商品化の潮流があるからた。自己家畜化の巨大な流れの中に自己商品化の流が観測できる。携帯端末で個人が電話になったように、個人が商品になり、会社組織内にも浸透する。女子アナタレント化は、諸刃の剣。CMの転職市場煽りも、自己商品化を加速する。ハンター増殖が、資本主義に親和的に連動した梃子入れ策だと思い込まれているからだ。
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210 2025/01/21(火) 08:20:07 ID:I/SizoP2Vw
男女関係なくパンパン化する社会。消費され、消耗する自己商品化ハンターの増殖の傍らには寝そべり族、ミニマリスト、ヒッキー、ニート、トー横ギャルも累々。家畜化も商品化も拒む層が沈澱する。それを可視化するSNS。
ハンターの職人化が希望の道ではないか?だが、ハンターの融通無碍に職人の適応障害は敵わない。当分はまだハンターの増殖時代だろう。
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211 2025/01/21(火) 09:22:37 ID:I/SizoP2Vw
過日Nスペの「岐路に立つ東京大学」で放送された松尾研究室がスタートアップに期待し、ヤンキーインターンなどを始めたのは、行動力あるハンターの職人化の試みであり、権力構造という障害なきスタートアップには、職人主導組織による社会変革を起こしたかったからだろうと思う。
だが、私にはこの挑戦は失敗に終わると感じる。人月商売のブラック企業がハンターから抜け出せないからだ。
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212 2025/01/21(火) 21:06:04 ID:I/SizoP2Vw
[YouTubeで再生] 夜の女たち 1948年製作
監督 溝口健二
出演者 田中絹代 高杉早苗 角田富江 永田光男 村田宏寿
レイプが原因でパンパンや風俗嬢になるのは、自己卑下ではなくてトラウマ補償、身体コントロールの回復治療である。これは終戦後のパンパンへの取材からも明らかだ。
https://bunshun.jp/articles/-/73378?page=... 『街娼 実態とその手記』(竹中勝男・住谷悦治編、1949年)は、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)軍政部厚生課長エミリー・パトナムの助言を得て、京都の社会学者や医師らがまとめた調査報告書だ。1948~49年、キャッチ(GHQの憲兵や警察による強制的な性病検査)を経験した女性約200人に面会調査したもので、うち89人の手記や口述書が残されていた。女性たちの「生の声」といえるもので、そこからは占領兵とかかわりを持つようになった女性の多様な姿が浮かび上がる。大半が10代後半~20代前半だった。
トラウマ後、被害者が失われた「自己のコントロール感」を取り戻すため、極端な性的自己表現に向かう場合がある。このような行動は、「自分で選んでいる」と思うことで被害経験を相対化しようとする試みとも解釈される。
被害を隠し、自分が「問題ない」と周囲に見せるために、性的魅力を強調する行動が取られる場合がある。
もしこうした現象に名前を付けるなら、「性的自己再定義行動(Sexual Self-Redefinition Behavior)」や「トラウマ補償行動」などが適切かもしれん。
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213 2025/01/21(火) 21:20:40 ID:I/SizoP2Vw
ハンタータイプは組織を離れてであれば自己評価のためにデリヘルもやってしまう中村うさぎ的キャラクタなのだが、組織圧力ではめられたと認識すると途端に怒り心頭、叛逆者に化ける。プライドが許さない。だが、自己選択でありさえすれば、グラビアだってヌードだって売春だってへっちゃらだ。キラキラ自己顕示欲お化けなのだから。
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214 2025/01/22(水) 11:38:13 ID:VB35bSZRyU
スタートアップ自体がパンパングループ化してしまう。パンパングループは、中間団体たり得ず、私刑(リンチ)で縄張りに掟を立てる反社の砦としてキラキラ妄想に立て籠もるカルトと化す。
イノベーションを起こしたいのか?
イノベーションを起こして成長したいのか?
ハンターという生き方を正したいのか?
職人という生き方の何が希望なのか?なにがそれを阻害するのか?
シュンペーター曰く、資本主義は独占に向かうが、それは資本主義の失敗でも不調でもなく、むしろ自然であり成功へと向かっているのだと論じた。
なぜなら、その独占・大企業化をしない限りイノベーションは起こせないからである。
小粒なスタートアップがイノベーションに近いわけではない。
しかし、経済的成功は自らを生活に満足して安泰になろうとしてしまうので、独占・大企業からは起業家精神がどんどん減少していく。のみならず、その権力構造自体がお山の大将ゴッコに興じる中身のない無能の巣窟化を促す。
起業家精神の何に価値があり、何がグロテスクなのか?
経済発展後の起業家は平和な社会の軍隊に相応する。
社会全体がここからだんだん社会主義に転落していく。
社会主義の何に価値があり、何がグロテスクなのか?
脱(非)経済成長の実現。
https://toyokeizai.net/articles/-/466956?page=...
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215 2025/01/23(木) 14:00:17 ID:eS5YP9O/5s
形骸化した権力構造の屍が、国家に抱きついて延命すれば、もはや社会主義そのものである。
一方、ハンターの増殖をエスカレートさせてきたのは、平成から令和の新自由主義に他ならなかった。
イノベーションを成長ではなく公的価値実現のために出現させること。
社会主義のグロテスクな権力構造を寄せ付けることなく社会主義相似的権力構造を解体し、民主的なプロセスに転換すること。
資本主義の駆動力を利用して非官僚主義的成果をもたらすこと。
政治が本質的な分配機能を恢復すること。
ハンターと職人の統合。
多分そんなことが今の世界には必要なのに違いない。
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216 2025/01/23(木) 15:32:57 ID:eS5YP9O/5s
現代日本の性風俗産業市場規模はこんな感じ。脱成長経済では、性風俗とカジノは貨幣循環ポンプに有効だ。これをより大衆化し、日常化したものが推し活とゲームだ。2023年で国内ゲーム市場規模は、デリヘルに迫る2兆1255億円だ。推定値だが、推し活市場規模は、8000億円と、まだソープに叶わない。
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217 2025/01/23(木) 21:45:37 ID:eS5YP9O/5s
社員の商材化の契機はバブル崩壊と新自由主義だだった。あれから労働者は商品化した。脱コスト化を図りたい人材は自らを高く売れる商材化するを目指し、磨いた。消耗品でもあるんだけど、
コストじゃなく商品なんだから高く買ってくれ、という時代だ。そりゃ女子アナも花魁化する道理。女子アナを出汁するアテンダーは、自らを女衒化して権力階梯を昇る登攀ルートを見出す。この時代に自己商品化できずコスト化した人たちは、派遣、パート、フリーター、契約社員になった。商品化した女子アナは、憧れの職業になったけど、90年代以降に過ぎない。昭和の悪習悪癖ではない。
日本の新自由主義は1982年からの中曽根構造改革、小さな政府、民営化の助走から始まり、バブル崩壊を経て1996年の橋本政権の金融ビッグバンから本格化、2001年からの小泉政権では仕上げにかかった。徹底的な個人化、中間団体の解体が猛威を振るった。失われた三十年は、新自由主義の三十年であり、個人の商品化、自分投資、自分磨き、キラキラウェーイ系自己プロデュース時代の開始に重なる。光強ければ闇ありで、これは、社会的双極性障害の時代でもあるから、チー牛やオタク、腐女子、ニートも輩出した。女の商品化といえば性的消費だ。2000年代からは、空っぽな自己の商品化に苦慮し、オタク層から推し活文化が始まる。カースト上位の一軍は、SNS時代にはインスタ自己プロデュースに勤しみ、カースト劣位は潔くまともな商材化を断念して推し活ホス活パトロネージュで代償するも金欠から性的消費に参入する。
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218 2025/01/23(木) 22:52:54 ID:eS5YP9O/5s
脱コストの自己商品化は、ネオ人身売買だと言える。
労働市場では、労働者はコストだが、ネオ人身売買では従業員は転売対象商品であり、また、自己転売もなされる。より高く自分を売り続けなくてはならないから、自己顕示欲に溢れた商材となる。
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219 2025/01/23(木) 23:16:31 ID:eS5YP9O/5s
要するに詐欺。中身のない上げ底の商材を高く買う社会になる。新自由主義は、これが経済成長をもたらすと本気で考えていた。自己顕示競争がいくら激化してもイノベーションは起きないのに。新自由主義の半面のコストカットのみは捗るのだが、これは破壊行為に他ならない。空っぽの過当競争は、何一つ実質的成長を生むことはなく、ひたすら流行を生み出してゆく。
だが、これに意味がある。流行とは、脱成長だからである。
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220 2025/01/24(金) 10:23:29 ID:z8dguiu/.E
https://news.yahoo.co.jp/articles/cacdfc81a5353a25b86e9... ここでもまた、同じような問題関心が語られている。SNS自体がハンターのパンパンカルトと変わらぬこと。制作=職人への期待。個人の商品化。
だが、救いや希望は陳腐だ。脱成長=流行には気がつけていないし、脱落者に寄り添うふりをしてみせるだけ。ヤンキーインターン類似のビジョン欠落だからだろう。
多数の人々は、SNS(交流サイト)で情報を発信し、それが「いいね」のように評価されると、自分の存在を肯定することができる。SNSはフェイク(偽)ニュースや陰謀論という麻薬を与えるが、最も効率よく承認を獲得できるのは、正義の名の下に他の誰かに石を投げる「私刑の快楽」だ。
哲学者のハンナ・アーレントは、人間の基本的な活動を3つのカテゴリーに分類した。生活のための必需品を確保する「労働」、物や事を作り出し世界に変化をもたらす「制作」。そして、他者と交流し世界を形成する政治的である「行為」の3つだ。
現代は、この労働が極めて大きく膨張した時代だ。その労働をこなす能力で価値が測られ、人間は市場価値に換算される。
そして、そこで評価を得られない人々が、承認を求めてSNSで政治的な発言などに、つまり「行為」に走っている。
《「労働」でも「行為」でも行き詰まってしまう状況にある》
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221 2025/01/24(金) 10:27:10 ID:z8dguiu/.E
で、陳腐なアドバイス止まりの提言。職人たれ!にまでも至らぬ気の抜けた推し活のススメレベル。
僕は「制作」にこそ注目したい。それは、生きがいややりがい、自分がそれを行うこと自体が喜びであるような生活のことだ。起業して成功するようなことではなく、夢中になれる趣味でもいいし、集団の歯車の一部ではなく「自分の仕事」とちゃんと思えるような活動なら何でもいい。コロナ禍をへて、副業や複業が普及した現代では、そうした生き方が可能となっている。
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222 2025/01/25(土) 08:13:57 ID:9NeNf8dr6s
彼の頭の中では、組織や集団が欠けている。組織や集団の外に制作があると誤解する。だから、個人的な趣味の推し活という、それ自体病理に過ぎない行為に活路を誤認して終わり。
問題の所在、構造理解が足りないからビジョンか見えない。職人概念、商品化人材の出現を正しく追えていないから、パリピウェーイ系キラキラインスタ女子は放置し、こぼれたチー牛を推し活に勧誘するのだ。これではパンパングループカルトは、私刑を繰り出すヤンキーレディース系からSNS裏垢でイジメや誹謗中傷に励むクソリプ製造機に入れ替わるだけだ。
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223 2025/01/25(土) 16:18:50 ID:9NeNf8dr6s
224 2025/01/25(土) 17:51:32 ID:9NeNf8dr6s
225 2025/01/28(火) 19:46:58 ID:Rh/dulzGFk
脱成長親和的現象
性風俗
カジノ
流行、ファッション
エンタメ
コンテンツ産業(音楽、アニメ、マンガ、バラエティ、ドラマ、映画、ネット配信)
インバウンド
推し活
闇バイト
タイミー
チョコザップ
ウーバーイーツ
外食産業
転売
古物販売
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226 2025/01/30(木) 11:49:04 ID:S3BnkCBGKo
227 2025/02/03(月) 11:54:09 ID:To14mRrjso
228 2025/02/05(水) 19:43:13 ID:Sxh66qBBnw
企業案件アテンド、政商呼出し、会員制ラウンジやギャラ飲み等の界隈文化は、街娼とは異なり、ターゲティングがなされてお膳立てが整った売春だから、ある意味リスクが低いし、警察も手出しできない安全環境下におクスリも回される。リスクは、閉鎖的な環境ゆえの扱いの雑さ、要求の過激さ位なものである。場の提供者、主催者は、守ってはくれない。変態紳士の嗜好について行ける適応力さえあれば、快適な社交場となる。表の配役や引き合い、贔屓、選出、ビジネス意思決定を大いに左右するから、芸能関係なら欠かせない裏オーディション機会を提供しているし、転身の世話から結婚の世話まで汲めども尽きぬ利権融通の楽屋裏太客コネクションの創出現場だ。畑違いの政界進出もここで生まれる。ホストに貢ぐ単なるトー横家出娘に終わるか、国会議員にまで上り詰めるかは、実は紙一重。女の身体の使い方は道を分ける。
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229 2025/02/06(木) 06:27:09 ID:vEWVyVNfOY
230 2025/02/06(木) 21:36:02 ID:vEWVyVNfOY
232 2025/02/07(金) 13:01:15 ID:lrcYDn3g22
例の未成年飲酒強要を告発した元芸妓桐貴清羽のマンガ。芸妓に何を求めて入門したんだか。ハンター、キラキラ女子系があらぬ処に紛れ込み、5000万で旦那に処女を売るなんてPTSDになっちゃう。地獄ー!と騒ぐ。AV女優になる女の方がまともかも。
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233 2025/02/11(火) 13:09:58 ID:Owamin9uQI
人はなぜ風俗嬢になるのか?
全国ナンバー1風俗嬢まりてんの処女作。
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234 2025/02/11(火) 13:31:49 ID:Owamin9uQI
235 2025/02/11(火) 22:12:09 ID:Owamin9uQI
言い訳なんて後からいくらでもこじつけらる。
結局は、嫌いじゃない。
好奇心。
探求心。
自由。
開放感。
報酬。
承認欲求。
自己肯定感。
人間は生まれ落ちたこの世界から肯定されたがる。
カルバン派が成功や金持ちになることをもって神の祝福、選ばれし者の証と考えるのと同じ報酬系の反応により、ヒトは行動する。
対価は快感なのだ。
対価関係なく単なる好き者、セックス依存症でもセックスワーカーにはなりうるが、対価快感原則がないなら仕事にする必要はない。男などは金払ってでも、仕事を失いリスクまでおかして溺れるくらいだ。女性の場合は、何らかの対価獲得が自らの価値を高め、ランクアップする。
遊廓の女郎もまたプライドや誇りを仕事から得ていたのである。
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236 2025/02/13(木) 09:18:38 ID:Qags5JscHk
コントラフリーローディング効果もあるしな。
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237 2025/02/13(木) 21:47:12 ID:Qags5JscHk
売春とは女が身体一つでできる徴税行為である。個人なのに国家権力のように徴税権を行使できる愉楽など、なかなか味わえない。セックスしましたね。支払いなさい。そんな公権力みたいな立場に男は立てないから権力闘争に代償行為を求めざるを得ないのではないか?尤も、商売全般が徴税行為だと言えないことはない。転売ヤーだって徴税の愉楽に酔えるだろう。女衒だって徴税だ。稼げるならば徴税。立ちん坊が地頭に見えてきたと思ったら守護が地頭を配下に組み込んだでござる。まあ、男も徴税したいからビジネスをするんだよ。
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238 2025/02/20(木) 20:01:40 ID:mEx7qHHjnY
女は売春という徴税行為により自らを所有する実感を得る。誰にも所有されない自分を確認できる。確かに対価のエクスタシーもでかいが、所有の愉悦は、さらに自由、解放的な満足、支配の快楽に似たものを齎す。
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239 2025/02/21(金) 06:20:15 ID:CflJk.ScKA
勘違いされやすいがここで言う徴税とは、非対称、不等価交換プロセスからの差益蓄積(いわゆるピンハネ)ではない。徴税の本質は所有からの収奪である。売春は、最も古い商売ではなく、最も古い徴税の一種だった。母系社会の一妻多夫制が原型だとするなら、分かり易かろう。強制力なき任意性であっても徴税構造は成立する。墾田永年私財法から株式会社、オンラインサロン、カブアンドピース、サブスク、クラウド利用税、推し活まで、徴税権の分配というか、自然発生は、国家の傍らにいつでもどこでも湧いて出る。
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240 2025/02/21(金) 09:24:56 ID:CflJk.ScKA
サラリーマンと売春婦の違い。
売春婦は、奴隷ではなく、自分の性的身体の所有者であり、徴税権を行使出来る。
サラリーマンは、奴隷であり、何もその所有から徴税出来ない。成果物は全て会社に巻き上げられる。死なない程度には給与という労働分配は得られるが、悲鳴で調整されるだけ。労働組合団交方式で闘争する共産党路線は、所有権たる徴税権そのもには切り込めない。共産党政権は所有権略取しかゴールを描けないからだ。
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241 2025/02/23(日) 12:46:53 ID:PlYzmMHQZ2
既にこのスレでも書かれてあるが、パリの高級娼婦と遊廓の女郎の違い。クルチザンヌは私娼でなければならなかったが、遊廓の女郎は、徴税主体であるにもかかわらず、借金という交換により囲い込まれ、縛りつけて逃されなかった。遊廓の楼主が人でなし、忘八だったのであり、女郎は、被差別民ではなかった。パリでは、私娼でも自由人ではなく、被差別民扱い?とは言え、侯爵夫人もいたわけで。鵜呑みにはできない。結局パリにも娼館は生まれたし。問題は、差別ではない。
徴税主体でも、交換で縛り上げて隷属させるシステムが組めることだ。国家の財政赤字を国債で賄う意味を考える参考にしたらどうだろう。
「商品価値」が高い女郎には教養や知識があった。書道、生け花、茶道、和歌、俳句、琴、三味線、囲碁、将棋……と対象も幅広かった。
その点はパリの高級娼婦と共通しているが、いちばん違ったのは、吉原の女郎たちは年季証文があるかぎり、足を洗いたくても洗えなかったことである。逃げればもちろん、サボっても苛烈な折檻が待っていた。
だが、だから同情され、差別されなかったのである。むしろ、差別されたのは女郎屋や引手茶屋の主人だった。彼らは「仁、義、礼、智、孝、貞、忠、信」の八徳を失った者という意味で「忘八」と呼ばれたが、実際、貧しい親がやむにやまれず売った娘たちを、情に流されることなく徹底的に商品としてあつかった。
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242 2025/02/23(日) 13:16:10 ID:PlYzmMHQZ2
243 2025/02/23(日) 19:45:49 ID:PlYzmMHQZ2
ルネサンス期のインペリア
インペリア(Imperia)」として知られる女性は、ルネサンス期のローマに実在した高級娼婦(イタリア語で「コルティジャーナ・オネスタ」、つまり「高潔な娼婦」)として歴史に名を残しています。本名は ルクレツィア・コニャーティ(Lucrezia Cognati) とされ、1481年頃に生まれ、1512年に亡くなったとされています。彼女は美貌と知性、そして教養を兼ね備え、当時のローマで富裕層や権力者たちの間で非常に有名だったと言われています。特に、銀行家アゴスティーノ・キージ(Agostino Chigi)のような有力者との関係が伝えられており、彼のパトロンシップのもとで豪華な生活を送っていたとされています。
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244 2025/02/24(月) 08:50:52 ID:BedRtyZvRM
娼婦は徴税主体だという発見は、革命的フェミニズム宣言だ。国家独占徴税権に伍する徴税主体だ。男は体で徴税し得ぬがゆえ、「国体」を用いるに過ぎず。
国家もまた忘八。
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245 2025/02/24(月) 09:03:01 ID:BedRtyZvRM
あなたの嫁は本来であれば国家に匹敵する徴税主体でいたにも関わらず、あなたの嫁、あなたの子の母に化身しておるに過ぎざりき。
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246 2025/02/24(月) 16:44:30 ID:BedRtyZvRM
母系社会が全ての社会の有史以前に存在したかどうかは分からないが、人は皆薄々感じ取る。女性がその気になれば徴税主体になるのだと。しかし、対抗策はないではない。それがレイプ。戦争で女性のレイプが横行するのは、彼女らが偽国家だからだ。征服欲の高まりの中でレイプが奨励されてしまう。平時のレイプは、家父長制貫徹と女性を家庭に軟禁する意思の表出だと知れる。国家を屈服する戦闘行為に類する蛮行がレイプ。レイプから女性を守りましょうという動きは、女性を家父長制の下に組み敷き、家庭に押し込める封殺に等しい。
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247 2025/02/25(火) 06:53:22 ID:Pwu3cHqSXw
248 2025/02/25(火) 07:04:23 ID:Pwu3cHqSXw
戦後の混乱期には、女性が家族制度や社会秩序の外で生きることがある程度許容される時期があったが、1950年代に入ると、父権制の再建とともに「良妻賢母」像が強調され、女性の社会的役割が再び家庭へと押し戻される。RAAの廃止(1946年)も、その流れの一環と見ることができる。
要するに、「レイプから守る」ことを名目に女性の管理を強め、戦後の混乱の中で広がった女性の自由を抑え込む方向に作用したわけだ。レイプを防ぐという目的は建前であり、本質的には、男性主体の社会秩序の立て直しが背景にあったと言える。
パンパンガールは、父権社会に空いた穴であり、その穴塞ぎがRAAという構図さね。女が女の自由の穴を塞ぐに駆り出されたのさ。
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249 2025/02/25(火) 07:23:29 ID:Pwu3cHqSXw
秀吉発案の廓の意味がより深く理解されなければならない。信長の圧伏した比叡山や本願寺の延長線上に秀吉の遊廓があり、現代のAV、東京熱、バッキーみたいな過激AVが存在する。
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250 2025/02/25(火) 07:52:16 ID:Pwu3cHqSXw
251 2025/02/25(火) 08:08:26 ID:Pwu3cHqSXw
私たち女中のなかからも犠牲者が出ました。
よっちゃんという19の子は、布団部屋にはいったところを、数人の兵隊に見つけられ、なかでイヤがるのを無理に輪姦されて、
「お姉さん、あたし・・・」
と私に泣きついてきました。
傷口を洗ってやりましたが、裂傷を負っていました。
「わたし、好きな人がいたの。こんなことになるんだったら、復讐してやるわ、兵隊たちに!」
そういって、翌日から慰安婦の方へまわって、お客をとるようになりました。
しかしこの子は、もともとそういうことが好きだったらしく、それに外人の体がめずからしく良かったのでしょう。
復讐どころではなく、何人のお客を迎えても、鼻歌交じりで、きゃっきゃっといって、兵隊たちと騒ぎまわっていました。
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252 2025/02/25(火) 09:40:55 ID:Pwu3cHqSXw
253 2025/02/25(火) 09:52:06 ID:Pwu3cHqSXw
東京には高級将校用慰安所としては、1945年10月20日に墨田区向島に「迎賓館大蔵」が、同11月に世田谷区若林に「RAAクラブ」の二箇所が設置された
1945年8月27日に日本国家は品川区大森海岸に「小町園」を従米国軍慰安所第一号に指定したのを皮きりに、慰安部、特殊施設部、キャバレー部などが開設されていった。
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254 2025/02/25(火) 21:16:19 ID:Pwu3cHqSXw
なぜアメリカ占領軍は、戦後、開設後わずかな期間(7ヶ月)でRAA閉鎖に追い込んだのか?あまりの需要の大きさに、俄仕込みのRAAが不釣り合いに規模が小さく、米兵たちの性的需要に応えきれていなかったのは確かだ。性病蔓延の巣になっていたのも間違いない。いくら検査したところで隔離施設だと、そこを拠点に性病が猖獗を極め、感染源にしかならない。しかし、需要が減ったわけではなく、私娼では性病予防にもならんし、暴力沙汰などのトラブル回避にもならん。人種差別大国のアメリカ側に人権配慮の人道的理由なんぞあるわけもないのだが、体裁上は倫理的問題を公式の理由にした嫌いはないではない。「非民主的であり、女性への人権侵害である」というのが1946年1月に表明された表向きの理由だった。
RAA閉鎖後に、パンパンガールは雨後の竹の子状態で増えた。RAAから流れた以外にも、自発的に新規参入して来る女性たちは、何も自主的に性の防波堤に志願したわけではない。性病は増え、レイプも増えたが、事件化はGHQが許さなかった。
RAA開設後ですらレイプ事件は引きも切らなかったのだから、当然である。
需要は減らないのに、供給が満足ではないから閉鎖、は明らかに理屈に合わぬ。占領軍が引き上げたならまだしも、合理的説明はほとんどされてはこなかった。
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255 2025/02/26(水) 05:21:53 ID:2zcKtrEflc
私の説はこうだ。
GHQは、RAA閉鎖後に私娼を期待したわけではもちろんない。私娼ですらなく、「無感染の新鮮な生娘レイプ」を推奨したのだ。
何を証拠に?
レイプ件数の上昇だ。公娼施設の廃止後、強姦の発生率は約8倍に増加し、ダワーの調査によるとRAAが活動終了した1946年以降、日本人女性に対する占領軍将兵による強姦件数は一日平均40件から一日平均330件に急増したという。
無論GHQが情報管制を敷いたから、これすらも正確な件数ではなく、かなり押さえられた数字だろう。
RAA閉鎖後1946年の米軍報告で、日本人女性への暴行件数が上がっていることが認められているのに、組織的な防止策はほとんど見られなかった。むしろ、私娼すら管理しきれなくなった状況で、「新鮮な生娘」を求める兵士が野に放たれたような状態が放置された。
テレーズ・スヴォボダは、慰安施設閉鎖後に強姦の報告件数が急増(1日平均40件から330件に急増)した事から、兵士に対する慰安婦の提供が強姦事件抑制に一定の効果があった事を認めている。また、スヴォボダによると特殊慰安施設協会の廃止後少なくとも二件の大規模な集団強姦事件が発生している。
レイプ推奨の公式記録などあるはずはない。
しかし、何の「腹づもり」もなくこの種の大きな意思決定するはずはないのだ。「腹づもり」レベルでの推奨は記録には残らない。
一般女性レイプか、自由恋愛しかない場合、恋愛なんて人種差別意識が強い異民族間に成立するはずもなく、天下御免の戦勝国様によるレイプ自由解禁しか策はなし。性病リスクは低い。
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256 2025/02/26(水) 05:35:47 ID:2zcKtrEflc
民主主義的で自由なのは、明らかにパンパンガールであるが、男性側、戦闘員側にとってみれば、レイプもまた民主主義的で自由なものであり、日本以外の戦闘における常識の類に過ぎなかった。
視野に入る空間で繰り広げられる腐敗や醜態、惨事には我慢ならないが、視野の外に追いやってしまえば、責任はないし、不快も催さぬ、という解決策が往々にして採用されがちなのだ。
これは、責任放棄ではなく、責任を負わぬという対策に他ならない。
見つめられた鍋の中で惨事が起こるのに耐え難い時はどうする?鍋をぶちまけて視野の外に追い出すことだよ。それによって責任を問われなくすることが出来るなら、立派な対策であり、合理的選択だ。
日本の慰安婦制度は、その点、生真面目で馬鹿みたいに責任を被る民族性の表れだが、結果的にどうなった?
責任を背負い込む民族性ゆえ、いまだに誹謗中傷され、あらぬ汚名まで被されて、外からは強請られ集られ、内からは自虐する輩に付きまとわれて、失策以外の何物でもなくなった。
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257 2025/02/27(木) 09:52:52 ID:jq64qDfWFs
つまり、GHQにしてみれば、コイツラなんてことしてくれたんや、兵士を性病に罹患させやがって。やめだやめ。解体しろ。自由にさせときゃいいだろ、余計なことしやがって。
でしかなかった。だから、RAAなどは存在しなかったし、レイプも存在しなかった論が受け入れられる。
ブライアン・ウォルシュ(Brian P. Walsh)は、アメリカ軍による日本占領の初期段階に起きた、アメリカ兵による広範な強姦事件や、GHQによる慰安所(軍用売春宿)の設置の奨励は、戦後左派の反米キャンペーンにより生み出された偽りの歴史であるとしている。
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258 2025/02/27(木) 10:03:11 ID:jq64qDfWFs
ブライアン・ウォルシュ(Brian P. Walsh)東京のレイプ:日本占領下での大量性暴力と搾取の伝説
レイプは、アメリカによる日本征服のメタファーでもあった。GHQは、日本の男性から女性の性的コントロールを奪った。多くの女性が、性的自立を利用してアメリカ兵と関係を持った。多くの人にとって、これは日本女性の偽善的な押収、ある種のレイプのように思われた。占領が終わった直後、左翼の反米プロパガンダ運動と搾取文学のブームが重なり、アメリカの残虐行為の真実を暴露していると称する作品が大量に生み出された。これらの本はまったく信頼できず、現代の証拠と矛盾しているが、多くが主流の歴史に組み込まれている。これは間違いである。占領下の集団強姦や組織的な性的搾取の物語は、歴史としてではなく、敗北、占領、そして外交上の従属関係の継続による屈辱の比喩的表現として理解する方が適切である。
お伽噺だったんだとさ。そりゃ慰安婦制度なんて理解の外だわに。
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259 2025/02/27(木) 10:12:51 ID:jq64qDfWFs
あちらの左派はいざ知らず、こちらの左派はこんな感じ。
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260 2025/02/28(金) 14:30:04 ID:dpvsFiiypQ
稀代の大政治家、秀吉のことだ。遊廓を設置したとき、狙いの一つにさらに進んで遊廓による情報収集任務のハブ化構想があったとしても驚きはない。徴税のみならず情報も徴発可能なるが閨事、房事ゆえだ。
しかし、家康は、これに気が付かず、或いは民間人の楼主、女郎を信用せず、御庭番の密偵には依存したが、遊廓を利用する算段はなかったようだ。江戸の吉原遊廓が出来たのは秀忠の代になってからだし、それも、市民の請願に押されてのこと。
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261 2025/03/01(土) 15:37:45 ID:hT2116F0tM
「売春は最も古い職業である」(Prostitution is the oldest profession)という言葉は広く知られているが、誰が最初に言ったのかははっきりしていない。
このフレーズを有名にしたのは、イギリスの作家 ラドヤード・キプリング(Rudyard Kipling) だ。彼の1889年の短編小説 On the City Wall に次のような記述がある。
> "Lalun is a member of the most ancient profession in the world."
(ラルンは世界で最も古い職業の一員である。)
古代ギリシアの時代から、似たような言葉は存在したとされるが、残念ながら、これは間違いだ。
売春は、最も古い「商売」ではない。
商売ならば、互酬性であり、交換だから、少なくとも人類社会が始まって以降だ。類人猿でも交換行動は見られない。
しかし、売春は、もっと古く、生物の有性生殖が始まって以降のものだと言える。なぜなら、それは、交換ではなく、互酬性にも根ざしてはいないからだ。既に説明したように、売春は、徴税であり、徴税とは、互酬性を偽装しがちだが、根源的には所有に基づくものだ。女性が、女性の身体を所有することから売春が開始され、それが、徴税の原型となった。あらゆる男は、女に貢ぐものであり、まずもって精液を貢ぐ存在だ。
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262 2025/03/01(土) 15:46:55 ID:hT2116F0tM
婚資(bride price) に相当する生物の行動は、動物界でも広く見られる。多くの種において、オスがメスに対して「貢ぐ」ことで交尾の機会を得ようとする戦略が取られている。これは人間の社会的な「婚資」や「貢ぎ」とも通じるものがある。
代表的な婚資行動
1. 餌の提供(ヌプシャルギフト, nuptial gift)
クモや昆虫(カゲロウ、ハエの一部、カマキリ)
オスが交尾の前にメスに餌を贈る。
メスが餌を受け取ると交尾を許すことが多い。
例:ヒメハナバチ は、オスが花の蜜や花粉を贈る。
フンコロガシ は、糞を贈ることでメスを惹きつける。
2. 巣作り・住居提供
鳥類(サイチョウ、ツバメ、カワセミ)
オスが立派な巣を作り、メスにアピールする。
フウチョウ(極楽鳥) は、巣の装飾に時間と労力をかける。
3. 縄張りの提供・防衛
哺乳類(ライオン、オランウータン、シカ)
強いオスは広い縄張りを持ち、メスをその中に住まわせる。
ハーレム制(1匹のオスが複数のメスを囲う)が典型。
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263 2025/03/01(土) 15:53:55 ID:hT2116F0tM
なぜオスは貢ぐのか?
メスは 生殖コストが高い(妊娠・出産・育児) ため、優秀なオスを選ぶフィルター を持つ。
オスは交尾のチャンスを得るために、リソース(食料・住居・遺伝的優秀さ)をメスに提供する必要がある。
つまり、貢ぐ=「生存と繁殖のコスト」を先払いする行為 であり、進化の中で普遍的な戦略となった。
この視点で見ると、人間社会の「婚資」や「男が女に貢ぐ文化」も、単なる社会制度ではなく、生物的な本能に根ざしたもの だと言える。
売春は、交尾のためのこれら貢ぎ行動に由来する、進化論的、生物学的根拠を持つ。
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264 2025/03/01(土) 16:05:48 ID:hT2116F0tM
>>244 国家建設、国体構築は、当然、徴税システムを伴うから、これを、男のリベンジ、権力構造構築による徴税代償行動が、文明建設だというも一理あるが、それ以前に、男から女への貢が、国家であり、文明なのだという側面も否定しがたい。
女性は王子様に憧れ、雛祭りでは、内裏が飾られる。この底知れぬ権力機構所有欲は、どこから来るのか?女性が、生物学的徴税主体であることに由来するのだ。
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265 2025/03/01(土) 16:32:52 ID:hT2116F0tM
シンデレラコンプレックスの意味も変わる。
つまり、「シンデレラコンプレックス」とは、単なる「男性への依存願望」ではなく、「女性が本来持つ権力欲と徴税主体としての本能の発露」 という視点が成り立つ。これは「女が国家を所有したがる欲望」とも繋がる。しかも、男を使役することで願望成就するのである。江青女史、エレナ•チャウシェスク、イメルダ•マルコス、エヴァ•ペロンなどの凄まじい権力志向の女帝達が思い出されるが、売春婦も同じ徴税主体なのである。
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266 2025/03/01(土) 17:43:05 ID:hT2116F0tM
>>243 テオドラ(Theodora, 500頃-548)
出自と経歴
東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世の皇后テオドラは、元々コンスタンティノープルで女優兼売春婦(当時の「女優」は売春と結びつきが強かった)として生計を立てていた。貧困層の出身で、娼婦として各地を転々とした後、ユスティニアヌスと出会い、彼の妻として皇后に上り詰めた。彼女は皇帝の政策に深く関与し、特に女性の権利向上や貧困層救済に力を注いだ。例えば、売春婦を強制労働から解放し、修道院で保護する法を制定したことで知られている。
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267 2025/03/02(日) 00:15:06 ID:OJTG0JxiIg
巣作りが、オスからメスへの貢物ではない種もいる。
専らメス自身が巣作りを担当する動物のオスは、子育てには関与せず、繁殖競争に特化した行動を取る傾向が強い。鳥類でも哺乳類でも言えるが、オスの役割は、巣を作ることよりも「いかにメスを惹きつけ、繁殖の機会を得るか」に重点が置かれている。性的二型が大きい=装飾性の高いオスになりがちだ。クジャク、ライオン、ハチドリ、キジ、シカ、カブトムシ……
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268 2025/03/02(日) 00:21:10 ID:OJTG0JxiIg
>>267 これらは、同時に縄張り囲い込み型のオスでもある。
縄張り囲い込み型オスの場合、
オスの役割は「戦い」と「誇示」
→ 敵オスを排除し、縄張りを維持するのが主な仕事。
→ 派手な装飾(角、たてがみ、羽の色)や求愛行動で、メスに選ばれる。
→ 例:クジャクは美しい羽を広げてメスにアピールするが、巣作りには全く関与しない。
縄張りそのものが、メスへの貢物だと言えなくもないから、人間の国家イメージに近くなる。
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269 2025/03/02(日) 15:14:25 ID:OJTG0JxiIg
270 2025/03/02(日) 22:21:40 ID:OJTG0JxiIg
世は雛祭りである。雛壇は雅で絢爛、夢幻イメージで描き出された権力機構でなければならなかったから、生々しい幕府ではなく、宮廷、内裏、公家文化に範型を仰いだ。ディズニープリンセス、シンデレラストーリーが、幼女が間引かれた江戸時代からあったわけだ。これが、女性なるものの国家に擬する徴税主体たるを寿ぐ仕立てであることは偶然ではない。
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271 2025/03/02(日) 22:39:10 ID:OJTG0JxiIg
雛壇は、富と権力の表現でなくてなんだろうか?
太夫の身請けか、大名の輿入れか
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272 2025/03/03(月) 19:43:19 ID:yBFLIQDqfY
[YouTubeで再生] 「大きくなったらお嫁さんになりたい」、という幼女期の夢が失われたのは、1990年代だ。
同時にユーミン的恋愛至上主義も崩壊、人生の中心には、愛は無いのだと。
社会全体が「お嫁さんになりたい」という夢を 子どもに入力してあげられない時代 に変わってしまった。男女雇用機会均等法よりもバブル崩壊がもたらしたと言える。
嫁は、差別用語で、家政もこなす年季の開けない遊女に等しくなった。いや、立ちん坊>嫁の時代にすらなってしまった。
徴税主体からの転落の軌跡から、嫁という最底辺で底を打ち、徴税主体復権したと思ったら、自立した立ちん坊である。
2010年代、東日本大震災により、宇多田ヒカルにより愛のレクイエムが歌われた。喪失後を一人生きる時代か始まった。
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273 2025/03/04(火) 13:02:47 ID:t6pKG2cct6
遊女は、マブにいかなる幻想を抱くのか?
現代のキャバ嬢が、ホストに入れ込む不可解な現象を考えるならば、人間は、幻想に狂わされることで実像を破却して別世界に跳ぶ必要がある贅沢な存在なのか?
感情商売にもストレス発散の場が必要なだけでは?あるいは、権威ビジネスの主がマゾプレイを求めてしまうような反動?
個人的ポトラッチなのか?
バランサーの支配に屈服しているだけ?
つまり、いかなるパフォーマーもこの世界全体に働くバランサーの支配に屈服せざるを得ない?
ポトラッチも、役割転倒も、カーニバル的反転も説明可能な原理を探したい。
私は、それが、大げさなレトリックに満ちた祝祭的反動メカニズムではなくて、単なるバランサーであることを好む。
バブル崩壊、愛ですら、バランサーで説明がつくではないか。
世界を統御するバランサーを信ずることが、仏教なのは、分かり易いが、タオイズム、神道、ゾロアスター教、ヒンズー教、キリスト教、イスラム教も例外なくバランサーを信ずる。アリストテレスの中庸もまたバランサーの働きを無視できなかったようだ。
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274 2025/03/06(木) 17:36:49 ID:qbxZzYqOFQ
275 2025/03/06(木) 17:57:14 ID:qbxZzYqOFQ
タイミャンマー国境の闇バイト特殊詐欺団地ではないが、海外出稼ぎ売春の元締めもまた、中国人、中華系マフィアである。詐欺、強盗から、売春、痴漢、猥褻図画販売……そして仕上げが、維新など国も挙げて誘致するカジノ、全て中華系マフィアの手になる犯罪手引きを日本政府そのものが行っているようなものだ。少子化対策も政府の手には余るが、犯罪対策、治安維持、風紀紊乱防止も政府はお手上げだ。既に危険な麻酔薬が中国から持ち込まれて偽医療や麻酔レイプに使用されているようだが、フェンタニルなど薬物がばら撒かれるのは時間の問題だろう。
https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2024/08/14/124081...
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276 2025/03/08(土) 08:54:28 ID:Cp0taC1vjE
[YouTubeで再生] にほんは、中国から犯罪者が帰化したがる国になったが、それ以前に、アメリカの若い犯罪者が刑務所が満杯につき島流しにされる国であった。それが、米軍基地という名の流刑地だ。沖縄か、刑務所か!どっちにするか選べと言われるのだ。ソースは、ジェイソン・モーガンと巫女ねこチャンネルだけどな。(40分過ぎから)
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277 2025/03/10(月) 06:55:28 ID:2Mfgj523M2
【徴税構造破りという犯罪】
間夫とレイプは、金を払わない点においては同等なのだ。遊廓の歪は、遊女が、間夫に夢を見てしまう奇妙な捻じれにある。徴税主体からの自発的逃避が救いになるケース自体は、ありふれたものかも知れぬが、女房の浮気、旦那の浮気もまた、徴税構造破りであるが故に忌まれるのだ。
なぜ浮気はいけないの?などと問う神経は、ぶっ壊れている。人間として、ではない。生物としてぶっ壊れている。
だが、女性を男女平等とか言って単なる労働者にしてしまう時代もまた、生物学的には、ぶっ壊れている。
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278 2025/03/10(月) 06:59:26 ID:2Mfgj523M2
これは、近代以降の女性の社会的地位向上の構造とも似ているかもしれない。女性が徴税主体として権利を持ち、男から財を引き出す立場にあった時代から、賃労働に組み込まれることで、自身の経済基盤を切り崩し、労働者として男性と同じ競争に晒されるようになった。専業主婦の地位低下もまた、徴税主体の転落と捉えられるだろう。
社会的地位向上が、生物学的地位低下を意味していることに誰も気が付かない近代。
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279 2025/03/10(月) 07:16:40 ID:2Mfgj523M2
大河べらぼう第9話で印象に残ったシーンは、足抜けから捕まって折檻されるうつせみの、「わたしは、ただ。幸せになりたくて……」のセリフだった。世の男は、このうつせみを幸せに出来るか否かを問われているようなものだ。そう突きつけられているとして視聴出来た人はいなかろう。無理だよな、足抜けでは幸せなんかになれはしない、そう説得されたなら、現代の少子化の構造的な原因は、そこにある。女が立ちん坊になる時代をわれわれは黙認するしかないわけだ。
女は、生物学的に精一杯取り戻しにかかっている。男は、請け出す金がねーからしゃーないと諦める。
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280 2025/03/10(月) 12:49:18 ID:2Mfgj523M2
281 2025/03/10(月) 23:22:03 ID:2Mfgj523M2
次に竹取物語の解題を試みよう。
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282 2025/03/11(火) 13:53:20 ID:3Oa6qfN7wU
竹取物語は、いくつかの元ネタが想定される。幸田露伴によれば、中国経由の大乗経仏教説話「月上女経」から、月から地上に来訪するストーリーの範が取られている。月=浄土、地上=穢土だ。チベットの民話、「斑竹姑娘」からは、竹からの姫誕生譚と求婚譚とされたが、あまりにも似すぎているこちらは、逆に竹取物語からの剽窃とされている。さらには、全国に散らばる異類婚姻譚である「猿婿入り」だ。
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283 2025/03/11(火) 14:28:12 ID:3Oa6qfN7wU
竹取物語の主題は、月でも竹でもなく、求婚譚だろう。高畑勲の遺作アニメ「かぐや姫の物語」解説で、岡田斗司夫は、最初からかぐや姫が育つ環境が男だらけなこと、生まれながらのオタサーの姫であることを指摘し、男たちのクズさ、ダメさ加減などの視聴者反応を紹介している。彼の考察は原典とは異なる高畑アニメ講釈だからどうでも良いが、以上の3点のポイントは押さえておこう。
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284 2025/03/12(水) 06:38:45 ID:/GCa5WO96Q
男の世界と女の世界が、地上と月で表されている。
結論から申せば、これは、非文明から文明への失楽園物語である。
月が意味するのは、女性であり、原始母系制縄文文化だ。地上が意味するのは、男性社会、文明、権力構造、国家。だからこそ帝まで登場する。
かぐや姫は、女性が、徴税主体であることを如実に示す物語だと言えよう。居並ぶ求婚者の貴族たちを競わせて貢がせるが、奮闘のかいなく、全員が落伍。帝も単なるストーカーとして退けられる。
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285 2025/03/12(水) 09:49:33 ID:/GCa5WO96Q
高畑創作の幼馴染の捨丸は、妻子ある不倫男の駆け落ち役。駆け落ちは、徴税破りの脱税に等しい。
ぶっちゃけて言えば、「かぐや姫徴税主体構造」が成立しない地上の男性支配社会=文明には、もはやかぐや姫の居場所はない、という話に他ならない。
かぐや姫は、頑なに結婚したがらない。
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286 2025/03/12(水) 12:49:56 ID:/GCa5WO96Q
なぜ、かぐや姫は、地上に放逐されたのか?月で罪を犯したからだという点を執拗に追及する考察があるが、誤りだ。「月上女経」からアイデアをパクった時点で、付いてきた要素に過ぎないからだ。大乗仏教だから、既に景教や、ミトラ教の影響があり、アダムとイヴの原罪要素が僅かながらもコンターミネイトしている可能性はゼロではないが、無意味な詮索だ。
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287 2025/03/13(木) 06:42:37 ID:2DyLUXXMXI
天上から地上に落とされるのは、地上から地獄に落とされるアナロジーにみなされやすいが、日本には天孫降臨神話があるから、必ずしも罪は伴わない。但し、男子降臨と違い、女子降臨は地上支配には結びつかないで、年季が明けたら解放される女郎扱いになりがちだ。やはり、ここにあるのは、地上界とは決定的に相容れない天上月世界の女性原理の対立、ハレーション、スパークだ。女性原理は退けられざるを得ず、かぐや姫は、地上から回収、もしくは放逐、抜去されたのだ。
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288 2025/03/13(木) 12:34:09 ID:2DyLUXXMXI
太陽神天照大神は、降臨しなかったが、月神様であるかぐや姫は、降臨した。天照大神は、日ノ本を打ち立て、かぐや姫は、月世界に隠れた。
天孫降臨アナザーストーリーとしての竹取物語が浮かび上がる。
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289 2025/03/14(金) 09:03:45 ID:4bB2gtxS6U
平安初期、なぜ竹取物語は書かれたのか?
古墳時代から飛鳥時代までの大王家は、母方居住の遷宮制で、皇后を輩出した有力豪族の支配地に宮が出来、外戚ごとに移り変わった。推古朝から皇后を皇族に限る皇后皇族制で、外戚の影響を削いだ。竹取物語が著された平安初期になると、平城京の奈良時代に引き続き都は平安京に固定され、居所も御所に固定された。皇后は、外戚藤原氏からの独占供給となり、女性天皇もなくなった。女性天皇は、皇族皇后制の副産物だったからだし、藤原氏の外戚支配強化の障害であったからだ。父系秩序が確立し、ここに皇室からは母系原理が完全に排除されたわけだ。
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291 2025/03/14(金) 22:06:42 ID:4bB2gtxS6U
かぐや姫を、生涯独身でなければならなかった斎王、或いは同じく独身を強いられた女性天皇になぞらえたと見ることも出来る。平安時代に女性天皇は消えたが、斎王は存続していた(賀茂神社の斎院は平安時代に誕生)。少なくとも神に仕える処女、斎王イメージは、かぐや姫に重ねられてはいたろう。結婚を拒絶したのではなく、その立場上、結婚が許されなかったのだ。
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292 2025/03/15(土) 00:12:49 ID:gP2cnshrtc
伊勢神宮の斎宮は、竹の都と呼ばれ、竹の群生地でもあったから、多気郡の名の謂れともなった。
斎王は、伊勢神宮の神嘗祭に合わせて都を立つに当たり、大極殿での発遣の儀式に臨む。
大極殿で天皇は、斎王の額髪に小さな櫛を挿し、「都の方におもむきたもうな」と告げる。斎王が赴く先が竹の都、斎宮だ。多気郡の豪族が竹連であった。竹取物語が何故竹なのかは、斎王、斎宮。伊勢神宮との繋がりからだと言えよう。
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293 2025/03/15(土) 05:51:48 ID:gP2cnshrtc
男性原理だらけに染まる現実の都に対し、古代天照大神の祖廟の祭空間だけには、女性原理を、という擬似的女性天皇回帰の仕掛けが、そもそもの斎王制の意味なのだ。陰陽五行思想の影響もあり、陽の摂関政治政体に対し、陰の国体守護装置でもあった。
斎院創設後も斎宮の原点としての価値、重要性は揺るがなかった。
「竹」は、この話は斎王制のパロディとして読みなさいね、という符丁として機能している。
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294 2025/03/15(土) 09:31:30 ID:gP2cnshrtc
翁は地上(男性社会)の道理で、地上で可能な徴税システム=結婚、家の繁栄をかぐや姫に勧める。
「この世の人は、男は女と一緒になる。女は男と一緒になる。その後でこそ、家も繁栄するというものです。どうして、そのことなくしておいでになれるでしょう」。
かぐや姫が言うには、「どうして、そのようなことをいたしましょうか」女性原理の源郷から舞い降りたかぐや姫の徴税力は、家、貴族氏姓制や万世一系皇室制にも収まりきれない。結婚を拒絶する女がかぐや姫だ。
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295 2025/03/15(土) 11:35:20 ID:gP2cnshrtc
「変化(へんげ)の人といっても、女の身をお持ちです。翁が(この世に)ある間は、このようにしておいでになれるでしょうけれどね。この人たちの年月を経て、ひたすらにおいでになりながら求めてくださることなのだから、心を決めて、この中のおひとりと一緒になってさしあげなさい」女性の身体に相応しい徴税主体らしく生きよ、と諭す。つまり、大人しく男性支配社会の家に収まりなさいと。
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296 2025/03/15(土) 15:22:10 ID:gP2cnshrtc
かぐや姫が言うには、「(私は)良くもない顔立ちなのですから、(お相手の)深い心も知らずに、(お相手に)浮気心がついたなら、後で悔しいことがあるに違いないな、と思うばかりです。世の高貴な人であっても、深い誠意を知らなければ一緒になるのは難しいのだと思います」
かぐや姫曰く、浮気をされてはたまらない。浮気は徴税破りなのだから。しかし、そんなことより、かぐや姫は、国家支配下の家ごときには収まりきれない自覚がある。まるで現代女性ではないか?
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297 2025/03/15(土) 15:26:42 ID:gP2cnshrtc
求愛者たちへの無理難題ふっかけが始まる。だが、最初から無理ゲーだ。
プリンセスも拒否し、男の徴税体制に離反し、自ら徴税主体を取り戻す女性たちの叛乱。
ここで、
>>245 「あなたの嫁は本来であれば国家に匹敵する徴税主体でいたにも関わらず、あなたの嫁、あなたの子の母に化身しておるに過ぎざりき。」が生きてくる。
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298 2025/03/15(土) 15:49:36 ID:gP2cnshrtc
かぐや姫が変化か、嫁が変化か?ということや。
子供を産んで育ててくれるかぐや姫のアナザーストーリーが、各家庭の嫁だったとも言える。
無一文ヒッチハイクで日本四周を目指す23歳
https://shueisha.online/articles/-/11470... もかぐや姫なら、花魁も、クルチザンヌ、キャバ嬢、ヤリマン甲子園も、パンパンガールもかぐや姫だ。子持ちで婚約者がいながらふわっちプラチナプラスライバーで、弱男見つけて貢がせて借金踏み倒して刺殺されてしまうのもまた、かぐや姫なんだな。(普通殺さないんだよ。五人の貴族がかぐや姫殺したか?明らかな、男、父系秩序、父権の零落である)
現代のかぐや姫には例外なく悪い虫がついているかも分からない。悪い虫の一種が旦那であれば最善とは言わぬまでも安定はしているわけ。
「夫は、最悪の虫である。他に試みられた全ての悪い虫を除けば……」チャーチルの名言の民主主義に似ている。
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299 2025/03/15(土) 18:08:04 ID:gP2cnshrtc
[YouTubeで再生] >>230 ただマンはセクハラ、性被害になるだけではない。普通の恋愛もまた出来なくなる証言がある。対価があって然るべき行為、いや、徴税行為であることに覚醒してしまうとそれはやむを得ない。
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300 2025/03/16(日) 07:59:00 ID:gsytep3fmU
>>299 この動画のコメントはなかなか読み応えがあるから、ぜひ読み込むことを推奨。
「100%自分の身体一つで稼いでいると勘違いしてそう」やら「行為をする相手の経済力が高い程女性の肉体の感度が上がるという研究結果をDaiGoが言っていたから、大金を稼ぎながらする快感を知ってしまうと……」など、興味深い知見が開陳されている。
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301 2025/03/16(日) 16:46:03 ID:gsytep3fmU
>>298 本当は母系制という最善の選択肢があるにも関わらず、これを名言と持て囃すしかない現代文明の不明。
たがしかし、父系制にも良いところがある。母系制は、安定と継承に優位、父系制は、競争と発展に優位だと言われる。安定と継承も、言うほど簡単ではない。父系制は、男を実力以上のヒーローに仕立てるが、このヒーローの働きなくしては、安定と継承も果たせない場合が少なくはないからだ。父親は、男をヒーローにする。父系制は、また、女性を母親にするのにも役に立つ。ヒーローと母を子供が手に入れる環境は、父系制がもたらす最高のプレゼントだ。
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302 2025/03/16(日) 21:11:25 ID:gsytep3fmU
父親は、ヒーローの原型であり、母親は、女神の原型だ。守ってくれる存在が、ヒーロー。褒めてくれる存在が、女神だ。
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303 2025/03/17(月) 08:38:53 ID:j/rM5/AekQ
大河べらぼうの九郎狐も女神、母親なんだね。これは視聴者のイメージだけれども。
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304 2025/03/17(月) 08:50:50 ID:j/rM5/AekQ
この父系制家族が崩壊した。
昆虫が蛹になる際に身体が溶けて液状化し流動化するように、家族の革命的変態プロセスが始まった。全ての役割組み替えやポジションの再調整の為に、一旦関係撤廃、解除、溶融が必要であった。まず、それは、闇市のパンパンガールから始まり、次いで戦後学園紛争が、ベビーブーマー世代の若者の人口圧に押されて既成秩序と摩擦、体制批判、構造融解として始まったのが表舞台の明るみに出た端緒。実社会への入口であり、揺籃の出口だからこそ、大学や高校など、高等教育機関から開始された。やがてその混乱、無秩序化は、ときどきの社会情勢を反映しながら、80年代から低年齢化と内向の道筋を辿る。全てが繋がっている点と、まだ終わっちゃいない、というのがポイントだ。
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305 2025/03/17(月) 13:34:31 ID:j/rM5/AekQ
306 2025/03/17(月) 13:45:33 ID:j/rM5/AekQ
昔から愛人に店を持たせる。みたいなオスの甲斐性は、父系秩序文脈で存在したんだが、父系秩序文脈だけはぶっ壊して、生物学的オス・メスの徴税マウント合戦が剥き出しに繰り広げられているな。
色恋営業や、ハニトラ、枕営業などがないまぜにビジネスシーンに染み出してきている現象だ。
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307 2025/03/17(月) 16:56:48 ID:j/rM5/AekQ
男性支配社会へのカウンターだとか、異議申し立て的なスタンスからだと、磐石なる父系秩序から繰り出されるセクハラやらジェンダーギャップ、レイプ、性被害にNOを突きつける闘争めいて響くが、そんな簡単な問題ではない。男性支配は揺らぎ、父系秩序は崩壊して液状化して、徴税マウントの取り合いと化しているのだが、一向に明日が見えない、蝶になって羽ばたく兆しもなく、社会情勢によってポカリポカリと随所で新しいガスの泡が吹いているだけ。次に繋がる萌芽を内包したような事象はない。
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308 2025/03/17(月) 20:12:31 ID:j/rM5/AekQ
[YouTubeで再生] ドロドロに液状化しても脳や神経、呼吸器などは維持されている蛹。人間社会でも維持されている器官、機能はあるのだろう。最低限の生存のための本能的な欲望や生理機能、防衛機制がね。それが押しくら饅頭し、衝突しながら、マウントを取り合い、レイプ即枕営業状態。ちょっと接すれば色目を使い、性加害。低レベル生物の交接を求めるランダムウォーク。
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309 2025/03/18(火) 06:29:01 ID:gGqW5Jrd.M
つまり、蛹の中では色々ぶっ壊されて関係解除された挙句、子供から大人まで老若男女入り乱れての見苦しい権力闘争が続いてしまっている。だから、つまらぬ感覚、感情、言い分の齟齬が問題になり、広場に引きずり出して白黒決着つけてやらねば収まらない。徴税マウント合戦は、善悪白黒合戦でもあり、権力闘争の戦国時代だ。武器なき闘争ゆえにダラダラ長々といつまでも決着がつかない。そう眺めるのが正解だ。
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310 2025/03/19(水) 06:54:26 ID:ZMO2RgP1D2
不倫、セクハラ、不同意性交がなぜこんなに話題にされ、スキャンダル化して騒がれるかの謎の一端は、液状化カオスの権力闘争だから、という視点、理解が正しい。そんな解釈は聞いたことがないかも知れないが、誰も社会を正確には観察できないのだから、仕方がない。解釈人自身が権力闘争渦中なんだし、解釈自体に権力闘争が混ざる。
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312 2025/03/20(木) 10:11:07 ID:r/iW.mURvA
>>303 斎宮の祖は、倭姫命であり、その叔母、豊鍬入姫命(崇神天皇の娘=台与)だ。九郎助稲荷の稲荷神は、宇迦御魂であり、豊受大神(台与の神格)と同一神、大宜都比売命でもある。つまり、九郎助稲荷神は、台与=豊=豊鍬入姫。
もちろん、斎宮は、内宮の天照大神に仕えるのであり、外宮にではない。もう一つの外宮、現役の生ける外宮が、斎宮なのだ。他ならぬ台与が、卑弥呼の初代斎宮だったわけだ。以来、慣習的に斎王は、途絶えることなく立て続けられた。天武朝になって確立した斎宮制度は、伊勢神宮創建、即ち天照大神祭祀と同時に起こり、内宮(卑弥呼)に外宮豊受大神(台与の神格)を添えただけでは不十分で、国の乱れを鎮めた台与共立を再現するため大来皇女を斎王、斎宮(生き神)に据える必要があった。壬申の乱直後だったからである。斎王信仰は、平安時代にも盛んで、賀茂神社の斎院の新設、竹取物語のかぐや姫は、女性の霊力を斎王信仰に託して表現したものと言える。
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313 2025/03/20(木) 10:36:47 ID:r/iW.mURvA
飛鳥、奈良朝の女性天皇の時代には、果たして斎宮は立てられたのか?ハレーションを起こしそうなのだが。
推古天皇の時は、用明天皇の娘、酢香手姫皇女が継続、後に自主的に退出◯
皇極(斉明)天皇の時は、『日本書紀』に記録なし
持統天皇の時は、『日本書紀』に記録なし
元明天皇の時は、『続日本紀』や平安時代後期に編纂された『一代要記』という史料に伊勢神宮に派遣された皇女の記録はあるが、斎王かどうか不明△
元正天皇の時は、『続日本紀』によると、即位して二年以内に選んでいる。◯
孝謙天皇の時は、『一代要記』に小宅女王の名があるが、『続日本紀』には記録なし。◯
称徳天皇の時は、『続日本紀』に記録なし。
制度化後にも関わらず、不明瞭であるが、孝謙天皇の御代には斎王は立てたらしい。何故なら平安時代の記録に孝謙天皇治世の天平勝宝の前例に倣えば、斎王が帰ってから新しい斎王が赴任するとあるからだ。とはいえ、やはり、はバッティングは否めまい。平安時代には、女性天皇の方をやめている。
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314 2025/03/20(木) 13:20:36 ID:r/iW.mURvA
斎宮は、天照大神たる卑弥呼の代わりであり、天皇の代わりではない。リアルな起源は台与その人なのだから。だから、女性天皇と並立は可能だ。しかし、実際に権力を行使したであろう台与により近いのは、女性天皇ではないかという点が懸念事項。だが、天皇=権力なら、男性天皇という代わりがいる。霊力をより重視するためには、斎宮に斎王を送るべきで、女性天皇は立つべきではない、というストーリーか竹取物語なのだ。
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315 2025/03/20(木) 13:55:39 ID:r/iW.mURvA
台与の後継は、斎王、斎宮として立てられ続けたわけだが、期待された本質はその霊力だったことが、平安時代に入って鮮やかに浮かび上がり、男系世襲が結果的に実現した。
女性の霊力重視の副産物が男系天皇世襲制。これが真実。女系天皇を検討する際にはこれを踏まえるべきだろう。現代社会、現代天皇制(敢えて天皇制と呼ぶ)は、女性の霊力を頼んでいるか?
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316 2025/03/20(木) 20:39:43 ID:r/iW.mURvA
>>310 蛹の中の液状化した終わりなき権力闘争のイメージは、蛹の次のステップ、羽化が期待されてのことだが、滅多に死人が出ないからと言うだけで徒に長引き、全く羽化の兆しがない様子からして、もしかしたら、この蛹イメージは間違いではないかという疑いが芽生えつつある。
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317 2025/03/20(木) 20:49:35 ID:r/iW.mURvA
この先、ヒーローなき女神なき世界が生まれたとして、そんなものは、蛹のカオスよりましだとは言えないだろう。
ヒーローなき、女神なき世界で、もし道を踏み外したとき、人は果たして悔い改めることができるだろうか?
「大きくなったらお母さんになりたい」という女の子を見なくなって久しい。男の子の場合には、元々なかなかお父さんになりたいとは言わず、別のヒーロー像を理想に思い描くことが多い。どっちにしても規範モデルであり、自己同一視した役割モデルの理想形だった。なりたい自分像が失われたとき、逸脱を後悔せしめる範型がなく、悔い改めることができるのか?
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318 2025/03/21(金) 05:17:28 ID:k.lVn1sdNQ
少子化の原因は、経済問題よりも、役割モデルの喪失、なりたい自分の漂流に起因する。ヒーローや女神になれない時代の自由競争、権力闘争が原因だろう。マウント合戦ゆえに家族を築けない。最低限の生存本能や生理機能、防衛機制にまで堕ちた非文化的欲望むき出しの闘争では、人は生殖には至らないから、持て余した欲望は、非生殖ルートに流出する。
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319 2025/03/21(金) 05:50:32 ID:k.lVn1sdNQ
モデルなき乱反射の世界を多様性と呼び、耐え忍ぶ社会。それに誰も異を唱える勇気がない。蛹の中は、様々な症状を発しながらストレスフルに流動しつつも、自由の天地だからだ。多様性が自由の代償ならば、耐えるしかあるまい。
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320 2025/03/22(土) 06:21:50 ID:hJhuPWE.m2
しかし、これを自由と履き違える精神が、単なる忍従だとは感じさせないのも事実。
無意味という自由。役割なき解放。放恣なる無方向性。無目的性。
その心地よさゆえに蛹の中の権力闘争イベントも、少なからぬ退屈凌ぎ、サーカス化しているのを私たちは見る。
滅多に人が死なない戦国時代は災いか否か?
蛹モラトリアムからは、抜け出せないだけではない。誰も抜け出したくはない。最終形態としての蛹というビジョンを持つべき。
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321 2025/03/22(土) 08:13:31 ID:hJhuPWE.m2
持続可能なゼロ成長世界のバランス均衡の為に、蛹モラトリアム以外のスタイルが存在しないとしたら、そして、これが転換しないことに誰もが貢献しているのだとしたら、一概に否定する根拠はなく、不満はノスタルジーからしか来るまい。液状化蛹のカオスを拒む理由がない。
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322 2025/03/22(土) 08:19:50 ID:hJhuPWE.m2
蛹の中に競争がないわけじゃない。競争が何も決着させず、進めない。自由という規範が全ての上に屹立、自由競争が何も生まない定常系バランスが肯定された世界にあっても諍いや罵り合い、マウント合戦は楽しまれる。指針なき楽しい世界だ。
石破首相が提唱した「楽しい日本」は、すでに蛹の中で実現している。
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323 2025/03/22(土) 08:38:05 ID:hJhuPWE.m2
これほどまでに自己充足的な、脱出不可能な蛹の殻に鎧われていなければ、人はまた、何かを企み、バランスを無視した暴走に躍り出るところ、この強固な自由の蛹は、人を閉じ込める最善な造作システムの到達点だと言えるのかも知れない。別の世界へ羽ばたく通過点ではなく、完成形。
企て、計画し、構想を練って世界を創造したがる病を上手く騙して手懐ける装置自体、誰かが考えて創り出せるものではなかったわけだが、この蛹は、よくできているのではないか?
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324 2025/03/22(土) 08:43:27 ID:hJhuPWE.m2
逆に考えるのだ。前世紀までの暴走人類をどうやれば阻止し、閉じ込めることが可能かを、人類の叡智が結集してどんな仕組みを構想できるかと。無理だろ。絶対に不可能だ。にも関わらず、誰も努力せずに、抵抗も受けることなく実現してしまったのだと。ネガティブに考えたがるとしたら、誰も望まなかったからではなく、誰も考え出せなかったからだろう。人類を救うスーパーヒーローには誰もなれなかったが、人類は、いつの間にか救われていた映画にブーイングしたがっているだけ。
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325 2025/03/22(土) 08:59:33 ID:hJhuPWE.m2
[YouTubeで再生] 成田悠輔は、貨幣がなくなる世界をAIからめて吹聴喧伝しているが、AIなど関係ないし、人為的に造作されるわけでも、22世紀を待たねばならぬわけでもない。序列がつかず、横にズレ広がる虚無的で、無意味な世界は、蛹の中にAIと無関係に実現済みだ。AIに任せる仕事があるとしたら、精々この萎みゆく蛹の随所に現れる不足を賄う延命後追い仕事だろう。
シュンペーターは100年前に、さらにJSミルは200年も前に、この定常状態をとっくに予見していた。
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326 2025/03/22(土) 09:13:08 ID:hJhuPWE.m2
蛹の中の液状化に気づいている人はいない。それが、戦後すぐから始まっていたことにも、もちろん、誰一人気づいてはいない。
しかし、これが蛹ではなく、まさか原子炉格納容器であったとは……
自然の技はやりおる。天晴だ。
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327 2025/03/22(土) 18:20:21 ID:hJhuPWE.m2
成田悠輔のような「AIによる資本主義の終焉」という議論は、人類が意図的に何かを設計するという視点が強すぎる。だが、歴史を見れば、社会の変化は意図的な創造ではなく、状況の積み重ねとして「なるべくしてなる」ものだ。
「AIが社会を作る」という考え方は、技術決定論に寄りすぎている。実際には、AIやデジタル技術、情報システムは単なるツールであり、経済の本質は交換関係の変化にある。 貨幣が消えようが、資本主義が変わろうが、それは人間が創造するものではなく、社会の流れが自然に導くものにすぎない。テクノロジーは無関係ではあるまいが、時代を牽引するものとはなり得ない。なぜなら、彼が予見する未来は、終戦直後から始まり、既に成就しているからだし、洞察力ある思想家が、数百年も前から具体的に推測済みの世界だからだ。
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328 2025/03/23(日) 12:49:14 ID:N7gssj8AEM
個人が徴税主体になる時代。もともとは、昔から
個人の徴税主体化はありふれたものだった。白拍子も傀儡師も役者も娼婦もそうだったんだから。しかし、べらぼうでりつが毒づいたように、個人徴税主体は、世間から爪弾きで追いやられてきた。
元来徴税とは、共有を擬制的所有が乗っ取ったものだ。共有は見えにくく、管理し難いから、私的所有に擬制する。つまり、王の所有という形式をとることで、擬制的に管理、責任、意思決定が可能な可視化を図った。政治とは、この可視化された徴税再分配のことであるが、結果的に、共有が、隠蔽されてしまうことになった。
個人の徴税主体化は、逆である。本源的所有が擬制的所有の共有を乗っ取った形になっている。個人的徴税主体が隠蔽するのは、個人的(本源的)所有の方だ。だから、アイドルは恋愛ご法度で「みんなの共有」を前面に押し出す共有ビジネススタイルで本源的所有を隠蔽する。プラットフォームビジネスもまた本源的所有は隠蔽されているから、知らず識らずにデジタル赤字が積み上がる。
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329 2025/03/23(日) 13:57:42 ID:N7gssj8AEM
徴税で隠蔽された共有が叛乱を起こすと革命になるが、個人の徴税主体化で隠蔽された本源的所有が叛乱を起こすと、スキャンダルどころではなく、キャバ嬢や地下アイドルや配信いただき女子みたいに殺害されるリスクすらある。
2016年の小金井ストーカー事件も有名。20歳の女性歌手(アイドル活動もしてた)が、ファンの男にライブ会場で刺されて重体に。男はTwitterで一方的な好意を募らせ、贈り物を返されたことで激昂した(Wikipedia)。
2022年の池袋の事件では、18歳の元地下アイドルがファンだった37歳の男に殺され、遺体を損壊されたケース(文春オンラインや産経ニュースの報道)。
2024年の西新宿のキャバ嬢刺殺事件も2000万円貢がされた男が逆上したもの。
2025年3月11日に東京の高田馬場で起きた女性配信者の刺殺事件。
教訓:可視化が隠蔽したものにご用心。
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330 2025/03/23(日) 14:24:12 ID:N7gssj8AEM
個人による徴税主体化時代には、隠蔽に気をつけるのはもちろんだが、それ以前に、偽装共有にご用心なのだと思う。共有詐欺だという視点で最初から相手にしないことだ。
一般則からして、共有は胡散臭く、疑わしい。幻想でなければ詐欺だと考えるべきものだ。個人が簡単に徴税主体になれる時代は、詐欺的共有がありふれ、満ち溢れる時代だ。素朴な共有は最早身近には転がってはいない。むしろ、本物の公共に注意を払うべき。
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331 2025/03/24(月) 05:53:47 ID:eYFYOgV2pA
徴税は、再分配だが、その起源、本質を辿るなら
男税と女税がある。男税は、協働、共有起源であり、しかも、未然形だ。つまり、何かを協力し合って実現した成果物は、一旦全部供出してから分配しましょうというスタイルで、国家だけではなく、会社も則っているのが、この男税形式。一人では決してなしえない企てや、計画を実現し得るが、協働時点では成果は存在していないから、未然形であり、予定に過ぎない。物納以前は役だから、これは、かなり、歴史的な徴税、再分配のリアルな本質や起源を言い当てていると言え、また、現在にも有効な労働供出、成果物分配スタイルだ。徴税=共有起源説はこれである。ならば、女税とは何だ?
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332 2025/03/24(月) 07:59:44 ID:eYFYOgV2pA
その前に、男税について一つ、書き忘れた。
会社の場合、会社は株主のものとする新自由主義や金融資本主義が台頭した時期があったが、これが、まさに、国家に起きたのと同じ擬制的所有だ。企業経営ガバナンスのために、管理、意思決定、責任体系整備の必要から、擬制的所有が発生し、共有が隠蔽されたストーリーは、現在進行形で観察できたわけである。
誰も結びつけては考察しなかったが、目の前に起きていることの理解は常に不完全で錯誤的でしかない証左だろう。
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333 2025/03/24(月) 09:23:35 ID:eYFYOgV2pA
女税を理解するためにはまず、一般交換について知らなければならない。
交換理論での一般交換(generalized exchange)は、「時期や対象が明確ではない恩送り」のことだ。誰かが集団に資源を提供し、それがいつか、誰かによって返ってくるかもしれない、という曖昧な信頼の上に成り立つ。たとえば、AがBに助けを差し伸べ、BがCにそれを伝え、Cが別の形でAやDに還元するかもしれない。このプロセスは時間的・対象的に不確定で、参加者の善意や暗黙の互酬性に依存する。「恩が巡る」というゆるやかな連鎖が特徴で、中心や期限がないからこそ、集団の絆を自然に育む。
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334 2025/03/24(月) 09:39:46 ID:eYFYOgV2pA
無期限、不等価、不確定、不可視な一般交換は、広がりを期待できるが、困った時はお互い様的な倫理道徳に溶け込んでしまいがちだ。この一般交換の強力な可視化ツールのひとつが、貨幣だ。貨幣は、商品、サービス、労務の間を直接等価性で相対させる訳では無い。貨幣が介在することで借りの履歴が記録されて循環し、擬似的な等価性が仮構的に成立すると見なされるだけ。これを「価格形成機能がある」と言う。一般交換の可視化は、貨幣によりかなり上手く実現出来たと言えそうだが、他にもある。
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335 2025/03/24(月) 12:59:09 ID:eYFYOgV2pA
たとえば、街中で、ある男の大変に素晴らしい善行を目撃されたとする。配信動画でもいい。
どんなコメントが付くか?十中八、九、彼に幸運が訪れますように、彼が幸せに恵まれんことを!だろう。これが、一般交換から再分配へのジャンプなのだ。神様、彼に幸運を!なのだから。自分も、もし機会があればあやかり真似したいだろうが、何時そんな機会が来るか分からない。だから、応急的に神様という「中心」に登場願い、祝福を授けて欲しいと願う。これは再分配による一般交換の可視化、返報実現希求なんだな。
「中心設置による返報センター化」が、間違いなく税の本質のひとつだと言える。
恩送りを返報化するのは、褒める女神に対応する女性的側面だ。
>>302 >>303 だから女税と名付けた。
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336 2025/03/24(月) 13:12:55 ID:eYFYOgV2pA
これが女税であり、有期性再分配だ。
中心を設け、その中心が公正明大な論功行賞を行う返報センターと化すことで、仏教の「善行善果悪行悪果」を可視化し、善行を促す。
これは情理的には極めて馴染み深く、人々の公正実現要求に即した仕組みに思われるが、実は、現実的、歴史的には存在したためしのない理念的再分配なのである。宗教的世界観の中でのみ、神(なかんずく女神様)による褒賞、祝福、恩寵、加護としてあらまほしかるべき報いとして存在し、積極的な貢献、徳行、篤行、陰徳、善根を積むを促す。逆に言えば、一神教スタイルの宗教の殆んど全てが、この精神的再分配(互酬性)の構造を備えている。
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337 2025/03/24(月) 15:54:51 ID:eYFYOgV2pA
歴史上に存在したのは、足利尊氏の恩賞方止まりであろう。
これは、軍功、手柄に限局されたから機能した例外だったわけだが、男税が未然形であるのに対して、女税は已然形だ。なされた事績に対して賞し、報いるものであるから、徴収面ではなく、分配面で性格づけられる徴税である。
だが、徴税が、必ず約束手形みたいな未然形企図、将来約束でなければならない決まりはなく、むしろ、この空手形化しかねない未来投資型徴税に傾いた弊が、政治における博打要素、山師要素となって、杜撰な放漫経営を許すという丼勘定政治をもたらしているのではないか?
結果検証無き、ペナルティ無き(単なる失職落選の有限責任止まり)投企型免責政治の根源は、男税の偏った性格に起因する。
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338 2025/03/25(火) 12:05:34 ID:Q5LRL24y86
資本主義・共産主義の両方の矛盾を解決する潜在的な可能性を秘めた徴税再分配が女税だと言えないか。
共産主義の矛盾は個人崇拝独裁による私的権力独占と暴走だ。公益は無視され、蹂躙されて専制君主の強固な恣意的強権、恐怖政治を実現させてしまう。
資本主義の矛盾は、制約なき私的利益追求による格差拡大と膨大なる貧困層隷属、公益破壊、毀損に加えて生態系破壊収奪だ。
国家そのものが既にその最初から徴税主体には相応しからぬ逸脱体制として発足し、国民の厚生に資するよりも犠牲を強い、搾取装置化することで自己維持、自己保存をしてきた存在だ。民主主義で偽装しても、その本質はいささかも変わらない。共産主義は極端な異形かもしれないが、共産主義までいかずも、すべての国家は共有を隠蔽し、公益を無視した経営がなされがちだから、国家、市場、共産主義、全てが公益に離反する矛盾がある。いかなる体制も共有、公益、公共には目もくれない。
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339 2025/03/25(火) 15:20:44 ID:Q5LRL24y86
共産主義もまた、看板倒れで「共有」を取り戻せず、公や、公共を蔑ろにした体制に留まり、それどころか、専制独裁の最も歪な恐怖政治を正当化するグロテスクな人工物にしかならなかった。これは、マルキシズムが完全に間違っていたからであり、科学を僭称した詐欺、共有詐欺であったことを意味する。
>>330 >一般則からして、共有は胡散臭く、疑わしい。幻想でなければ詐欺だと考えるべきものだ。
大掛かりな共有詐欺の実例が、あんなにもド派手に繰り広げられたのだから、お笑いだ。科学なら、予測すれど運動(事象に介入、干渉)はしないだろう。狂ったような革命運動があること自体が、マルキシズムの非科学性の証明だ。
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340 2025/03/25(火) 21:34:18 ID:Q5LRL24y86
マルキシズムは、あろうことか、キャバ嬢やパパ活女子の共有詐欺の仲間であった。個人が徴税主体化する時代には、イデオロギーや思想ではなく、地下アイドルやホスト、キャバ嬢、ティックトッカー、オンラインキャバクラの口車に乗せられないように警戒だ。
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341 2025/03/25(火) 23:54:33 ID:Q5LRL24y86
共有、公共、公益神隠しの時代は、今に始まったわけではない。19世紀にはマルキシズム共有詐欺が現れて、共有を連れ戻し、共有不在の空隙を埋められると騙した。大きな物語に懲りた現代では、様々な共有詐欺師が現れて、ちんまりした共有詐欺を働く。斎藤幸平のコモンズやマイケル・サンデルらのコミュニタリズムもそうだ。徴税主体化したシェアエコノミープロジェクトには、サブスクリプションや推し活も含まれるわけだ。
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342 2025/03/26(水) 05:25:32 ID:0QnDFWQsE.
共有不在時代の似非共有ビジネス
シェアエコノミー
クラウドサービス
クラウドファンディング
SNS
カーシェアリング、ライドシェア
シェアオフィス
クラウドワークス
Airbnb
Fantia
ライブチャット
地域通貨
仮想通貨
推し活、パパ活、ホス活、ギャラ飲み。
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343 2025/03/26(水) 06:26:37 ID:0QnDFWQsE.
いかなる体制も共有、公益、公共には目もくれない。
愚かなり、人類。
われわれは、なぜこんなもの(国家、民主主義、資本主義、共産主義)にすがって生きていけると信じてきたのだろうか?誰も問題に気が付かなかったのは、公益不在がやり過ごせるくらいに私的生活空間に退避できてきたからではなかろうか?余裕があり、私生活を隔離防衛できる程度には共同体残滓が守ってくれてきた。
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344 2025/03/26(水) 09:32:55 ID:0QnDFWQsE.
陰陽五行思想ではないが、男税、女税、陰陽相合わさってこそ、初めて一つの全き徴税が円かに完成を見る。
政治を変えたくば税体系を根本的に変えなければならないのに、民主主義も、共産主義も、税体系にまでは踏み込まなかった。
税体系の本質的な問題、即ち、共有、公、公共の不在をみて見ぬふりをし続けてきた。資本主義にいたっては、無税、無政府をおずおず提案し、不在ならばなくしちゃえばいいじゃないかと嘯く始末。
民主主義のたちが悪いのは、選挙で、政権交代で、政治家の思想や能力で、政治が変わり、問題が解決出来ると信じ込み、何の対策も打たないことに慣れてしまう点だ。
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346 2025/03/26(水) 11:53:51 ID:0QnDFWQsE.
資本主義の成長が止まり、市場が公益を食い尽くし始めた。或いは人新世の環境変造が耐久限界を突破、生態系の報復が始まった。
見失われた公をどうすれば取り戻せるのか、遅まきながら人々が問題意識を高めつつあるのは感じ取れる。公なき政治の行き詰り、政治の不可能性は、最終形態だとされてきた民主主義の危機としても認識され始めた。
再生のためには原点回帰が必要だ。そして、最初から公はないがしろにされていたにも関わらず、なぜ、今になって危機が開始され、今までの長きにわたり認識すらされてこなかったのかを問わねばならない。
一つは安全シェルターとしての共同体残滓や家族、家庭だ。
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347 2025/03/26(水) 17:37:00 ID:0QnDFWQsE.
庶民の暮らしは、思いの外、政治権力者達が繰り広げる狭い権力機構内の政争や権力闘争とは無縁に粛々と営まれるものだ。庶民が戦に駆り出されるわけでもない時代が長らく続いてきた。政治に無関心(Political apathy)な国民は、何も現代に限った話ではない、というのは置いておいて、退避シェルター(共同体)崩壊説を見てみよう。
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348 2025/03/26(水) 18:11:32 ID:0QnDFWQsE.
日本の場合には、それ以前、80年前の敗戦ショックにより、早くも国家による「公共」の維持の失敗が顕になり、負担を個人に押し付けるようになった。パンパンガールが自由に酔った時代だ。
敗戦という出来事は、国家の存在根拠、レーゾンデートルの最大の危機だ。だが、日本人は戦前、戦中から既に「政治は世事ならず」の緩やかなアパシーにあり、敗戦は、重苦しい戦時動員からの解放や抑圧的統制の解除と受け取られた。
政治の不可能性が顕著に露呈されたのに、GHQという共有すべき何ものもない支配者の占領統治下に導入された民主主義は、人々に、この新しい政治なら、われらの政治、公ある政治、公共の復活ができるのじゃないかとの希望を抱かせた。
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349 2025/03/26(水) 20:36:05 ID:0QnDFWQsE.
引き続く高度経済成長に物心癒された反面、公害の出現は、ネガティブな公に苛まれる負の側面を知らしめた。交通戦争、受験戦争、就職戦争という言葉も踊り始める。政治経済の不調法は、世事を脅かす政治の暴力を思い起こさせるに十分だった。
さらには、経済成長の成功こそが、全国隅々にまでわたる伝統的共同体残滓を一掃することになり、戦がなくとも政治は世事を壊すのだと理解された。それに続いたのが学園紛争だ。若者は「止めてくれるなおっ母さん」と、家族を振り切るダンディズムに酔ってみせた。安全地帯は徐々に削られ、全学連から赤軍派、日本赤軍、革マル派、中核派などの過激派が派生し、反米、反米帝を掲げた反体制暴力革命ごっこに興じた。つまるところ、暴力の共同体に依拠してお祭り騒ぎに燃焼し、自傷メンヘラみたいに共有、共感の不在に慟哭する小児病だった。オウム真理教もまた、幻想の共有の楽園回復の為にテロを用いたメンヘラ宗教であったろう。彼らは総じてぬくぬく安全で幸福な共同体復古主義への飢えに衝き動かされた反抗期メンヘラ自傷暴徒集団と括り出せる。
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350 2025/03/27(木) 06:35:55 ID:T3YB9HxuJA
高度成長期を境に、日本の社会は急激に変貌し、共同体を支えてきた多様な要素が消え去った。
山窩やアイヌ語話者の文化が消滅したのもこの時期だ。農村での「結」や「寄り合い」、地域金融としての「講」や「無尽」、長屋での近隣交流、夜這いの風習、拡大家族、家内労働、そして地域ごとの祭りや伝統文化といった共同体の残滓が失われた。
たとえば、田植えを共に行う「結」は機械化で姿を消し、村落ごとの獅子舞、田楽、村歌舞伎といった芸能は担い手不足で途絶えた。また、乱交要素を含む古式盆踊りも、都市化やモラル観の変化で消滅し、村落ごとの鍛冶や機織りなどの職人技術は大量生産に取って代わられた。長屋の井戸端会議はマンション暮らしに変わり、相互扶助の精神も銀行や保険に置き換わった。
この変容は家庭内部にまで及び、役割や関係性の崩壊、液状化が進み、非婚や少子化が加速。公益を支えたセーフティネットが崩れ、個人は無防備に社会に投げ出された。個人主義的価値観はそれを肯定し、政治における公の不在は、意識すらされることなく、反抗期自傷メンヘラ暴徒も徒党は組まず、ジョーカー化したかに思えた傍らで、共有詐欺に絡む事件が頻発。
公が足りない。公はいずこ?共助は?共有は?今だけ金だけ自分だけで良い訳がない!と騒ぎ始めた。
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351 2025/03/27(木) 11:02:25 ID:T3YB9HxuJA
高度経済成長期には、会社もまた、伝統的共同体に入れ替わるように人々の日常の共有体験を構成する装置として普及したが、バブル崩壊後、新自由主義と金融資本主義により、擬制的所有の手に落ちてしまったのは、既述の通り。
おまけに、海外バラマキ支援体質に加え、移民問題は、フリーライド許容や外国人優遇政治の不可解な挙動を表面化した。
税金を払っているのに公がないとは一体どういう事かと、怒りを込めて問題視するに相応しい機は熟したのだと言えよう。
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352 2025/03/27(木) 17:27:17 ID:T3YB9HxuJA
いまひとつ、大事なことを忘れている。神様である。私的生活空間の最奥に、信仰という退避シェルターが存在し続けてきたことの意味を忘れてはならない。
つまり、我々の傍らには宗教的な真実の再分配、信仰上の共有、女税を中心とした精神世界の公、公共、公益が寄り添って来たのだ。西欧社会には教会が、日本社会には天皇制が、現実政治世界の公の不在を補い、隠蔽されて行方不明にされた共有の確かなありかを指し示して来た。
それらがリアルな権力から離れ、純粋な理想を保とうと図ったには意味があり、信仰上の女税が権力構造に紛れては、真正なる共有を再び喪失することになるからである。かぐや姫は誰かの私物になることなく月に帰らなければならなかったのだ。
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353 2025/03/28(金) 02:53:41 ID:hRrHWqame2
南北朝時代に、斎王制、斎宮が畳まれたことは、天皇親政の断念と共に天皇が現実政治から完全引退したがゆえに、斎王制が必要では無くなったからだ。即ち逆に言うなら、天皇の象徴化がここに完成をみたことで人知れず公が守られた。
これは、結論部分は歴史学方面でも通説だが、斎王制の本当の意味にはたどり着いてはおらず、ただ、「天皇が直接神と繋がることを避けるための媒介役=斎王」という理解に留まっての解釈だ。なぜ天皇が直接神と繋がるを避けねばならなかったのか、そんな決まりがあったのかはかなり疑わしい。というか完全なる臆説であり、事実ではない。なぜ政治権力を放棄すると直接神と繋がれるのかも訳が分からない。歴史学者の水準の低さよ。
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354 2025/03/28(金) 10:01:06 ID:hRrHWqame2
称徳天皇の再即位時の政治的混乱(藤原仲麻呂の乱など)に際して、斎宮は立てれなかった。
聖武天皇の娘である称徳天皇は、重祚前孝謙天皇の時、東大寺大仏開眼供養を執り行った仏教への傾倒の篤い信者であり、神仏習合を進めた天皇でもあった。恵美押勝の乱を招き、出家してから称徳天皇に重祚したほどだが、さらに宇佐八幡宮神託事件も起こして悶着した。独身子無し女帝あるあるの皇統揺動は、女帝の強い意思で収まったが、これを奇貨とし、女性天皇は、災いの元と認知され、以後女性天皇を忌避し、また斎宮と仏教の統合も図られねばならなくなり、仏教要素の強い竹取物語が、清め、浄化として描かれたというわけだ。
嵯峨野の野宮神社が竹林景勝地であること「竹」取物語と符合する。さらには斎王制の拡充を狙って平安京に斎院が成立する。
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355 2025/03/28(金) 18:36:16 ID:hRrHWqame2
孝謙、称徳天皇は、本気で道鏡を天皇にしたかったのだろうか?確かに女帝の治世は、仏教の教えに深く感化された、慈悲深く、徳をもって世を統べる式の恩賞、恩赦、殺生禁止などが目立つ。しかし、私は孝謙、称徳の願いは、仏教国家的徳統治ではあったが、天皇に仏僧を据えることに拘ったとは思われない。国家安寧を宗教的に保証しながら、統治にも仏教の思想が生きた政治の実現であったと思う。残念ながらその理想は周りの誰一人も理解しなかった。女性天皇はやめたほうがいいね、という結論に至ったからだ。竹取物語は、仏教要素が漂うが、女性を地上権力から遠ざける話にしかならなかった。国家安寧は、斎王か保証するという復古思想リバイバルに終わった。宗教世界における調和的再分配は、仏教主導にはならなかったが、斎王制により賦活されはした。日本教が神仏習合をまとめ上げたのだ。
ただ、孝謙、称徳天皇は、間違いなく再評価されるべき女帝だ。道鏡ともども無理解な誹謗中傷、臆説に埋もれるべき人物ではない。
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356 2025/03/28(金) 21:54:26 ID:hRrHWqame2
現存はしない女税体系としての神、その神が死んで19世紀が幕を閉じ、神なき怒涛の20世紀も終わって、GHQも遠慮した天皇制も危機に瀕する21世紀。
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357 2025/03/29(土) 06:51:50 ID:kf9VN3frho
斎王制が国を安んじるという思想は、神祇神道の藤原氏支配の確定であり、摂関政治による皇統保全だったが、一方で、宇佐八幡宮が割り込んできているのは、斎王制じゃ済まない時代を既に予感させていた。宇佐八幡宮とは、応神信仰である以前に、神功皇后信仰であり、神功皇后こそは台与の、それも闘う台与のイメージにカリカチュアライズされた女神像だからだ。かぐや姫では居られない女神。民衆を導く自由の女神宜しく闘う女神は、武家社会の予感だった。
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358 2025/03/29(土) 09:11:49 ID:kf9VN3frho
359 2025/03/29(土) 10:17:28 ID:kf9VN3frho
救済実現希求と、返報実現希求とでは、後者のほうが遥かに難易度が高い。光明皇后は、前者を実践した。後者の歴史的事例は、現代にあっても、まだ存在しない。
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360 2025/03/30(日) 07:30:33 ID:lsrsDzlnvM
まとめると、
国家はいかなる体制を取ろうとも、コモンズの悲劇からの回避策としての支配者による擬制的所有(私有権力システム)であり続けざるを得なかった。このことに、誰一人文句を言ったり、変革しようとはしなかった。
理由は、下記。
・人民は政治的に無関心だった。
・サブシステムの共同体、会社が、セーフティネットであり、安全シェルター機能を果たしたから、国家は世事の外にあって収奪しては来るものの、切実な権利侵害主体とは、認識されにくかった。
・宗教的な信仰体系が、女税としての真なる共有、公を代替表現して、現実逃避的に誤魔化してきた。
ところが、
・啓蒙主義以来の宗教世界観衰退
・共同体崩壊
・株主資本主義による会社の私有化
・グローバリゼーションによる国家溶解、海外偏重により、遂に人民催眠が解けた。
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362 2025/03/30(日) 13:08:07 ID:lsrsDzlnvM
国家は協力の体系の具現であらなねばならなかったのに、そのためにこそ徴税という仕組みが出現したにも関わらず、ことの最初から私物化を免れなかった現実。
コレを間近に観察することは容易であり、
会社組織(ステークホルダー資本主義とか、CSR、公益資本主義など掛け声ばかりでは、株主資本主義を覆すのは容易ではない)
政党組織(日本保守党が百田と有本の私的ファンクラブ集金システム化している体たらくに顕著だが、大抵の新党で観察可能)
など、国家類同物の不審な挙動はもちろん、個人が徴税主体化する動きを随所に観察出来る時代なればこそ、徴税という協力の体系の悪用は、目に余る程だ、というのが、パンパンガール=徴税主体論から見えてくる。いただき女子、パパ活、推し活、インフルエンサーとは何者なのかも理解できたのではなかろうか?
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363 2025/03/30(日) 15:14:08 ID:lsrsDzlnvM
個人による徴税主体化は止めようがない。精々騙されないように警戒することだ。
問題は、政治である。力を持ち過ぎた会社や、税金にタカる政党も同時に始末できる解決策がないだろうか?
公益資本主義やら、ステークホルダー資本主義が虚しく響き、ESGウォッシュやらSDGsウォッシュと揶揄される事態を打破し、政治なんて甘い蜜じゃありませんよと、端から政治屋を寄せ付けない解決策。殺害予告まで受けたDOGE職員率いるイーロン•マスクが、不評を買いながら、仕分けする必要のない解決策。
この先の未来は、まず、政治の抜本的な大改革が不可避だろう。
実はヒントは既に現れていた。女税であり、称徳天皇の挑戦である。
意思決定しない政治、計画しない政治、立法権をもたない政治、「単なる恩賞付与機能に特化した政治」への変質だ。人類史上初めて女税の成立を見ることになるだろう。
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364 2025/03/31(月) 06:05:34 ID:V63e/1wgY6
称徳天皇は、何に挑戦したのか?宗教でしか可能ではなかった返報実現希求を現実政治で具現したのだ。
天平宝字六年(762年)孝謙上皇時代に「天皇は恒例の祭祀などの小事を行え。国家の大事と賞罰は自分が行う」と宣言する。ここに言う天皇とは、淳仁のことだ。賞罰を重要視した意気込みが感じられる。
『続日本紀』によると、重祚した称徳天皇時代の768年(神護景雲2年)に、全国から9人の善行者を選び、彼らの生涯の税(田租)を免除するという表彰を行なった。
返報実現希求実現に他ならないが、救済実現希求実現も当たり前に実施している。
母親の光明皇后の悲田院、施薬院の思想をよく受け継ぎ、実践した女帝が孝謙、称徳天皇だった。「救済実現希求」は、報道ジャーナリズムにも表れると書いたが、まだしも実現は容易である。
たかが9人と言うなかれ、全国を対象に情報を集め、審査し、終身田租免除を下したのだ。
「返報実現希求」は、宗教以外ではまず成立してはこなかった。それをやってのけた世界初の政治である。
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365 2025/03/31(月) 06:42:05 ID:V63e/1wgY6
権力を私する政治の世界に、最後の女帝は、女税の爪痕を刻んだと評価するべきところ、道鏡を絡めて貶め、災厄の女帝として排除した藤原摂関政治のせいで、われわれは、この孤立した世界初の快挙に気が付かなかった。わたしは、この女税、返報実現希求の具現の名称を「公益実現審査恩賞制」と名付けたい。公益を実現するのが政治であるが、誰が公益を実現するかは分からない。莫大な税金を使って政権必ずしも公益を実現しないのは、衆知の事実。政府には未来をつくれず拓けないが、結果を評価することくらいはできるだろう。未然の税は溝に捨てられてもヘリコプターマネー効果があるじゃないかと居直る税だ。死金を吸い上げて回す機能に後退しても威張り散らすのが男税。女税なら、政府には、できないことはさせない。能力に見合った作業しか割り当てない。それは、結果判断という已然の税だからだ。これなら、イーロン・マスクもお役御免になるだろう。
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366 2025/03/31(月) 07:00:33 ID:V63e/1wgY6
>死金を吸い上げて回す機能に後退しても威張り散らすのが男税。
何かに似ていないか?そうだよ、闇バイト強盗だよ。金がありそうな高齢者宅を襲って、或いは特殊詐欺工作を仕掛け、死金を奪い、市中に金を回すトクリュウ。政府が特殊詐欺化してしまっている。民間が金を借りないから政府が借りるわ、という国債依存経済も特殊詐欺の一種。もう限界なんだね。
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367 2025/03/31(月) 08:58:59 ID:V63e/1wgY6
未然の税が未来まで先食いして取り繕っている世界が、現状、皆が知っている男税の権力政治機構だったわけだが、その耐久性をMMTで偽装しても、何も好転はしないし、公益実現が促されるわけでもない。
公益実現は、政府の独占、専売だという虚構をいつまで信じるのか?個人が徴税主体化したって詐欺にしかならないんだから、政府だって同じだ。誰も公益、公的価値実現には関係ないのではないか?というシラケた思いに喝を入れるのが、公的価値実現審査恩賞制だ。
免税されるだけでも、企業は、動かざるを得まい。株主の所有物であろうがなかろうが、利に敏い企業なら、免税を勝ち取るために公益に動く。促される。
企業だけではない。個人でも公的価値を実現するなら、免税恩賞が得られる。全ての納税者が公平に免税恩賞機会均等な立場だ。万人が公的価値実現の主体であることこそが、真の民主主義ではなかろうか?
称徳天皇が蒔いた種が、千三百年の眠りから覚めて芽を出す時期が来たように感じる。
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368 2025/03/31(月) 11:41:49 ID:V63e/1wgY6
既存省庁、行政機関は大幅に見直しが図られ、統廃合、議会機能も大胆に縮小、政治家の役割は、大風呂敷を広げたり、甘言を弄すことではなく、単なる審査評定。
ポイントは、
・税金を使途を「議論不要な基礎機能」に限定
・政治を「恩賞付与機能」「危機救済機能」に特化
・税金に群がる政治家の私物化、利権化を防ぐ
前提にあるのは、「公的機関や政府には、公的価値実現能力がない」という厳然たる事実だ。政府プロジェクトは大抵転ける。公的価値実現が出来るのは、必ず民間組織であり、人民一人ひとりである。政府には、公的価値の基準の明確化、周知、公正で透明性の高い論功行賞に専念してもらう。
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369 2025/03/31(月) 16:43:15 ID:V63e/1wgY6
このアイデアのきっかけは、宗教法人がなぜ無税なのか疑問を抱いたからだ。
どうやら、宗教法人には、公益性があるから無税らしい。宗教法人に公益性などあるか?たぶんないのだ。他にも、学校法人、医療法人、公益社団法人、公益財団法人、特定非営利活動法人、ボランティア団体、社会福祉法人、文化、芸術団体、中小企業団体など、謳い文句に公益や非営利を掲げるだけで、自治体の認定が通りやすくなり、実績や効果検証抜きに無税となる。そんなに公益に役立っているのなら、役所を減らせばよかろう。むしろ、普通の民間企業の方が遥かにもっと正確な意味での公的価値の実現に役立って来ているし、役立つ力を秘めている。私悪は公益というは、マンデヴィルの蜂の寓話である。「白河の清き流れに住みかねて元の田沼の濁り恋しき」とまで言ってしまえば、何でもかんでも公益、公益汎在論に陥ってしまうが、世の無税団体の名分たる公益は、看板倒れ、多分公益とは名ばかり。また、そこに働く人は普通に課税される。かなり怪しげな存在。
簡単に言えば、単なる脱税機関であり、税逃れの隠れ蓑どころか、公金チューチューマシンだろ、というわけで、廃絶すべきと考えた。
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370 2025/04/01(火) 06:17:15 ID:piO/uq3nXs
代わりに一般企業が本当に公益価値を生み出し、提供したのなら、無税にしてもよかろうし、報奨も与えて構わない。看板や器ではなく、実績、結果に対して報いるべきであり、業績を上げたなら、所属員の活動にも報いる為に、所属員も無税にすべきだろう。実態なき無税は直ちに廃止。
すると、当然ながら、実態調査、審査にはかなりの労力を要する。その労力に意味があるとして、一体誰が担う?役人や政治家、政府のメイン業務にしてはどうか?
との、逆転の発想だ。
他のブルシット・ジョブは全て廃止。政府、役所機能の徹底的削減……と、考えていたら、足利尊氏の仕事っぷりや思想がまさに恩賞=政治だったことが判明。資本主義の無軌道に方向性をあたえるのは、これしかない。資本主義のパワフルな駆動力はそのままに、それに空疎なお題目ではなく利をぶら下げて公益実現方向に舵を切らせる。
公的価値実現が政治の真の目的であるのなら、尊氏のように恩賞に専念しても立派に政治の目的は果たしている。ほかのことは全部やめちまってもいい。人々を公益実現に駆り立てることこそが政治ではあるまいか?
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371 2025/04/01(火) 09:05:39 ID:piO/uq3nXs
国家が納税還元を忘れた税金使途を隠しもしないで大っぴらにやり、その延長線上で、国債を乱発して国家をゾンビ化する弊害、即ち、再分配構造すら無視した徴税で、国家が闇バイト化する問題が先か、
はたまた、個人が、徴税主体化し、あちこちで詐欺を働き、治安が乱れ、資本主義の暴走以上に各自が各自を互いに騙し合う社会が秩序を崩壊させる問題が先かは、分からないが、とにかく急激に「公」が損なわれ、失われていっている。そこに移民問題が追い打ちをかけて社会的カオスが原子炉格納容器化した凍結蛹内を死と腐敗に導く。
このどん詰まりを打開するルートは、「公」の再生しかありえず、政権交代でなんとか……レベルではない。地球温暖化とか、格差社会とか、資本主義の問題など消し飛ぶ本当に深刻な問題は、渦中にあっても内部の人間には自覚されないものであるようだ。
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372 2025/04/02(水) 05:50:29 ID:A4PW4ymPMo
373 2025/04/02(水) 12:31:20 ID:A4PW4ymPMo
>>372 誰も被害者いないじゃん論が湧くよね。だから、NHKですら推し活、ホス活推しなんだよ。気づかないんだ。世の中から「公」や「公的価値」が失われたことに。政治ですら「公」とは、無関係になっても、誰も気づかない。誰も被害者いないじゃん論だけがのさばる。あげくに子どもが殺されて床下や庭、公衆トイルに捨てられ、高田馬場で配信者が刺し殺される。街頭演説中に政治家が殺される。トクリュウが闇バイトに指示して住宅に押し入り強盗殺人が繰り返される。宗教が搾取するが、信仰の自由の前にフリーズする。徴税が公を生まない悲劇として、底流は同じ。ぶっ壊れた再分配と一括できる。公とは再分配であり、再分配は公なのに、再分配は権力であり、権力は再分配だと誤解され続ける。
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374 2025/04/02(水) 19:41:42 ID:A4PW4ymPMo
再分配の正常化、再分配の回復が、本来の「公」を取り戻す唯一の手段。個人の徴税主体化なんぞに「公」はないんだよ。「公」を失わせたのは、男税の仕組み=未然形空約束協力体制。これを撲滅しろとは言わない。企業組織は、未然形目論見約束協力体制なのに比較的上手く機能している。利用しない手はないのだが、民主政治が模倣してはいけない。まともに政府の結果責任を問う仕組みはないんだよ。国民(納税者)=出資者、代議員=株主代表、議会=株主総会、政府=代表取締役、政権交代=取締役解任、交代……これで上手く回るとでも?会社更生法はIMFプログラムか?植民地化や征服がない以上、解散整理やM&Aは相当物はないがな。だったら、会社にもっと多くを期待しよう。頑張って公的価値実現してもらい、恩賞で応えよう。経営権の大部分を会社に譲渡するも同然。
返信する
375 2025/04/02(水) 19:49:13 ID:A4PW4ymPMo
民主政治を企業のガバナンスモデルに置き換えるのは誤り。
ただし、政府が公的価値を独占的に担うのは非効率的だし、そもそもその能力がないし、やらない。やれない。
だったら、企業の公的価値創出を最大限に引き出し、政府はそれを補完する立場に移行するべき。
しかしながら、補助金行政は単なる利権だから、禁止すべき。結果審査だけで支援する。
つまり、政府の直接的な役割は縮小し、「公的価値実現のプラットフォーム」として機能する仕組みを作るのが、「公」を取り戻す唯一現実的な方向性。
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376 2025/04/03(木) 09:50:23 ID:k.lVn1sdNQ
母系制、売春、国家の形成、斎王、天皇制、宗教、教会、女性天皇、象徴天皇、称徳天皇、足利尊氏、陰陽五行説、推し活、ホス活、イーロン・マスク、DS、株主資本主義、再分配、権力支配、民主主義、遊廓、豊臣秀吉、クルチザンヌ、女スパイ……一つながりに現代まで、何一つ無関係ではないのだが、国税庁は、税金の説明をこのスレ以上に詳しく、その本質を理解し、語れるだろうか?
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378 2025/04/03(木) 22:06:44 ID:k.lVn1sdNQ
財政破綻が古来、国家や帝国の興亡の第一原因であったが、国債の発明と、民主主義により、国家は倒れることなく、ゾンビ化することもできるようになった。その代わり、ゾンビ国家に生きる国民も生み出したわけで、それがどんな生き心地なのかは、例えば日本やアメリカが現在進行形で体験中だ。原子炉格納容器化社会イメージが必ずしもゾンビ化国家を意味するものなのかは、分からない。
原子炉格納容器社会は、ゼロ成長飽和定常系社会ではあるけれども、社会関係の断裂、個人化が極限にまで進んでカオス化した社会であることが、主たる特徴だ。以前提示した権力者や、職人不在のハンターだらけの社会だとも言える。
原因は異なれど、同じ社会の二つの顔なのか、原因が違うなりに異なる二つの顔をたまたま今の日本はそなえているのか。
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379 2025/04/04(金) 06:34:27 ID:PY8upE0jnw
中野剛志は、中間団体排除の新自由主義で、脱成長化してしまったと言い、保護シールドにもなる中間団体再生を訴えながらJGPも活用し、JGPが富国強兵の解決策になるなどと言う。徴税の最初は労務提供だから、政府雇用活用視点は注目に値すると思えつつ、政府が、そんな大層な需要と未来ビジョンに則った職業創出設計力があるはずがないのと、それを補完するボトムアップを狙って自治やNPOに期待し始める時点で、破綻する。NPOこそが、公金チューチュー主体の巣窟で、何の役に立っているやら不透明なタカリ屋だとバレているからだ。
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381 2025/04/04(金) 12:01:25 ID:PY8upE0jnw
中野剛志は、成長を取り戻す事を目的に据えて、頭でっかちな間違った結論を導いた。
私は、公を取り戻す事を目的に据えて、かなり科学的な結論を導き出したといえるのではないだろうか?
どっちの目的が正当か、どっちの結論が正しく、まともに機能するかは、歴史と現実が答えを出すだろう。だが、理論提唱者たる私には、彼の理論の目的も結論も誤りだとはっきり分かンだね。
まず、彼の現状認識が間違っている。彼は、たかだか、日本のバブル崩壊以降、或いはさらに長くレンジを取ってもせいぜい20世紀世界恐慌以降の
「経済史」しか眺めていない。私はと言えば、生物の有性生殖からこの方、人類の社会形成(互酬性の誕生)から、共同体と宗教の誕生(再分配の発生)、国家、文明の発祥(再分配の権力化)を辿って、現代社会を観察している。同じものを観察しているにも関わらず、現代が如何なる状態かの評価、認識が異なる。そりゃ、目的も解決策も異なって当然。
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382 2025/04/04(金) 20:23:20 ID:PY8upE0jnw
私はこの長々とした話を、科学として記述してきたつもりだ。科学は、徒に運動を煽らない。科学は、予測し、予見する。結論を出して終了だ。
この共有喪失社会の今後は、ありありと分かる。「公的価値実現審査恩賞制以外に生き延びる道はない。以上。」
この話をすると、具体的細部の詰めやら、どうやったらそこにたどり着くことができるのかと色めき立つ者がいる。
なぜ私の科学的結論を否定したがるのかと、私は不満だ。人々が創造的で計画的、企画者でありたがり、構成的に具現化行動したがる姿は頼もしくもあるが、それこそが、現代に至るクソな政治の成立経緯ではなかったのか?
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383 2025/04/05(土) 10:31:55 ID:n0avs4NDXw
公とは何か?公的価値とは何か?
公は、どうやら、交換ネットワーク全体にかかる薄皮ドームみたいなもんらしい。そこから資源徴収し始めると交換は一気に再分配へとジャンプする、というのが私の交換理論だ。ネットワークから、サークルに転化するのだな。国家は既にサークルだが、国際社会は未だネットワークなのだ。とはいえ薄皮に覆われた同舟には変わりない。国家の外にまで公の範囲は延びている。
公の具体的な内実はこの運命共同体がより良く生きることであり、今私が決めることではない。乗り合わせた皆が公平に幸せを感じられる人生を営むための価値を考えながら生きる。それが政治。政治参加。
公的価値実現審査恩賞制で、暮らしが政治、政治が暮らしになる。
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384 2025/04/05(土) 12:20:28 ID:n0avs4NDXw
ネットワークに過ぎない公の薄皮ドームにも役割を与えたい。
公的価値に関連して直接金銭を動かす役割ではなく、公的価値を認証、認定し、同時に国家内で行われる審査、評議、評定への異議申し立て受け付け機関としての監査役だ。
公的価値設定そのものは、国家主権を重んじるが、その正当性、公正性担保に国際機関による認証がお墨付きを与える構造だ。国内の利害対立から紛糾する場合の議論にグローバルな視点からの支援を加える。
もはや、グローバリゼーションは、脅威でも外圧でも既成価値秩序破壊要因でもない。王権神授説や、天皇勅許並みの権威付与サポーターに成しうる。皇室典範改正圧力のように、どうしても譲れぬ場合は、国家主権優先で拒否できる。そうした建付けが想定される新たな国際機関、即ち国際公的価値認定機関に、国連を潰して改組する。それ以前に参加各国が公的価値実現審査恩賞制を導入済みでないと駄目だがね。
まあ、文明論的深みから、科学的に人類が生き残るための抜本的政治改革を導き出すなら、これ以外にはないだろう、という結論や。
どうやって辿り着くかは知らん。下手な運動は起さんことや。
政治とは権力ならず。
過去には政治に特権や権力が必要な要素はあった。しかし、今はそれが、政治の機能不全の第一原因だ。機能不全なんやから、なんとかするやろ。アホみたいにいつまでも政権交代でグルグルやってる暇なんぞないやろ。
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385 2025/04/05(土) 14:57:09 ID:n0avs4NDXw
世界政府を拒否し、国家主権を維持しながら、世界的な政治的統合を権力ではなく、公によって実現するプランはこの形しかない。権力政治をそれまで維持してしまったら、世界政府は、恐怖の体制、自由なき、管理主義的なおぞましい監視社会にしかならないから、是が非でも、権力政治は終わらせておかねばなるまい。既存の政治概念の延長であってはならんのだ。「世界政府を拒否する世界統合」は、統合のディスティニーが必然ならば、何としてでも辿り着くべき最適解に違いない。
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386 2025/04/05(土) 19:42:56 ID:n0avs4NDXw
世界政府イメージが不人気で、おぞましいディストピア像に塗り固められたのは、20世紀前半のオルダス・ハクスリーの「素晴らしき新世界」や、ジョージ・オーウェルの「1984」ら、反共主義SF小説の影響だ。それ以前には、イマニュエル・カントやHGヴェルズ、アインシュタインらに見られるような、素朴な平和主義、戦争回避願望からの世界政府理想論が主流であり続けてきた。現代自由主義世界の住民に、世界政府は悪夢、陰謀論の類と植え付けた元凶は、マルクス主義なのである。あの、「科学的」社会主義を標榜した似非科学、マルクス主義を退治し、完全に葬り去る必要がある。
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387 2025/04/06(日) 05:53:55 ID:BEABVfRgSk
マルクス主義は、詐欺であり、完全なる謬説だ。
マルクスは、共産主義が実現すれば、国家は、消滅すると説いた。科学的法則としてである。
これに対し、カール・ポパーは、マルクス主義は反証不能な体系(歴史が証明すると言うだけ)に陥ったと批判した。つまり科学の要件を満たさぬ信念体系だと。で、歴史は何を証明したか?
共産主義国家が必ず抑圧的、全体主義的な独裁国家にしかならないことだ。レーニンは、さらにコミンテルンで、この恐怖政治しかもたらさぬ強権的暴力的専制支配装置を世界政府化しようと図った。だから、世界政府のSFイメージは、すっかり地獄絵図化したわけだ。国家が消滅しないどころか、史上最悪のグロテスクな弾圧暴力装置を生み出した責任はマルクス主義にある。これを直ちに唾棄し、ゴミ箱に投入、焼却しないとしたら、人類はまともな正邪判断、正誤判断ができない生き物だということになろう。焚書が野蛮なら、せめて邪悪な妄説博物館に飾るべき汚点、反面教師として扱われて然るべきだろう。マルクス主義の過誤は本質的で、その生産理論にあり、交換理論の欠落した社会認識に根差す。
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388 2025/04/06(日) 06:18:36 ID:BEABVfRgSk
なぜ生産理論偏重が、凝縮されたような抑圧的強権恐怖政治をもたらすか?
生産理論偏重は、社会を製造装置化し、人間を生産ロボット部品化した上で、コモンズの悲劇回避策に強権主体の一者を呼び招かざるを得ないからである。
窮極の私物化を正当化する理論に化ける。「全世界私物化理論としてのマルクス主義」と、正しく評価できなければ悲劇は避けられない。
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390 2025/04/06(日) 12:30:31 ID:BEABVfRgSk
マルクス主義の国家論、国家観はこんなものでしかない。↓
「貧富の差ができて富者が貧者を支配し、隷属したいと考えました。貧者の抵抗や反乱を抑えるために国家が出来ました。終わり。」
こんなにリアリティのない適当な国家観しかない科学って?
「階級対立を解消すれば、パッと国家が消えてなくなりますよ。」
結果、なくならない。当たり前だろ。幼稚過ぎるだろ。何故信じた?
エンゲルスの国家論
「国家は共同体内部の対立を調停するための装置として現れるが、本質は支配階級の秩序維持装置。」 支配階級が調停するからな。
レーニンの国家論
国家は「資本家の暴力装置」なので、「労働者の暴力装置」にすげ替える必要がある。
暴力装置の奪い合い。
グラムシの国家論
暴力と文化と合意の複合体が国家
アルチュセールの国家論
「暴力だけではないイデオロギーによる洗脳支配」
と、支配テクニックの洗練と巧妙化に目を向けるが、階級対立維持保全装置が国家だという点は変わらないまま。
なんだこりゃ、だろ?
マルクス主義ならば、国家は解消されなければならない。
なら、突っ込もう。
国家がなくなってないなら、階級対立は維持されたままなんだね?と。
いや、嘘なんだよ。デマなんだ。根拠なき妄想なんだ。やつらは国家を解明できてはいないんだ。
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391 2025/04/06(日) 13:01:33 ID:BEABVfRgSk
毛沢東の国家論
国家は、暴力装置である。革命前は、資本家が農民を抑圧する暴力装置としての国家だった。
革命後は、人民の敵たる資本家を抑圧する暴力装置としての国家が生まれた。国家を維持するためには、人民の敵=資本家が必要だから、国内の隠れ資本家を探し出し、粛清。日本も人民の敵だから、暴力装置である国家は、強大化せねばならない。米帝も人民の敵だから、核武装必須。
毛沢東国家論では、暴力装置絶対主義であり、暴力装置のために内外に人民の敵を不断に作り出さねばならない。この様な異常国家を出現させた責任がマルクス主義にはある。
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392 2025/04/06(日) 20:40:21 ID:BEABVfRgSk
なぜ政治は、属人的な意思決定でなければならないのか?答えがない問題に答えを出す行為だから、主観的価値判断に委ね、責任を取らせるため、つまり、生贄。しかしながら、あまり厳しい責任追及をすると成り手がいなくなるから、有限責任と甘い汁とで成り手を確保せねばならない。古く、国家以前の部族社会では、占い師なのか祭祀王なのか、生贄なのか判然としない属人的意思決定者が時に呪術的卜占的補助手段に助けられながら祭り事の中心にいた。金枝篇でおなじみの王殺しは、政治の始まりに普遍的に現れた生贄王と結びついている。
それが、今や、特権は享受すれども責任は取らない政治家にすっかり入れ替わった。甘い汁だらけで責任追及はなし。だったら、属人的意思決定である必要もなくなったはず。成田悠輔が政治家は猫でいいと言った理由である。
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393 2025/04/06(日) 22:41:13 ID:BEABVfRgSk
ちょうど卑弥呼や台与の時代の3世紀以前の倭国がこの祭祀王=生贄王時代だったわけだ。そんな時代の政治は、記憶されていても到底国史には書けない。国史=中国王朝が読む記録だからである。したがって、卑弥呼、台与は書き記されることなく、天照大神の岩戸隠れ前後或いは豊受大神として神話的天上界の神にされ、倭迹迹日百襲姫命と豊鍬入姫命とは分離された。
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394 2025/04/07(月) 10:39:03 ID:6C/RXGu1vM
昨日の大河べらぼうには、「恩送り」がでてきましたね。社会は交換ネットワーク。交換ネットワークは、「公」の端緒。マルクス主義者に教えてやりたい。
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395 2025/04/07(月) 19:39:32 ID:6C/RXGu1vM
[YouTubeで再生] 恩送りは、英語圏では、ペイフォワードpay forwardといい、2000年にアメリカで映画にもなった。
既に解説したように、交換理論では、一般交換と呼び、貨幣交換や、再分配へと進化する。
貨幣交換は、市場交換から、資本主義へと開花して、その非対称不等価交換は、格差や利益の偏在、バブル、バブル崩壊やら、資源収奪をもたらすことにもなった。
再分配は、残念ながら権力化し、資本主義を克服するのだと言って、マルクス主義という全世界私物化の悲劇をもたらした。
これが、われわれが住む社会の実態だ。パンパンガールはそんな社会におけるズタズタに砂粒化した個人による再分配詐欺、徴税カオスの先駆形態なのであった。その先の未来までのビジョンを示した約一年に渡る掲示板のブログ化も、ご迷惑様で、そろそろ幕を下ろさねばなるまい。
この構想は、私が卒論で交換理論をテーマに取り上げて以来温め続けたもので、社会人生活の傍ら、頭の片隅では常に交換理論で社会を眺め続けた結果である。たった一つの公理、「社会は、交換ネットワークである」、という閃きを転がし続けた挙げ句の結論だ。そうではない、という反証は遂に現れなかったから、多分、手堅い真実であるだろう。
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396 2025/04/14(月) 10:04:39 ID:OY1TISgTog
マルキシズムよりも余程リベラリズムの方が確実に国家を消滅させる正規ルートを敷いている。ジョージ・ソロスのオープンソサイエティ財団やら、国連が掲げるリベラリズム的価値観は、グローバリゼーションを肯定し、国境を越えて国家の侵食を促すものだから、アメリカも拒絶反応を示し始めた。ソロスと袂を分かったスコットべッセントが財務長官になったのは、トランプのアメリカ第1主義に共感したからだ。
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397 2025/04/14(月) 10:20:46 ID:OY1TISgTog
398 2025/04/14(月) 10:29:11 ID:OY1TISgTog
――彼女に立ちんぼさせるなんてそのホストの彼氏、けっこうえげつないと思うよ。
「そうかもね。でも彼氏は、毎日笑顔で送り出してくれて、帰ればセックスしてくれるから、私はそれで幸せです」
自分の彼女が見ず知らずの男に抱かれ、それで得たカネで自分は暮らす、そんな状況を彼氏は許せるものなのか。一方、紗希は彼氏のことを信じきっているのか、それとも騙されるのではと疑いつつ、彼氏を信じる自分に酔っているのか。しかし沙希は、なんど質問を重ねても「私はそれで幸せ」と言うにとどまった。(209~210ページより)
恋愛か、性加害か曖昧な時代、恋愛か、性搾取かも境界はぼやけてくる。関係性が溶け出して、行動規範も失われたことを、終戦直後も自由と呼んだが、今でもそうだ。何も変わっちゃいないのだ。
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399 2025/04/14(月) 10:37:16 ID:OY1TISgTog
挿絵には右下隅に浮かぬ顔した流行作家太宰治が描かれているが、太宰治の絶筆「グッバイ」には、こんな戯れ歌が書かれていた。「あなたじゃないの、あなたじゃない、あなたを待っていたのじゃない。」
あなた=アメリカと解釈する者もいるが、あなた=自由ではなかったか?
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400 2025/04/14(月) 17:09:22 ID:OY1TISgTog
読み直したが、グッバイにはそんな戯れ歌はなかったわ。するとあれは、太宰の何の作品だったか?
まあ、そんなことより、再分配の再建が未来を……などと言ってる私に新たなる敵が認識された。MMTだ。MMTは、国家財政において、自国通貨発行が出来る国においては、税金は、財源にあらずと主張する。再分配は、存在しないというわけだ。再建のしようがないことになる。しばらくは、これと引き続き格闘せねばなるまい。恩送りが貨幣でとんでもない化け物になったように、再分配もまた、貨幣によってモンスターと化したのではあるまいか?
誰も問うた試しのない疑問、謎は、大好物や。そろそろやめるつもりだったが、このミステリーだけは解かねばなるまい。徴税に足を突っ込んだ以上、致し方ない。延長戦だ。
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401 2025/04/15(火) 09:41:56 ID:DrLffUoxHg
貨幣とは、実物取り立て券だな。
発行主体は国家。実物は、特定されない何かだ。国家は、この取り立て券発行主体だが、いざとなったら取り立て強制執行出来ることを裏付けに恣意的に発行可能=自国通貨発行権だ。決して実現はしない(?)バーチャルな可能性を担保に取り立て券を発行している。
企業も、何らかの実物と引き換えに実物取り立て券を掻き集め、従業員からの労働という実物と引き換えに、集めた取り立て券を配布する。
国家が発行した取り立て券が市中でも取り立て券としての効力を保ちながら流通するシステムが、近代経済。その効力が弱まることをインフレ、高まることをデフレ言うのだな。
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402 2025/04/15(火) 09:45:17 ID:DrLffUoxHg
取り立て券が実物との対応をしていないのは、国家レベルであり、市中では対応するから、労働-消費生活では気が付かないのよ。
日常生活では、交換原則が保たれていることがポイントや。だから、未だに私達の血税とか、税金ドロボーだとか、我々の税金を無駄な事に使わないでみたいな監視態度が残る。
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403 2025/04/15(火) 09:58:26 ID:DrLffUoxHg
また大河べらぼうから引くわ。
松平武元「世の大事はまずは金、しかし金という物はいざという時に米の様に食えもせねば、刀の様に身を守ってもくれぬ、人の様に手を差し伸べてもくれぬ。さように頼りなき物であるにも関わらず、そなたも世の者も金の力を信じ過ぎておるようにわしには思える」
そうなったのは明治近代化以降であろうのに、田沼時代(18世紀後半の天明•宝暦期)にその台詞を言わせるとは、中々早熟なるわが国。
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404 2025/04/16(水) 08:42:58 ID:0soipqYNOc
ただ、政府も実物取り立て券で支払って実際に実物を取り立てる。財政支出、財政出動によって、現物を実物を取り寄せているからだ。その財源が税金ではなく、国債だというのがMMTなのだが、理由は、税金は、先立たず後から徴収されるからだと、あまり意味のないことを言う。政府支出は食事、税金は排泄なんて図も出回っている。
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405 2025/04/16(水) 09:45:09 ID:0soipqYNOc
この図も大間違いなのだが、それはおいおい。
MMTは、素朴な再分配幻想を悪気なくぶち壊して国家の自由を最大化する事で、貧富の差ならぬ、腐敗の格差を生み出す。
一般交換を懐かしみ、貨幣交換を中止する暴挙は誰も選択はしない。同様に、再分配を懐かしみ貨幣納税を廃止する選択肢もありはしない。まずは、貨幣によって交換理論は何を被り、何を失ったのかを解析することだ。
MMTは、最初に政府が政府支出で貨幣を生み出すと言いたいがために下らない派生言辞をばら撒く。
最初に政府が人々を働かせる、或いは、人々が働いて政府という神輿を担ぐという税の本質を、貨幣供給にすげ替え、国債が財源、税は財源にあらずとか言い出す。
真実は、国債も税も、区別されることなく同じ財布の中で財源になる。貨幣=実物取り立て券だから、財源は実物と邂逅し、ヒト、モノを動かす。
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406 2025/04/16(水) 09:53:38 ID:0soipqYNOc
>>402 これは、語弊があった。国家レベルだろうがなかろうが、実物取り立て券が実物から離れて振る舞い始める現象はどこにでも観察可能だがからだ。国家レベルの実物取り立て券の実物からの切り離しは、それらとはまた別次元で起こる現象だ。
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407 2025/04/16(水) 14:23:18 ID:0soipqYNOc
取り立て券は、債券化して取り引きされるから、取り立て券で既発行の取り立て券を集める。企業は、社債発行可能だし、債券市場のマネーゲームも起きる。ポンド危機みたいに通貨狙い撃ちで金儲けが出来るカジノ化するわけだ。
だから、実物乖離、実体剥離は国家レベルだけではなく、取り立て券同士がくんずほぐれつ絡み合う金融市場でも起きている。
ソロスが仕掛けたポンド危機は実体乖離前提だから、ポンドの実力云々は言いがかりで構わず、自己実現的な予言で引き摺り下ろせる。
実物や交換ではなく、貨幣が鼻面を引き回す世界の現出である。
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408 2025/04/16(水) 16:56:36 ID:0soipqYNOc
信用経済だから信用操作で価格を動かせるわけだ。信用は目には見えないバーチャルなものだ。
つまりは裏付けなき、未実現に依存したバーチャル妄想経済に国家も呑み込まれ、財源は税金に非ずとかほざいているのがMMT。
でも、MMTが説くように実際の貨幣は、そのバーチャルな未実現取り立て幻想の中で発行されて流通するしかないわけで、明治政府以来の日本の近代経済のベースマネーは、現実に政府債務に釣り合ってしか存在してこなかったとまで言われるわけだよ。これだけ現実経済を支えて(引き回して)来た以上、この幻想の枠外で人が生きるのは不可能だ。
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409 2025/04/17(木) 09:57:12 ID:k.lVn1sdNQ
近代国家は、「幻想の共同体」とか言っちゃっているが、「脱共同体」であり、「脱実体」、「脱現実」だったわけだな。社会契約論幻想で動かされてきた単なるエネルギー流動体なのかもな。
社会契約論とは、思考実験が描き出したノスタルジーに過ぎないわけで。だが、その幻想がなければ人は自己を保てない。
兌換紙幣時代は掴まり歩きのヨチヨチだったが、不換紙幣時代を駆けるにはMMTで割り切る幻想の切捨てで生きるしかないから、究極的には、国家は、やばいことなるだろう。実体、実物を無視して膨れ上がる数字に資本主義も振り回されるが、国家も振り回される。どっちが先に目を回してぶっ倒れるか?
資本主義なら、国家間格差、国内格差が経済力を巡って起こる。国家の場合には、不正、腐敗の格差が政府や官僚機構を暴走させやすいのだが、大丈夫なのか?
巷で騒がれている財務省解体の本音が国家解体だとは、騒いでいる本人たちも気が付かない。MMT論者達も、自分達は、国家再生論者だと誤認しているくらいだからな。
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410 2025/04/17(木) 17:49:10 ID:k.lVn1sdNQ
インフレだけが問題ならなぜデフォルト危機が未だに起きるのか?
全ての国に通貨発行権が備わっているわけではないからだと?
ならば、すべての国に貨幣発行を義務化すればいいじゃん?
信用がない。
通貨乱立バラバラだと取引コストが……
政治的制度的未成熟で……
それは、独立を許さない欧米列強の意思から来る抑圧に過ぎず、半植民地状態継続の押し付けだろ。
翻って安穏としている欧米列強先進国とらやらにもMMT浸透のせいでバラマキ、腐敗、インフレの連鎖リスク高まりそうだ。腐敗の格差を生み出すシステムなのだからね。
すると、実は世界統一通貨への罠なんじゃないか?という疑念も浮かぶ。耳に心地よい国家の独立と自由を謳いながら、真に受ければ腐敗の格差、腐敗の独占から、国家中枢が不信と非難の砲火を浴び、爆死するトラップ。
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411 2025/04/17(木) 21:40:50 ID:k.lVn1sdNQ
財政ファイナンスは悪ではない。インフレ以外恐れるに足らず。それがMMT。
実際にそうなっており、財政規律の為に理念型モデルとして財政均衡主義すなわち再分配モデルからのプライマリーバランスが取り憑いてはいるけど、守られちゃいない。
国債はベースマネーに必要不可欠なものだから、気にする必要はない。税は財源じゃないから、遠慮なく国債発行せねばならない。財政支出に制約なし。
日本やアメリカには比較的よく適合するし、莫大な国債残高が手付かずのまま放置出来ていて理論の正しさを裏付けている。その代わり、官僚機構は、DS呼ばわりで、イーロンがナタを振るい、財務省解体デモが練り歩くが、気にするな。
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412 2025/04/18(金) 10:41:19 ID:WikUvH2.cY
実物取り立て券が、実際には実行されないのは、貨幣納導入による副産物で、古来、徴税とは、実物取り立てに他ならなかった。貨幣納にしたがゆえに、実物取り立てはせず、貨幣を使わせ、貨幣で納税することを強いた。
しかし、財政支出により、国民は労務を提供し、実物を提供することになる。貨幣というただの紙切れで支払われて実物取り立てに応ずるのだ。その代わり、納税もただの紙切れで済む。
実物取り立て券は、市中でも実物取り立て券として流通するから、実物取り立て券で納税すると実物取り立てする執行力を国に譲ることを意味する。国の財政支出で実物を取り立てられれば券は戻る。紙切れが不足しては困ろうと、政府は国債まで発行して紙切れを供給する。
緊縮財政ヤメロ!は、実物取り立てして下さいの言い換えに過ぎない。
なぜ、納税分だけの紙切れでは国は足りないのだろうか?足りるも何も実物取り立て券は、国が独占的に発行して実物取り立てをする権利を行使するだけなのだから、吸い上げた実物取り立て券の範囲でしか実物取り立てができないルールなどない。好きなだけ実物取り立てをするのみだ。
国債新規発行分も財政支出されるから実物取り立て券が市中に増える。お金が嫌いな人はいないから、市中もそれを大歓迎だ。もっともっとは、市民も同じ。
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413 2025/04/18(金) 11:37:54 ID:WikUvH2.cY
市中に実物取り立て券を撒くためには財政支出が必要だ。日銀が購入(量的緩和)したり、国債を借り換え(税収で償還しない)し続けなければならないのは、市中に実物取り立て券を残さなければならないからだというわけだ。
MMT過激派は恩を売るかもしれない。
国債とは、本来徴税したい分を市中に実物取り立て券を残すために我慢して、予め減税した痕跡であるとも考えられる。GDPの2.6倍も政府債務が積み上がったということは、本当は2.6個分の日本を徴税したかったけど我慢したよ、という貪欲なる国家意思とその自己抑制を表している。感謝せねば。
或いは、2.6個分の実物取り立て券を撒いたけど何故成長しないでグズグズしてたの?どこに実物取り立て券隠してるの?と政府に叱られてもおかしくない状態だとも言える。実際には、民間が国債を買い、財政支出でマネーが国債分撒かれる。満期償還時に元本は戻るが、償還原資は、国債借り換えだから、新たなカモから吸い上げた金で償還するだけ。マネーは増えないし、新たな財政支出もない。農水省の行方不明米21万トンと同じ民間責任転嫁。
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414 2025/04/18(金) 20:16:06 ID:WikUvH2.cY
国家レベルで実物取り立て券が実物との対応を失っているのはここで、大量の国債残高を償却するマネーが存在しない。
つまり、実物取り立て券が機能している規模ではどうにもならない幻の実物取り立て券が存在してしまっている。この実物取り立て券は、実物取り立て券同士の対話で(借換えで)膨れ上がることしか出来ない。
借換え国債は、永久に実物とは出会わない。償還期限を迎えた国債の旧所有者に元本が戻されるけれど、それは元々市中から吸い上げたマネーであったから移動しただけで、同額が再び市中から引き上げられたのだ。
AからBへと実物取り立て執行権喪失が移転した。Bが日銀だとしたら、今後借換えすら必要ない死金と化す。実物不在で膨張し続ける「将来世代への借金債務」という名の肥溜。半減期なき放射性廃棄物。いや、自己増殖するウンコ。
>>404 の財政支出という食べ物にはならない排泄物はこっちの方だ。
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415 2025/04/18(金) 20:17:23 ID:WikUvH2.cY
国債は、財政支出されるなら実物取り立て券を生む食べ物。役目を終えて償還期限待ちで伏せればウンコ。自動的に償還期限に実物取り立て券を生んでくれる新規借換え国債という食べ物を連れて来るウンコなんだな。借り換えに使われる新規国債=食べ物は、償還用に特化しているから、即時ウンコ化して伏せる。税金で償還しない以上ウンコは溜まる一方。
日本の場合、単年度税収は、GDPの30%ほど。GDPの6%程度の正味の新規国債=赤字国債が、250%にまで累積するには42年借換え続ければ良い。実際には、1980年の47.8%から44年後の2024年に、225.8%に膨張したが、バブル景気を挟み、税収から償還したり、正味新規国債が少ない年もあったからである。
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416 2025/04/18(金) 22:51:56 ID:WikUvH2.cY
2024年度、正味の新規国債(赤字国債+建設国債+復興債)は、34.9兆円。借り換え国債含めた総国債発行額170兆円の2割に当たる。差額135.1兆円が借り換え国債。税収は、73.4兆円だから、借り換え国債の方が2倍近い。これを良しとするのがMMTであり、良しも悪しもない現実がこれだ。私が腐敗の格差と呼ぶのは、腐敗とは、こうした巨額マネーを差配する関係者に発生するもので、尚且つ誰も責任を負わない特殊環境なら漏れなく繁殖する現象だからだ。そんな特殊、特別な環境を肯定する思想がMMTだから、腐敗格差が爆誕する。政府機関に腐敗格差をはびこらせることになる。ウンコ製造機関化しているのだから、
腐敗はまぬがれないも道理である。
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417 2025/04/19(土) 06:46:38 ID:2prNmAlnwA
これが真実で明治維新後150年間もやり続けてきたなら、頭の良い財政担当官僚は、MMTなんてとっくに気づいていたろう?いや、単なる会計事務屋にそれは無理だ。
こんな事を言うMMT信者がいる。
「そもそも我々が使っているお金は、
政府債務か日銀の債務無しでは生まれないのです。
財務省が目指してる国の借金返済を無事成し遂げたら、貨幣1100兆円が国内から消失して 日本経済は崩壊します」
もちろんウソだ。貨幣には裏付けはいらないし、負債である必要もない。
一気に税収で償還するとしたら消えるかも知れないが、GDPの2.5倍の税収などありはしない。現在流通している貨幣が国債から生まれたわけでもない。
マネーは、量的緩和がない時代、国債がない時代から存在してきたし、国債残高が0になっても消えはしない。
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418 2025/04/19(土) 08:47:55 ID:2prNmAlnwA
国債残高:約1,100兆円(2023年)
日本銀行保有:約500~600兆円(約50%)
民間(銀行、保険会社、年金基金など):約400兆円
海外投資家:約100兆円
ベースマネー:約600兆円
というのが今の日本だと言うならば、日銀保有が600兆だとして、国債残高の500兆から海外投資家100兆を引いた400兆の国債を買う資金力は民間にあったわけだ。それは、一時的に償還期限までは市中から吸い上げられているわけだよ。市中で流動するマネーで2024年度GDP609兆を生み出したんだな。
単年度では直近2024年度160兆円の国債発行に対して、借換え分は125.3兆円、新規国債は、34.9兆円に過ぎない。つまり、8割近くが完全なる死金に向かう。GDPの8割の400兆でほぼ死金の国債残高を買い支えている経済が、この日本。
民間保有国債400兆の大半は財政支出済みの国債借換えだから、直近では、35兆円だけが財政支出に結びついたのみ。GDP609兆円のうち574兆円は、政府と関係なく民間だけで生み出したんだな。GDPにおける財政支出寄与度は、5.7%に過ぎない。
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419 2025/04/19(土) 09:59:22 ID:2prNmAlnwA
日本の場合、総債務>GDPが、常態化。
政府債務(約250%)、企業債務(約115%)、家計債務(約65%)を単純合計すると、非金融部門の総債務はGDPの約430%(4.3倍)。
これは、世界的傾向でもある。
原因は、経済成長の鈍化、定常化への対策だろうが、グローバル化、格差社会化と金融資本主義が国家も巻き込んだ借金体質へと導き、成長鈍化をもたらしたとも言え、ただ単に成長鈍化したからではなさそうだ。成長鈍化なら、実物制約に衝突して行き詰まりねばならないが、実物制約に衝突しないマネーの輪舞が、成長鈍化と総債務>GDPを招いていそうだ。
貪欲なグローバル金融市場、金融資本主義と格差社会が?格差社会は、ポピュリズムを生み、金融資本主義は、マネーをだぶつかせる。MMTは、ポピュリズムの援護射撃になり、マネーがダブつくことを容認するからこそ、資本主義への引導となる。
資本主義は、その成功により定常化し、共産化するという、シュンペーター予言かな?
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420 2025/04/20(日) 12:36:49 ID:QRjkmTfjgk
実物取り立て券は、政府も民間も使用する。本来、実物選択は誰がすべきなのか?政府か?個々人か?前者が共産主義、後者が自由市場主義。
政府の財政支出は、政府による実物取り立てに他ならない。
個々人とか選択とか言っても商品サービスは企業組織が発見し、誂えるものよ。実物との邂逅は、民間に撒いた実物取り立て券によって企業が見出すものであり、政府じゃない。実物取り立て券は、民間に流通した方が世の役に立つ。
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421 2025/04/20(日) 12:40:35 ID:QRjkmTfjgk
徴税とは、実物取り立てなんだから、実物取り立て券を発行するのは別に目新しいことじゃない。実物取り立て「権」をチケット(券)にしただけ。別に無から有を生み出したわけじゃない。だが、チケットにしたがゆえに、民間にも流通させることが出来るようになり、更には、実物から乖離することが出来るようになった。遂には、実物とは、永久に邂逅しないチケットが浮遊して経済をスタックさせたり、バブル化したり、クランチさせたり暴れまわり始めた。しかるに、民間に流出したマネーこそが、イノベーションの原動力となり、実物を探り当て、創り出し、供給を生み出しても来たことは決して過小評価すべきではない。オイルショックは、絶対的供給制約ではなかったし、マルサス的食糧制約も絶対的ではなかった。明らかに政府が努力したわけではなく、マネーを撒かれた民間の功績だ。実物に邂逅しないチケットとは、償還もされず溜め込まれた日銀購入国債や財政支出に結びつかない借り換えし続けられる山積みの国債の方だ。
だからといって国債を発行した政府を責めるのは酷というもの。政府が責めを負うべきは腐敗と政治無能だろう。
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422 2025/04/20(日) 14:24:12 ID:QRjkmTfjgk
実物取り立て券は、政府も民間も使用する。本来、実物選択は誰がすべきなのか?政府か?個々人か?前者が共産主義、後者が自由市場主義。
政府の財政支出は、政府による実物取り立てに他ならない。
個々人とか選択とか言っても商品サービスは企業組織が発見し、誂えるものよ。実物との邂逅は、民間に撒いた実物取り立て券によって企業が見出すものであり、政府じゃない。実物取り立て券は、民間に流通した方が遥かに世の役に立つということだ。また大河「べらぼう」だけど、金策に走り回る平賀源内あっての田沼意次時代の殖産興業策だったのだな。
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423 2025/04/21(月) 22:05:37 ID:Dk138pK/xY
税と国債をマネーの起点にし、財政支出で市中に撒くは、マネーの唯一の生産ルートではない。銀行の信用創造というやつがある。
日本では明治政府以来金本位制で金準備を裏付けにマネーを発行してきたが、国債、外債など政府債務も発行して財政支出をまかなった。それは、第一に政府の必要な支出(お取り寄せ)のためであり、市中にマネーを撒くためではなかった。
金本位制の制約を外した代わりに日銀当座預金という制約を課してベースマネーとしたが、それだけでは緩いからBIS規制という制約も付加した。クレジット・クランチ予防策だ。
アメリカは基軸通貨ドルだから基準なし。連邦準備金準はあるが、義務は2020年に解除され、任意。ユーロは、ユーロを準備金にしてるから日銀当座預金に似ている。
かつて企業なき時代、中国の官窯やイギリス王立造船所みたいに政府が企業のごとく技術革新や発明、発見を担った事もあっただろう。しかし、世に既にあるものから必要なものをチョイスするだけの単なる消費購買者を長くやり続けた政府には、もはや、お買い物しか出来ない。
だから、マネー供給も大事な仕事などと嘯いてみせにゃまるっきり立場がないだけ。
MMTは、然り然りと擁護する太鼓持ち。
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424 2025/04/22(火) 07:41:35 ID:4mcIOM8JcM
中国の場合は、貿易黒字がマネーの起点で財政支出によって市中に撒かれている。だから、トランプは、中国の生命線を断つべく関税戦争を仕掛けた。日本も、敗戦後、戦争不能国家にするためドッジ・ラインで一時期赤字国債を禁止された。国債があるから戦争ができるのだという理屈からだ。
中国の場合は、国家が国有資源を使って稼ぐ一企業のようだ。税は、財源の一部だが、些細なもので、制御コントロールのための規制、抑制目的の罰金、ペナルティみたいに運用されている。
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425 2025/04/22(火) 08:55:41 ID:4mcIOM8JcM
「国債発行は、政府支出で生まれたマネーを『民間から一時的に引き上げる』行為。
つまり、課税と同じくインフレを抑える手段」は間違い。
国債も税収も財政支出に使われるから、インフレ抑制目的には使えない。課税は、一時的な冷水にはなれど長期的にはインフレ中立的。供給制約下の物価高には有効だなどと粘るのは、主流派経済学もMMTも似たりだが、絶対的供給制約などというものは誰も見たことない幻だ。むしろ、国債の場合には、財政支出と償還のダブルでマネーを供給するから、インフレ圧力になる。償還は、元本返却だから中立的だが、財政支出か純粋な供給となる。国債借り換えもインフレ中立的。
徴税は、排泄にもシュレッダーにもならない。MMT過激派の徴税に向ける視線は独特だ。インフレ退治の唯一の特効薬にして排泄行為。
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426 2025/04/22(火) 10:10:39 ID:4mcIOM8JcM
徴税が、一切の財政支出を伴わなければシュレッダーにもなるだろうが、そもそも徴税とは、財政支出の姿をしていたものだ。租庸調は、一方通行の政府召し上げ。消費されるのは実物であり、貨幣ではない。
「徴税は、排泄、シュレッダー」とは、財と貨幣とが反対方向に流れる貨幣経済を一体何年営んできての台詞かや?
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427 2025/04/22(火) 16:23:27 ID:4mcIOM8JcM
政府債務は市中貨幣供給のためなんかじゃなかったろ。市中貨幣供給なら、中国は、外需主導で貿易黒字からマネー管理通貨制を運用してるわ。
貨幣供給基準は何だって良いんだよ。
日本の場合
社会保障・公共事業・票田対策 etc...
予算が足りないから仕方なく借金
でも国債発行は政治的には“痛くない”
それが積み重なって「結果として」貨幣供給されただけ。
ETF購入も含む量的緩和は、意図的、計画的なベースマネー増大策だったが、成功しなかった。民間資金需要に火がつかなかったから種火にもならなかった。資産バブル形成で格差社会を強化し、歪な債務型社会を作り上げただけ。
中国の貨幣供給は“意図された政策”
日本の貨幣供給は“帳尻合わせの副産物”
同じ「貨幣供給」でも、まるで意味が違う。
結果論だけで国債残高を「経済安定化の要」と持ち上げるのは、筋が悪い。
重要なのは、「なぜそういう制度設計で、何を目的として、何を結果として得たのか」っていう順序。
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429 2025/04/22(火) 20:55:53 ID:4mcIOM8JcM
>>427 国債発行は貸し先のない銀行救済でもあったろうな。
量的緩和の日銀購入で頭に乗りすぎたのが一転、日銀の方針転換に慌てふためく財務官僚が地銀詣でするも地銀にもそっぽ向かれる姿、意味不明にドバイに飛ぶ財務省課長が汗かきかき日本国債の安全性をアピールするも冷たくあしらわれて撃沈する姿をNHKに撮らせて、さらなる増税ムード醸成か?
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430 2025/04/22(火) 21:10:26 ID:4mcIOM8JcM
>>417 民間の国民総資産は、家計の金融資産だけでも2,230兆円ある。国債残高も含むだろうが、家計の国債保有割合は1.4%(15兆円)に過ぎない。国債残高によって維持されている訳ではない。非金融部門企業の金融資産は1,449兆円だから、合計3,679兆円。国債残高以上存在する金融資産はどこから生まれたんですかね?
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431 2025/04/22(火) 22:23:36 ID:4mcIOM8JcM
貨幣供給の「目的」は、大きく3つに分類できる:
1. 内需主導型(消費や雇用を支える)
2. 外需主導型(輸出産業の支援・通貨管理)
3. 投資主導型(インフラ、技術、資本形成)
どのモデルを採用してるかで、貨幣の供給方法・基準が変わる。
【アメリカ】内需・ドル基軸型
中央銀行(FRB)が「雇用最大化+インフレ目標2%」を達成するようマネー供給
財政出動も金融緩和も景気循環をコントロールする手段
要は、国内景気&ドル体制の安定が基準
【中国】外需+国家資本主義型
貿易黒字で外貨(ドル)を稼ぎ、自国通貨(人民元)と交換
元の供給は、人民銀行が為替政策と国家産業戦略に基づいて調整
要は、戦略的産業支援+為替管理=供給基準
【ユーロ圏】インフレ管理最優先型
ECBは「物価安定(2%目標)」が最上位の目標
各国の財政は自由度が小さい(財政規律あり)
要は、マネー供給の基準=物価とECBの金融政策ルール
【日本】景気刺激&制度慣行型(←ここが特殊)
目的が曖昧。歳出のための国債発行→日銀買いオペでマネー供給
でも雇用政策や産業戦略に明確な基準がなく、「帳尻合わせ」感強い
要は、基準が曖昧+惰性的な供給
つまり、他国は
「何を目的に、どれくらいの貨幣を、どのルートで供給するか」
を国家戦略レベルで決めている
それに対して日本は戦略性がない。目的も曖昧。
結果、国債という副作用的な仕組みで「気づいたら供給されていた」って感じ
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432 2025/04/22(火) 22:49:52 ID:4mcIOM8JcM
そりゃ150年間も財政実務こなしてもMMT的発想、知見が財務当局に生まれないわけだよ。
むしろ150年も“家計簿思考”を叩き込まれてきたからこそ、MMT的な発想が根付かないとも言える。根付かなくていいんだけどね。
永久凍土形成の理由は、インフレ抑制か?いやいや、借り換えせず税収で都度国債償還してれば、こんなGDP2.6個分の国債残高は積もらず、インフレ懸念もなく、貨幣対消滅オカルトに怯えることもなく、正反対物のハイパーインフレ物語やデフォルトスリラーで国民を脅したり、金利負担制約に頭悩ませ苛つくこともなかった。
なぜ借り換え一辺倒で国債残高のエベレストを築き上げ続けたのか、まともな理由はどこにもない。税金の一時的冷水効果に怖気づいたくらいしか思いつかない。借り換え国債購入におびき寄せるなら税金吸い上げとあまり変わらないんだがな。
優秀なる財務官僚神話はもうやめた方が良い。パンシャブ接待大蔵省バッシング以来ではなく、最初から会計事務屋は、日本の将来を考えた仕事をしてはこなかった。
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433 2025/04/23(水) 05:46:35 ID:foKcwQ3Tto
MMTは、税金は、貨幣の排泄、シュレッダーと喩えるけど、ウソだ。
財政支出するなら(借り換えでなければ必ずするのだが)、貨幣は市中に流れるわけだからだ。
民間から取り上げるのは民間裁量による実物取り立て執行権に過ぎない。
実物取り立て券たる貨幣を民間から召し上げ、政府が裁量するよ、というのが、税金。財政支出では、国債も税収も区別はされていない。国債も引き受け手がいる以上、償還期限までは実物取り立て券を吸い上げているから、買戻権付き有期税金擬きではある。つまり、対貨幣関係において、出口(支出=実物取り立て局面)はもちろん、入口(生成=実物取り立て券吸い上げ局面)でも税金と国債は大きくは違わない。
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434 2025/04/23(水) 06:39:50 ID:foKcwQ3Tto
でもMMTも、実物取り立てに関して国債と税金は区別がつかないと白状しつつ、差別化を維持して国債を生かし、税金を無機能化するレトリックを前面に出すんだよな。
つまり、国は必要なら金を生み出して実物を取り立てれば良い。すると、税金が余分になる。じゃあインフレ退治用シュレッダー機能を割り当てよう、これがMMT。こんなのがMMT。
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435 2025/04/23(水) 06:55:57 ID:foKcwQ3Tto
実物取り立て券を民間から召し上げ、お前らにはやらせん。政府が裁量するよ、というのが、税金。単なる移動。だから、「定例共産化」みたいなもんや。
増税は、インフレ抑制目的には滅多に使えず、民間に信を置けない政府による強気の国家共産化計画だよ。イノベーション放棄=供給制約固定=定常化の末の社会主義化を予言したシュンペーターみたいなもんだ。資本主義社会にも官僚はいるからね。律令制の公地公民は徴税を正当化する理屈だが、まるで共産主義スローガンそのものだ。
供給制約下のインフレは、税金によって最も効果的に抑制されると言うが、財政支出されるなら、長期的には無効化する。MMTは、効果的インフレ抑制を税金に期待するから、財政支出から切り離す。切り離して排泄する。そんなわけはないのだが、頭の中で税金は、財政支出されないと信じる。
財政支出で供給制約を解除する方向に投資して成功するなら、インフレは沈静し、財政支出せず、供給制約に膝を屈してもインフレは沈静する。MMTは、膝を屈して定常化経済に引きずり込む思想、つまり、反シュンペーター、反イノベーション思想である。
共産主義思想だと言っても言い過ぎではない。
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437 2025/04/23(水) 11:34:00 ID:foKcwQ3Tto
供給制約下では需要削減が物価を抑え、抑制効果が持続する場合もあることを主流派経済学もやけに強調、過大評価する。これは、民間の供給探索創出力を見くびっているのでなければ、供給制約に膝を屈し、順応する定常化経済志向の表れにすぎない。だが完全なる供給制約を見いだした経済学者も、政府も存在はしないのである。
雲を掴むようなイノベーションに期待するわけには行かぬ経済学は、MMTならずも、共産主義管理志向でしか存在できないのかもしれない。
いや、共産主義志向は言い過ぎか。しかし、経済学も、財政学や貨幣流通学に留まるならば、供給制約を所与として、貨幣量を弄る縮小均衡定常化理論に堕すしかあるまい。官僚もまた然り。
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438 2025/04/23(水) 13:02:28 ID:foKcwQ3Tto
MMTは、税金は排泄だと言い切るから、インフレ時に増税すればインフレが収まるとしか言わない不誠実さがある。真実は、税金は排泄ではないから、ちゃんと財政支出には使わず、溜まった政府債務の処理だけに使いなさいと言及するべきだ。さもないとトルコやアルゼンチンみたいに失敗する。
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439 2025/04/23(水) 15:43:43 ID:foKcwQ3Tto
国家に巣食う官僚は、知らず識らずのうちに共産化に引き寄せられるということから、トランプとイーロンは、官僚組織をDS視して退治せねばと大ナタを振るったんじゃないのか?
財務省解体デモは、財務省の共産化を粉砕したいのなら正しいかもね。
官僚とは、如何なる社会体制にあっても共産主義的存在である、否、官僚機構は、如何なる社会体制にあっても計画的、統制的、管理志向的、財政支出バイヤー的(買物中毒、消費専門職)であり続ける。
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440 2025/04/24(木) 10:55:47 ID:HU7llLJHWk
MMTは大きな政府志向から共産主義化計画ではないかと疑われる。勿論無意識的なものだ。貨幣主権なる武器をたずさえて、国家資本主義を模倣し、官需依存経済へ舵を切るが本音。
財政機能強化は、民間抑圧政策だろ。
民間の自由な経済活動には信を置かず、政府主導で万事解決、国債バンバン発行して民間の自立性を奪い、国家の自立性は過大評価する。財政支出依存で隷属させて好きなだけ使役すればええ、みたいなスタンス(実際にはMMTは、財政支出などには関心はない)。
隠れ古代律令制かよ、と。しかも、それが腐敗の格差を生み出す、ときたもんだ。腐敗とは、公私混同のことだ。権限の強い内部エリート層だけでなくオーナーワンマン社長が会社を私することでも起こる。貨幣主権を持つ国家が財政ファイナンスで貨幣価値を棄損するなら、トップの公私混同による腐敗の姿に重なる。集団腐敗体制か、自爆独裁か選びなさいという罠か。利権創出や利益誘導などMMTが口を噤む実物取り立てプロセスに腐敗は起こる。
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441 2025/04/24(木) 14:04:40 ID:HU7llLJHWk
麻生太郎元財務大臣「お金を借りているのは国民じゃありません政府です。国民が政府に貸してんだね。ところが新聞を見てごらん?子供や孫に至るまで1人700万円の借金がって違うでしょ、借金ではなく貸付金です。日本国債の94%は日本人が買ってます。残り6%は外国人が買っているけど円建てだから100%円で賄われている。満期になったら日本政府が印刷して返すだけです」こうも言っている。「皆さんが預けている銀行が貸先に難儀しているから年間30兆円位貸先が足らないもんで、日本政府が仕方なしに毎年せっせと30兆円位借りてやる。」
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442 2025/04/24(木) 15:15:05 ID:HU7llLJHWk
MMTはネッカーキューブみたいな視座の転換をもたらす。正しいとか誤りとかではない。MMTも論理的一貫性はある。片方が見えればもう片方は隠れる。だが、見ている対象は同じものだ。MMT視線だから、別の解決策、新たな選択肢が生まれるわけではなく、同じ対策に別の能書きが纏わりつくだけ。その見え方で我々がどっちに進みやすいか?という問題だ。MMTにどっぷり浸かるなら財政拡大、放漫財政が許容され、利権が乱立、隠れた場所にシロアリが集り、潤沢な金のありかに必ず始まる腐敗プロセスが促される。目に余る腐敗スペクタクルは、政府を限定的に侵し、露見し、反発からエスケープルートで共産化に叩き込まれるか、腐敗の殿堂化から直登ルートで共産化に上り詰めるかのいずれかではないか?
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443 2025/04/24(木) 19:35:37 ID:HU7llLJHWk
MMTは、財政支出すら登場の必要がない。究極的にシンプルに表現するなら、こうだ。
「まず、政府が突如思い立って貨幣を造り、撒く。次に政府は貨幣を回収する、以上。撒いて回収するまでの間に民間で経済活動しなさい。」だけ。回収するのは貨幣を普及させるためが第一、第二がインフレになった場合の沈静化。政府には、財政支出ニーズはない。あっても本質ではなく、副次的なものに過ぎない。これがMMTの貨幣主権の研ぎ澄まされた姿だ。実物不在。貨幣だけの物語。これ経済学か?
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444 2025/04/25(金) 08:45:01 ID:LILAZit4c2
MMTは実態とはあまり整合はしない。徴税だけで貨幣が対消滅などはしない。突如思い立って貨幣をどうやって撒くのかもよく分からない。支出=貨幣供給だから、国債などはいらないと考える。
政府は支出する自由があるだけ。
このシンプルな理論から、政府機能を最小化するプランも描けなくはない。貨幣を解き放った後は不干渉、受給ギャップだけ計測して臨機財政出動、インフレだけに反応して適宜利上げ、増税。これ以外は一切関与せず。
それではあれが足りぬ、これはどうなる、いろいろあろうが、ならば問う。課題とされるいちいちは、現政府機能ならば十分に満たしているかと。増税対象を富裕層に重くしたり、財政支出メニューを供給強化目的に振り向けたり、ミニマム政府機能であっても意思を込めることは可能だ。
まだ足りない、あれが足りない、これも用いたいならば、政策の手を縛る理由は別にない。但し効果が実証できるものだけを採用する、それが意思を込めるという意味だ。
もしも、MMTに基づきこちらルートに進めようという意思をもった政治家が現れるならば、MMTもそんなに悪いものじゃあないのかも知れない。
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445 2025/04/25(金) 09:58:11 ID:LILAZit4c2
MMT的には、財政支出も副次的で、必要ないくせに、財政支出=貨幣供給なのだが、財政支出なしにどうやって貨幣供給するのか?
できない。しかし。こう言い訳する。
政府が「貨幣を供給したいから支出する」のではなく、「経済を動かすために支出する」、その結果として貨幣が供給される。
つまり「目的=経済安定とフル雇用」「手段=貨幣供給を伴う支出」という因果構造なのだ、と。
返信する
446 2025/04/25(金) 10:03:20 ID:LILAZit4c2
よし分かった。今度は貨幣が副次的存在か。
ならば、貨幣を捨象しよう。
MMTは、財政支出する。目的は、経済安定とフル雇用。貨幣供給は目的ではない。
1)政府が財政支出をすると経済安定とフル雇用は実現しますか?
2)経済安定とフル雇用には、財政支出が必要ですか?
3)確か以前には財政支出は副次的であり、必須ではないと主張していましたが。
返信する
447 2025/04/25(金) 12:25:06 ID:LILAZit4c2
>>446 1)への答え
MMTは 「Yes」 と言います。
とくに、不況時や失業があるときには、政府が財政支出を通じて「雇用の受け皿」になるべきだと強く主張します。
2)への答え
建前(MMT原理主義):
→ 財政支出は「必須ではない」。景気が勝手に良くなって、フル雇用になればOK。支出は必要に応じて使うツール。
本音(MMT実践論):
→ 現実の資本主義経済では、民間需要だけでフル雇用を達成するのは難しい。よってほぼ常に財政支出は必要。
3)への答え
はい、それは「民間がうまくやってれば政府は黙ってていい」という構図で、原理的にはそうです。
でも、実際はそんなうまくいかないから、常に政府が出動する構造になってる。
つまり、
理論上:必要に応じて行う政策手段(副次的)
現実上:構造的に常に必要(実質的に前提)
なんだこれ?
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448 2025/04/26(土) 11:23:34 ID:xZ8SfGLcNU
馬脚が現れましたな。
理論上は、ミニマム政府と自由市場、
現実上は、共産主義、
それが、MMTという評価ですな、私は。
MMTは、「リバタリアンの衣をまとった共産主義」
トロイの木馬確定。
ミニマム政府が、あれが足りない、これも足りない言いながら徐々に肥え太り、共産主義に登頂してしまうのだろうな。
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449 2025/04/26(土) 12:31:57 ID:xZ8SfGLcNU
MMTが財政支出は副産物と言ったり、貨幣こそ副産物(貨幣論なのに!)だとコロコロ言い分を変えるのは、MMTっぽく見えるパースペクティブを維持するために他ならない。つまり、かなり難易度の高い無理くりな錯視操作で見えてくる像を理論化している。直観に反するのは、科学っぽくて美しい、位に陶酔しているかも知れない。ドーキンスの利己的遺伝子論に似ているが、あれも科学ではなく、単なる解釈学だ。視座の切り替え芸、既成ナラティブを批判するナラティブ、語りの目的化に過ぎない。
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450 2025/04/26(土) 13:55:57 ID:xZ8SfGLcNU
私は経済学は、実物の流れだと考える。貨幣などはむしろ余計。時には捨象して考えるべきだ。MMTと分かり合えるはずがないが、「政府には支出する自由がある」を極限まで突き詰めるなら、MMT目線でも貨幣などは副次的なもの、支出に随伴する記号と化す。政府の支出の自由=政府の実物取り立ての自由に他ならない。どうやらその辺りで撚り合わせられそうだ。現代貨幣理論と貨幣抜き思考実験で合流する。
貨幣など介在させるからややこしい。貨幣なしで考えるなら、国が権力を用いて実物取り立てをおこなう、以上終わり、だな。財政支出と徴税のシンプルな一体化が真実だ。
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451 2025/04/26(土) 22:16:53 ID:xZ8SfGLcNU
貨幣なしで考えるなら、徴税と国債は区別がつかない。というより、国債は成立し難い。国債は、12,3世紀のイタリアのジェノヴァやベネチアの都市国で商人から戦費調達の資金を借りることから始まったが、近代国債制度は、17世紀末イギリスのイングランド銀行創立に伴って誕生した。この時も目的は戦費調達であったから、エマニュエル・カントは、国債禁止を訴えた。イングランド銀行は、国債発行、管理銀行として設立されたの後、中央銀行機能を備えるに至った。貨幣制度、中央銀行あっての発明なのだ。
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452 2025/04/27(日) 11:26:02 ID:BpZJ39/5p2
貨幣なき世界の徴税は、財政支出時になされる。貨幣ある世界の徴税は、貨幣吸い上げ時だと勘違いされるが、財政支出時に実物取り立てされることこそが古来、徴税の本体、本質だ。
貨幣なき世界の国債とは何だろう?
毎年100(実物)徴税していた国家が、今年だけは200(実物)徴税しないと間に合わんとて、国民を説得し、今年200徴税する代わりに10年後に100徴税しない年にするから気張ってや、が、貨幣なき世界の100の10年国債だ。
で、10年後に徴税100 を中止できればOKだが、多分無理だ。徴税をしたら約束は反故。反故=償還踏み倒しだから、国民は反発し二度と徴税には応じないだろう。だから、政府は10年目にこう言い訳する。約束は履行する。減免で0だ。だが、どうしても予算が100足りないから足りない100だけは例年通り気張ってほしい。その分は改めて10年後に減免するからと。かなり苦しいが事実上の踏み倒しが借り換えに化けた。延々と踏み倒せれば、過去の一過性の増税が繰り延べられて消えずに残る。残高は100のまま増えはしないが約束が先送りされる。こんな無理な芸当は持続可能でないから、貨幣なき世界には国債は存在しないのだと言える。
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453 2025/04/27(日) 14:06:13 ID:BpZJ39/5p2
一方貨幣ある世界では、減免年すっぽかしを、借り換えと呼び、易々とやってのける。貨幣なき世界では、増税年は過去の彼方だが、減免年が来なけりゃ借り換え継続と同義。
貨幣ある世界なら、国債残高100が延々と残る姿だ。真面目に税金で償還するならタイミングをずらした増税に過ぎないが借換債なら誰も痛痒を感じない。あまりにも便利だから箍は外れ、毎年100では済まず今年も100追加、50追加と莫大に積み上がる。これのおかげで市中には貨幣が存在するんだよと言われて納得できるなら、そうすればいい。国債の借り換えでマネー供給が増える理屈は存在しない。
貨幣なき世界で、もし毎年100新規国債を継続発行するなら、残高は算術級数的に増えるが、増税が姿を変えただけだ。
国債継続発行などあり得ない。つまり、増税、減税しかない世界が貨幣なき世界だ。
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454 2025/04/27(日) 15:30:45 ID:BpZJ39/5p2
貨幣ある世界では、国債引き受け手がいて、実物から遊離した出涸らしの国債も売れる。買った金は、償還期限には戻るが、そのための新たな国債を誰か他の引受先に買わせてバトンリレーを始めるのを借り換えという。皆が順繰りに償還を肩代わりして累積を見物する。貨幣なき世界では、そんなスペクタクルはない。
貨幣なき世界では、そもそも徴税とは、財政支出と同時になされるものであり、財政支出は歓迎されるようなものでは全くない。働かされ、実物を奪われることだからだ。
なぜ貨幣が介在するだけで反転し、もっと財政支出をと願われさえするのか、まことに不思議なものである。
市中で価格形成機能を持ち、交換手段として形成された貨幣は実物取引ツールに育ち、実物と交換に入手される証書=実物取り立て券だから、納税(実物納)と引き換えに受け取るなら、市中で他の実物を取り立てることが出来る。交換手段育成市場で、交換行動により貨幣が実物を商品化して行く。実物と結びついた貨幣の受け取り行動こそが、納税行為であり、他方、貨幣納は、単なる貨幣返納だというMMTイメージになるわけだ。
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455 2025/04/27(日) 19:40:33 ID:BpZJ39/5p2
貨幣受け取り行動=納税ならば、国債も税金も区別はつかないし、要らない。もとより徴税には貨幣受け取りなども要らないのだが。
国債や貨幣のある世界の話の続き。
貨幣ある世界の徴税では、100国債発行するから追加100の貨幣徴税はなし。それでも財政支出は200あるから政府は計画遂行できる。100の国債を償還するしないは国債引受先と政府の間の話に過ぎないが、償還しない選択肢はない。借り換えの選択肢はあるが、貨幣発行体が引き受けたりしたらどうなるかは国民のあずかり知らぬことである。MMTは、国債が売れようが売れまいが関係なく追加財政支出できると主張する。国民は、財政支出時にマネーを対価に余計働くが、借り換えや中央銀行引き受けでは影響を受けない。追加負担に国民から一切不満が出ない仕組みがマネーなのだ。
この比喩が正しいのか、それとも、他国(外部)から借りる下記の比喩が正しいのか。因みに他国から借りるパタンは自国通貨発行権がない国の比喩にも適用できる。
貨幣なき世界で、200徴税したい政府は、足りない100を他国政府や100貸せる篤志家から借りる。その代わり将来必ず返すと約束するのだ。200の財政計画は果たされるが、自国民は、100だけ働けばよい代わりに将来働いて返さねばならない。この場合、借り換えは、働いて返さず、新たな貸し手を探して最初の貸し手に返し続ける。自国内前借りと他国借り、将来楽できるのと、将来余計に働かされるのと、180度違う比喩だ。貸し手は、必ずしも他国部外者である必要はない。自国内篤志家でも構わない。さてどっちが適切な比喩か?前者である。
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457 2025/04/28(月) 18:42:36 ID:/sTmXGJ0kQ
国債は、基本自国内消化が主流。仮に他国ではなく、自国内篤志家にしてみれば、また、自国内篤志家が自国民納税者全員だとし、返済は単年度無税で構わぬと言ったら、すっかり前者パタンに嵌る。返済に追加負担ではなく、単年度無税は、自国政府との取引交渉ならばアリだろう。最初に追加負担を強いられ、後年追加負担分を無税で支払われるのは、悪くないディールだ。それが履行されにくい点を除いて。他国から借りたなら自らは追加負担していないから後で追加負担のお鉢が回ってくるのは当然。こちらの方が貨幣あり世界の国債に近い気がするかもしれないが、国債のやり取りは、政府がやるので納税者には関係ない。納税者は、ただ追加負担をするのみだ。徴税の真のステージは財政支出と同時になされる訳だから、外から借りない以上は、国債発行年に1度だけ追加負担を負うのであり、外から借りたなら、返済年に1度だけ追加負担を負うという違いがある。自国通貨を持たない国は返済規律が働くが、デフォルトも免れない。自国通貨を持つ国は、通貨価値を維持できなければ、他国通貨を借りて生きる身に落ちるから、自国通貨価値の維持が、規律。
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458 2025/04/28(月) 18:45:55 ID:/sTmXGJ0kQ
「自国内なら約束は反故にしたくなりがちだが、信頼関係を損ねるから借り換え連チャンモードとは行かず、対外的ならちゃんと返済しなきゃならないが借り換えが容易じゃあない」が、教訓に引き出せる。両ケースとも国債はなかなか難しい。そして、いずれにしても国債とは、追加負担なのだとね。それが貨幣現象になった途端に経済活動なんだと、経済活性化、景気浮揚なんだと価値転倒するが、考えてみれば、多忙とは、過重労働にほかならないのだ。貨幣なき世界では多忙は単なる酷使。貨幣ある世界では商売繁盛。根本的倒錯が貨幣のせいで起きている。MMTは、共産化ルートであるばかりか、隷従への道。
いや、言い過ぎだ。貨幣経済はMMTが発明したわけではない。貨幣ゆえの国債の利便性もMMTのおかげではない。
貨幣なき世界の教訓がもうひとつある。
稼ぎたいなら楽して稼げ 。
楽して稼ぐ方法の一つが、徴税だ。
おあとがよろしいようで。
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459 2025/04/29(火) 05:15:38 ID:stqlYg6Jsw
貨幣なき世界では、そもそも徴税とは、財政支出と同時になされるものであり、財政支出は歓迎されるようなものでは全くない。働かされ、実物を奪われることだからだ。
なぜ貨幣が介在するだけで反転し、もっと財政支出をと願われさえするのか、まことに不思議なものである。
実物納税と引き換えに受け取った貨幣は、市中で価格形成機能を持ち、交換手段として流通し、実物取引ツールに育ち、実物と交換に入手される証書=実物取り立て券となる。市中で他の実物を取る連鎖が交換市場を形成、人々の交換行動により貨幣が実物を商品化して行く。実物と結びついた貨幣の受け取り行動が、真の納税行為であり、貨幣納は、単なる貨幣返納に過ぎない。これは、すでにMMである。
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460 2025/04/29(火) 07:01:07 ID:stqlYg6Jsw
貨幣納は、単なる貨幣返却、回収。MMTもそう主張している。だが、財政支出時が納税の本体、本質とまでは主張できてはおらず、副次的とまで言い出す始末。貨幣発行権と貨幣ライフサイクルばかりに注目してしまうから、税金は、財源に非ず止まりだ。
「税金は財源ではないが、財源などというものはなく、税がある」という真実に直面せずに引き返してしまう。これがため、まるで世の中に税が存在しないかのような誤解を招く羽目になる。税金は財源ではないが税はあるという真実に向き合うなら、知らねばならぬ現実が現れる。
「納税しているのは、国民のごく一部。貨幣返却するのはほぼ全員」という奇妙な現象だ。
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461 2025/04/29(火) 13:38:34 ID:stqlYg6Jsw
税、納税、徴税は、あくまで実物、労務提供。 税金は貨幣返納と用語を分け、混同しないようにするべき。
これを新しい経済•財政学の基盤としてパラダイムシフトを起こさねばならない。
実物・労務提供としての税を負担しない大多数は、実質的な「免税者」だが、受益者でもあるから文句は出ない。世の中の価値基準が貨幣中心になるから、負担者たちは負担を嘆かない。この不思議が、現実。
交換価値>実物使用価値というマルクスの観察の根源がこれだ。貨幣というモルヒネ、快感誘発物質により、価値転倒が起きている。貨幣は単に実物と反対側に流れる記号に過ぎないのに、実物取り立て券や、負債証書として流通し、多種多彩な実物を背後に従える未実現所有様態として君臨し始める。
莫大なる未実現所有様態保持者を富豪と呼ぶ。 多種多彩な実物を貨幣に結びつけたのは政府ではない。民間市場だ。新しい商品、新しいサービス、新しい市場を生み出したのは民間だ。貨幣という記号が政府から配布された後に、その記号を巡る争奪戦の渦中に、実物の商品化が促され、税負担者ならぬ市井の人々が相互負担連鎖運動を開始するのだ。これが一般交換というものである。税負担が相互負担に勝る公的なものだとばかりは言えないはずだろう。市中銀行は、信用創造まで手掛けるから、税だけが貨幣を供給するわけではない。
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462 2025/04/29(火) 16:03:29 ID:stqlYg6Jsw
多くの人は、財政支出時を納税とは捉えず、貨幣納時を納税(税金)と捉える。
本来、税は間接的に貨幣(記号)で徴収されるものではなく、労働や実物を通じて直接的に納税されるものでしかありえない。しかも、ごく一部の労働者によってだ。これを気の毒と取るか狡いと取るか?
国が貨幣納を義務化すると、記号が本当に価値あるものに思えてくる。そのごく一部の労働者を起点に、貨幣の価値が浸透し、貨幣争奪行動が広く行き渡るなら、全国民が連鎖的に労働、実物を提供し合うことになる。経済波及効果というやつだ。
しかも、国民は、一部の者への財政支出の成果物たる公共インフラや教育、社会福祉サービスの享受にも与るという……それを負担しているのはごく一部の労働者。なぜ我慢できるのだろうか?
貨幣のせいだ。貨幣のせいで国債が可能になり、借り換えも可能になり、何が公平公正かも転倒し、様々な怪現象も起きる。誰も不思議がらないが、再分配に起きた変事は、当然社会的交換にも起きているから、様々な社会論が展開した。搾取だのなんだのマネーゲームだなんだの、バブルだなんだの…………
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463 2025/04/29(火) 17:24:12 ID:stqlYg6Jsw
国の計らいで、納税者に褒美を与えることになった。「納税したから、褒美に貨幣をやろう。貨幣を使って取引とかできるぞ、便利だぞ。」となった。最初の貨幣は、子安貝だったかも知れないし、牛や金だったかも知れない。そうしたら、かなり便利で、普及し、実物やら行動が商品化された。市場が発達し、商品が増え、価格形成がなされるようになった。その代わり、やたらと人は他人のために働きはじめ、忙しくなった。国のためだけじゃなく、他人のために多忙になった。やがて金持ちが生まれた。
貨幣の登場、介在で、本来の社会的再分配構造が、かなり変質したのに、あまり気づかれてすらいない。
社会的交換や、社会的再分配がまだ維持されているかのような錯覚を纏いつつ、実際にはMMT的な構造に再分配は転換しているし、市場交換も社会的交換の原型をとどめちゃいないのだ。市場交換、即ち資本主義についてのMMT相当物は未だ登場してはいないのかも。マルクスは資本論で金融を語れず、ピケティも不十分。
現代貨幣論再分配編がMMT、現代貨幣論交換編に相当するのは?まだない。
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464 2025/04/30(水) 18:54:58 ID:mHZeFzTt1Y
だが、そもそも再分配とは何だ?
神輿を担ぐことなのか、溜め込まれた財のポトラッチなのか、供出して適正分配の狩猟分配ルールなのか?貢献→褒美なのか?社会的に必要な構造としての再分配の本質はどれなのか?
どれも正しいし、再分配の社会的機能を説明している。
だが、私は貨幣の国家褒美起源説でMMTを乗り越えたいから、貢献→褒美説だな。
「龍の子太郎」のモデルとなった信濃の泉小太郎伝説は、狩猟社会的分配ルールから神輿担ぎ型ルールへの転換を表す。ポトラッチ側面は、溜め込まれた水の放出に象徴的に表現されるが、灌漑と水分(みくまり)の農耕社会秩序を母子協力がやり遂げた話に神輿担ぎ型ルールがある。
貢献→褒美側面だけはないが、それこそが現代の国家、貨幣制度、資本主義の起源
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465 2025/04/30(水) 19:10:12 ID:mHZeFzTt1Y
つまり、松谷みよ子の龍の子太郎は、狩猟社会の分配ルール違反で龍にされた母と子が協力して溜め込まれた湖の水を解放し、水利事業に献身、農耕社会の水分神伝説と化すところまで描き出している。封建社会では、褒美が再分配に登場、土地、茶碗、刀剣から秀吉の天正大判を経て金銀となり、兌換紙幣→不換紙幣→近代税制→議会制→国債→資本主義社会へと連なる。
貨幣の褒美起源説はかく語りき。
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466 2025/04/30(水) 19:16:02 ID:mHZeFzTt1Y
大河「べらぼう」では、「巡る因果は恨み週じゃなくて恩がいいよ」と、恩送りが瀬川の台詞に登場、朝ドラ「あんぱん」では、第5週サブタイトルに、やなせたかしのモットー「人生は喜ばせごっこ」と出た。国家の褒美起源の貨幣は、市中に放たれ、恩送りと喜ばせごっこの旅を続けて回収されるが、旅の間にもよほど素晴らしい行いを目撃してきたはずだ。しかし、民間での評価は極めて個人的、刹那的利便性に偏り大所高所からの公的な価値は拾われ難い。国は買物しか出来ない低能だが、近頃とみに買物センスも衰えて、無駄遣いが目立つ。なんとか褒美を授ける能力位は維持して欲しい。それが、財政支出だけでは足りない国の褒美戦略、即ち公的価値実現審査恩賞制である。
財政支出が徴税の本体なら従来、税の公平性はないがしろにされてきたと言わなしょうがない。
貨幣納における税の公平性議論は全部インチキだったわけだな。本質本体としての財政支出時の徴税の公平性はただ単に形式的な入札だし。
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467 2025/04/30(水) 19:48:49 ID:mHZeFzTt1Y
「財政支出が徴税の本体」なら、通常言われる「貨幣納付(税金納めること)における公平性」議論は、そもそも全部ズレていた。
本当に大事な公平性は、「財政支出の場面=国から民への仕事や物資提供の割当の場面」で確保されるべきだったのじゃないか?
でも、その現場は単なる入札(=価格競争)に過ぎてるし、公務員給与か、公共工事請負子飼い業者や電通的癒着先利益誘導に消え、公平性の議論なんかされてない。
税の公平公正を謳うのであれば、
支出=徴税の本体(つまり「財」を徴収する本質行為)だと認めると、
税の貨幣納段階たる税金(貨幣返納)で「公平に負担させる」とか言うのは、ほぼ全部インチキだったことになる。
でも、その代わり、財政支出時に
「誰に労務を依頼するか」「誰から物資を買うか」については、超絶に公平でなければならなかった。
ところが現実は、そこは公務員試験や「入札(価格競争)」に丸投げされ、身内固めに流れ、形式的競合だけで済まされてきた。経済波及効果論も逃げ場になった。
私の認識が正しいのならば、恩賞制はやったほうがいい、じゃなくて、やらなきゃ駄目なものになった。
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468 2025/04/30(水) 20:14:53 ID:mHZeFzTt1Y
MMTとの違いは、私の理論では、貨幣経済の種火たる貨幣の起源を褒美とし、この褒美が、市中を巡る間も、褒美性を保ちながら経めぐり、市場を形成しながら価格形成も、商品化もしながら、求められ続け、貨幣経済確立のためと、全員負担の国民国家幻想イデオロギーのために政府に回収されるのだと説く点だ。私のは、あくまでも社会理論であり、貨幣論の枠には収まらない。一旦燃焼が始まれば、もはや種火は、無用。最低限根の公務員と、インフラメンテ位で十分だし、国民統合は、税金である必要はない。
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469 2025/04/30(水) 20:35:25 ID:mHZeFzTt1Y
貨幣の帯びる褒美性は、金銭的成功を神の恩寵、救済の証とみなすキリスト教新教にも窺い知ることが出来る。
プロテスタンティズムカルヴァン派における金銭成功の「恩寵の証」としての意味は、貨幣が単なる交換の手段を超えて、「褒美=恩寵のしるし」としての象徴的意味を帯びて巡回していることを意味する。
つまり、貨幣は物理的なものとして流通しているだけでなく、「誰かが神に選ばれし者である」ことを他者に示す記号(象徴資本)として機能し、同時に禁欲的に使われることで「再投資」され、さらに褒美性を拡大・循環させるという二重の意味を持つ。
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470 2025/04/30(水) 22:26:52 ID:mHZeFzTt1Y
実物・労務提供としての税を負担しない大多数は、実質的な「免税者」だが、受益者でもあるから文句は出ない。価値基準が貨幣になるから、負担者たちは負担を嘆かない。
この不思議が、現実。
交換価値>実物使用価値というマルクスの観察の根源がこれだ。
貨幣というモルヒネ、快感誘発物質により、価値転倒が起きている。
貨幣は単に実物と反対側に流れる記号に過ぎないのに、実物取り立て券や、負債証書、褒美、恩寵として流通し、多種多彩な実物を背後に従える未実現所有様態として君臨し始める。
巨大なる未実現所有様態保持者を富豪と呼ぶ。
多種多彩な実物を貨幣に結びつけたのは政府ではない。民間市場だ。新しい商品、新しいサービス、新しい市場を生み出したのは民間だ。貨幣という記号が褒美として政府から配布された後に、その記号を巡る争奪戦の渦中に実物の商品化が促され、税負担者ならぬ市井の人々が相互負担連鎖運動を開始するのだ。これが一般交換というものである。
政府による税負担が市中の相互負担に勝る公的なものだとばかりは言えないはずだろう。
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471 2025/04/30(水) 22:46:20 ID:mHZeFzTt1Y
市場でも実物、サービスの相互負担は活性化され、総負担量トータルでは公的税負担を遥かに凌ぐGDPが表す規模になる。だから、公的税負担>民間相互負担ではないし、いずれがより公的かもありはしないのだ。
公的税負担は、民間の一部が生貨幣を市場にもたらすために政府にアプローチしている姿でしかない。そもそも生貨幣流入は常に民間に必要不可欠だろうか?
生貨幣がなくても銀行の信用創造があるではないか?
しかも銀行は、借り換え大歓迎だ。
結果、銀行の信用創造総量は、国債残高より巨大だろう?
国債も借り換えで姿を消さないが、銀行の信用創造も借り換えで姿を消さない。
国債残高が政府の借金だからヤバイ、言うくせに、銀行の信用総量が民間の借金だからヤバイとは言わないのだ。どっちがリスクが高いだろう?
国債残高は見つめられた鍋、民間信用残高は弾けないと分からないバブル。後者は度々管理にしくじり惨禍をもたらしていることは確かだし、処置に当たるのは国債だ。
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472 2025/05/01(木) 05:47:13 ID:BT25titrZo
貨幣はそもそも国家が与える「褒美」だった。
財政支出(=恩賞授与)が国家活動の本体だった。
市中では、私的な利益優先で貨幣交換ががなされ、溜め込まれがちになるから貨幣返納=税金がある。
国家は市中の評価を拾い上げる「目」と「センス」を失いつつある。
放っておくと、無意味な「買物」だけして国家が空洞化する。なぜなら、財政支出は、生貨幣投入に意味があり、その内容、中身は二の次、不問だからだ。貨幣は生まれ巡れど公は成らず。そんな恩送りも喜ばせ合いも劣化した世に、私が政治を蚕食してしまったのが現在地だ。政治に公がない危機を本気で、危ぶむ者とていない。
政治がどんなに徹頭徹尾「公」であらねばならなかったかが改めて浮彫になる。そして、今、なぜ政治が行き詰まり、不可能性が目立ってきているのかも理由が分かる。
政治とは本来、「公的価値を見抜き、育て、褒美を授ける」ために存在していた。
それが腐って、
効率良く私腹を肥やす手段(=参政権乱用)
人気取り(=民間利便へのおもねり)
資本との癒着(=買収される公)
官僚制の硬直(=機械的買物マシン化)
になった。
要するに、必要なのは、「公」の根源的な力=恩送り・喜ばせごっこ・公的価値目利き力、これを回復させることなのだ。
政治とは「公的価値の目利き」であり、その目利き力が国家そのものを成り立たせている。誰も気付かぬ政治の本質。政治とは何かと問われ、公的価値実現と答えられる人がどれだけいるだろうか?
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473 2025/05/01(木) 11:52:32 ID:BT25titrZo
>>468 だから、減税と財政削減をセットでやるために、恩賞制を利用する。官ではなく民が公的価値を実現する主役になる。それを認証し、減税という恩賞で報いる。種火はもういらないから歳出削減もするが、財政支出するなら、恩賞を獲得した企業を優先する。
貨幣退蔵に関しては、もしかしたら、税金ではなく、少なくとも金融機関への預け入れと金融機関からの融資促進が正統派かも知れない。さらなる財政支出でインフレ気味にして退蔵をおびき出して溶かすMMT路線も王道かも知れん。税金は、使うか取られるかどっちがええ?と北風方式で脅して溶かし、太陽方式でインフレにして溶かした後、暑気払いにも使われる。
だが、太陽方式も限界がある。株式資本主義が退蔵方法を指南する。
株式はインフレに強いとかいっちゃうから、ますます退蔵を煽り、太陽方式を無効化、財政支出太陽耐性菌みたいなもんやな。北風方式なら資産課税が有効だ。キャピタルゲイン課税だと譲渡自体を抑制してしまう。
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474 2025/05/01(木) 12:04:36 ID:BT25titrZo
要するに現代の「貨幣納としての税金」の意味や役割とは何か?
貨幣浸透普及の役割はとっくに終わった。薬が効きすぎて退蔵されるほどだ。
インフレ抑制の機能は財政支出を止めないなら限定的か無意味。
国民国家国民統合のための全員納税イデオロギーは、税金忌避感情に負けている。
経済活動ペナルティ?懲罰?MMTが目指す方向の真逆やけど、事実上そうなっていそうだな。
退蔵防止策としてなら脅しには効く。
さて、一体何なんだ?
退蔵防止の脅しだけだ。プラス、意味不明な経済活動への懲罰、冷やし水(短期的にインフレ退治には効くらしい)。
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475 2025/05/01(木) 16:24:40 ID:BT25titrZo
私の理論は、最早経済成長は価値に非ず。中身のない経済成長は追い求めない。暮らしやすく質が高まる定常化社会を目指すべきだと言うものだ。
反対に、MMTは経済成長神話から抜け出せていない思想だ。私はある程度の退蔵は全く構わんと思う。経済成長第一主義ではないからな。バブルの頃は、借金しない奴はバカだと言われ、貯蓄はバカにされたものだ。金を借りるのが得だとされていた。変われば変わるものだ。
退蔵は、円は信じるが政府は信じないという不信感の現れなのかも知れないが、だったらインフレなどでおびき出さず、政府への信頼回復に務めるが本筋。
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476 2025/05/01(木) 17:54:23 ID:BT25titrZo
現預金1.7兆円に達した信越化学工業。こんなんばっか。
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477 2025/05/01(木) 19:37:49 ID:BT25titrZo
退蔵するってことは、円の価値を信じすぎている証拠やから、税金でわざわざ強化し、貨幣価値を忘れさせまいと頑張る理由にはならん。減税はいいことや。購買権を市中から奪うな。
私は現在は政治経済の危機的変調をグローバリゼーションがあぶり出したと見ているが、この危機を、規模から質への転換の機会にせなあかん。いまだに規模を追うから、国債に頼り、税金を取りまくり、資本市場に期待する。全部考えをリセットせなあかん時期や。最小財政支出、財政支出の中身こそ吟味。減税しまくり。公的価値実現審査恩賞制で減税プレミアム付与や。民間投資、民間消費、財政支出で公的価値を実現するのが質の高い社会や。
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478 2025/05/01(木) 20:28:46 ID:BT25titrZo
貨幣現象で社会をどうこうできる範囲はせいぜい火加減と規模だけや。なんも考えないバカの尺度や。そんなんじゃ社会は良くはならん。質の社会は頭と知恵をフル回転や。本当の幸せを追い求める人に万人がなる。何のために生まれてきたんや?規模のためやないやろ。火加減を見るためやないはずや。
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479 2025/05/02(金) 08:37:25 ID:UJgvvEVjmQ
幸福のためにお金を使おう。幸せになるためにお金を使おう。それが、恩送りであり、喜ばせ合いの貨幣交換の真の姿だったはずじゃないか。貨幣退蔵を心配してムチを振るう税金であっていいはずがなかったんだよ。貨幣は、褒美、相手を褒め称えるコミュニケーションだったはずだ。
社会的交換理論ならそう言う。ってか、それが人類社会。
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480 2025/05/02(金) 08:54:17 ID:UJgvvEVjmQ
公たる政治はこの方向に舵を切るために率先して貨幣の褒美化を立て直さねばならない。それが、公的価値実現審査恩賞制なのだ。世の中の価値観をひっくり返し、実物、労務、知恵の経済を貨幣が支え、称える設計デザインを取り戻さねばならない。
貨幣が褒美であることを社会に常に思い出させるシステムデザイン。あなたの手にある貨幣は、誰かに褒美を与える権利でもある。
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481 2025/05/02(金) 11:44:11 ID:UJgvvEVjmQ
国民のニーズには関係ないのが財政支出なことはバレている。中身を問わないのが財政支出という生貨幣投入儀式。生貨幣自体、本当は要らない。既に市場は自走しているからな。燃焼中の窯に種火は要らないんだよ。要らない種火の中身をしかめつらしく吟味するふざけた舞台が政治だよ。
種火が必要な理由は、公務員給与と、子飼の公共事業者の売上確保だよ。入札で偽装された政府に飼われた子分の扶持米だ。
明治時代初期ならまだしも、貨幣経済がこれだけ成熟した経済に種火は本当に必要なのか?景気対策だ、産業育成だ、少子化対策だ、高齢化対策だと名目は多彩だが、インフラメンテナンスもままならない行政が民の必要を先回りして満たし、解決している姿が見えない。官は国家内ミニ社会主義国家だよ。ニーズに疎いあの社会主義だわ。
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482 2025/05/02(金) 12:40:23 ID:UJgvvEVjmQ
政治家は、自動運転モードなのにコックピットに座って操縦桿を握りしめて脂汗かいているいるパイロットみたいなものだ。責任を取らされるためだけに座っているくせに国を誤る余計なことをする。尚且つ責任らしい責任は取らない。
LGBTQ利権やら、中国製太陽光パネル普及促進再エネ利権など、財政支出は政治家の利権乱立の具。議席再生産工場でもある。
こういう政治は直ちにぶっ壊さねばならない。
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483 2025/05/02(金) 19:00:04 ID:UJgvvEVjmQ
国債なき時代の生貨幣は何だ?金に裏付けられた兌換紙幣だ。生貨幣は種火なんだから、燃焼している市場にしょっちゅう焚べる必要性もあるまい。
MMTが主張するように、実物、労務提供は、政府の必要のためではなく、貨幣供給が主目的で、貨幣制度の維持、安定のために必要だとするなら、政府は燃焼中の市場のために国債を発行し、バブルやインフレが形成されないように税金を取るわけだな?政府の必要は二の次三の次、なんならなくとも構わない。中身や必要を吟味する必要がないならば、政府の組む予算は何と気楽なものだろう。ハナホジで、デスクに足を乗せながら片手間に出来そうだ。
ってか、バブルや、インフレ予防したいなら国債発行するなよ。マッチポンプやないか。インフレ予防だけが税金の目的なら、デフレの際には無税にすればよいのに毎年しこたま取ってるだろ。
種火が毎年必要なワケがないやろ。燃焼中やで。明治時代に一回やっとけ。それともなにか?年単位で火力は必ず減衰し、放っておけば自然鎮火するものなのか?毎年必要なのは公務員給与くらいだろ。税で食っている公共事業者も種火が命綱かも知れんが。そんなお仲間扶養だけが財政支出なんやな。
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484 2025/05/02(金) 21:39:08 ID:UJgvvEVjmQ
個人が徴税主体化する時代は、この貨幣納を個人が模倣する時代だ。貨幣納は共有擬制を建前とする幻想であり、みんなの国という虚構を作り出す道具立てだったが、この物語が嘘臭くなると、個人が同じ幻想ならこっちの方が確かじゃない?と詐欺を働く隙が生まれる。より貢ぐに甲斐のある対象としてセルフプロデュースし始める。推しというやつだな。
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485 2025/05/03(土) 05:03:50 ID:6v.4m09XVc
貨幣納税とは何かと社会的交換論の見地から言うなら、それは、共同幻想装置である。
にほんでは、明治新政府から始まり、国民皆兵常備軍や、国家公務員採用試験などと同じく、国民全員負担思想によって近代国民国家を成立させるに不可欠な共有詐欺にほかならず、これにより、「国民」が誕生した。近代国家装置の幻想部分を担うから、乗っ取りやすく、幻想部分の変形バリエーションも豊富だ。
担税対価を寄越せとなると、民主制を引き寄せ
共有詐欺が行き過ぎれば共産主義にまで高まる。
全員負担性が強調されるなら、全体主義に変態可能だ。
貨幣納税部分の共有詐欺の恐るべきインパクトは侮れない。
この幻想部分がヘタり弱った敗戦後のアノミーが、パンパンガールを生み出し、トチ狂った国家自身もRAAなる性奉仕のお役目を公式に生み出したのだという理解が正しく、共有詐欺乗っ取りが現代の徴税主体の個人化の正体であったと結論づけるのが、この論考の大事なゴールだ。貨幣納税という幻想の罪深さを真に社会学的に分析するなら、この奇抜なる結論に至らざるを得ない。一体誰が、この事実に気づけるだろうか?MMT的な理解に踏みとどまるなら、この荒涼たる真実の景色は眺められまい。
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486 2025/05/03(土) 12:03:15 ID:6v.4m09XVc
国民皆兵常備軍や、国家公務員採用試験は、入札や兵役検査と同じで、実質徴税の範疇だから勘違いしないように。
貨幣納税だけが、共有詐欺であり、共同幻想装置の核心部である。
実質徴税とは、必ず役務であり、役人の語源は、役務を負う人、即ち真の意味で納税貢献する立場の人物を指す。
大和朝廷で言えば、部民制や氏姓制度で朝廷に奉仕する人々を指し、ある意味エリートであり、ステータス、特権との関係から身分制に直結する。蔵人、検非違使、中納言などの令外の官やら、穢多非人の元なる餌取者や五色の賤なる陵戸まで含むのが、現代で言うところの「役人」の本義である。公務員こそが真の納税者であり、徴兵制なき現代において大多数の国民は納税者ではない。
そんな馬鹿な…を埋め合わせる幻想装置が、貨幣納税なのだが、この原理をきちんと説明できている研究者は一人もいない。共同幻想を提起した吉本隆明ですら、共同幻想発生装置は、神話的物語言語だ、とし、言葉の先の共有詐欺=貨幣納税には全く気づいてはいなかった。
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487 2025/05/03(土) 16:10:40 ID:6v.4m09XVc
役こそが徴税
役(エキ)
強制的に労働を割りあてる。 「 《 エキ 》 役丁 ・役夫 ・課役 ・苦役 ・使役 ・懲役 ・服役・軍役 」
労働を与える=徴税=雇用
なるがゆえに、国家は完全雇用にこだわり、雇用代行者としての企業を頼る。企業が雇用を代行する意味は、民間雇用もまた、国家事業の延長としての意味を担うことを表し、故をもって疑似貨幣納税としての利益を民間に譲り渡す仕儀に至った。簡単に言えば、企業の利益は、国家の税金の分配物という構図。勿論税金は税に非ずだから、これは、フィクションとしての構図に過ぎないが、企業は、利益以前に国家を模倣して雇用という本物の徴税を代行しているから、フィクションには裏付けがあってのことである。企業もまた、利益を上げることの中で共有詐欺を容認された存在なのだ。
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488 2025/05/03(土) 19:45:26 ID:6v.4m09XVc
簡単に言えば、企業の利益は、国家の税金徴収権の分配物という構図。勿論税金は税に非ずだから、これは、フィクションとしての構図に過ぎないが、企業は、利益以前に国家を模倣して雇用という本物の徴税を代行している。フィクションには裏付けがあってのことなのである。企業もまた、利益を上げることの中で共有詐欺を容認された存在なのだ。企業が共有詐欺を働くのは誰に対してか?
企業に貨幣納税しているのは社員であるが、社員達が総力を上げて販売や取引から利益を掻き集めている体を取っている。取引関係、消費者が税金を払っているスタイルなのか?いや、社員は売上を上げているのであり、会社側にコスト以外の全てを社員に還元しろと迫らぬことで利益という名の税金を会社に支払っているとも取れる。これは、両義的なもので、国家が会社に譲渡した徴税権は、社員の労働という実質的徴税権を基礎に、社員からの貨幣納税も容認し、取引先ステークホルダーからの貨幣納税をも許している。社員は、実質納税もしているから共有詐欺など必要なさそうだが、愛社精神や忠誠心に溢れる社員は貨幣納税で共有詐欺にかかることにも甘んじる。一方、取引先顧客ステークホルダーは、共有詐欺にかかる必要はなさそうそうだが、サプライチェーンで
同じビジネスの釜の飯を食む仲間としてガッチリ運命共同体をなしたり、熱心なファン、リピーター消費者として商品を支持することを通して共有詐欺にかかるのだ。
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489 2025/05/03(土) 21:06:56 ID:6v.4m09XVc
国家を模倣し、その共有詐欺、共同幻想を乗っ取る企業の秩序ある増殖が、会社制社会を構築したのが20世紀であったが、21世紀には個人がトクリュウ的に共有詐欺を乗っ取ることが可能になった。この現象が意味するのは、個人のパワーバランスの増大でもあるが、公の失権、失墜である。慶賀すべきことと評価されてばかりはいられない。かつては市中に溢れた日常の貨幣争奪(金稼ぎ)や、そこへの企業参入は、ともすれば国家奉仕、全体主義にも連なる勤労の意味すら帯びた時期さえあったものだが、もはや、影も形もなく、私利私欲の全面展開で、公が政治からも消滅しつつある。政治も公を語れない。グローバリゼーションもそれに追い打ちをかける。なぜなら、公の輪郭、境界が曖昧化し、税金を海外に配るという共同幻想の崩壊が始まったからだ。他国籍海外在住親族への保健医療提供などに至っては、際限なき国家の流亡だろう。滅茶苦茶である。
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490 2025/05/04(日) 06:29:42 ID:BedRtyZvRM
一億総「今だけ金だけ自分だけ」が、現代日本。
上から下まで染め上げられたが、なかなかの表現だ。
今、金、自分。
対するに
未来と歴史、実物、他者、公を完全に失念、これは歴史上初めての時代ではなかろうか?社会が成り立たない条件が見事に揃った。多分日本は80年前に滅亡したのだろう。ゾンビとして彷徨っていただけのように思える。
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491 2025/05/04(日) 07:09:16 ID:BedRtyZvRM
貨幣倒錯症状の一つがベーシックインカム。
別スレ「ベーシックインカムは実現しないのですか」から
005 2025/05/04(日) 05:58:20 ID:BedRtyZvRM
実現しません。貨幣なき世界でBIが成り立たないからです。貨幣なき世界で思考実験してみれば、BIの不可能性は明らか。誰か一部の者だけが、なぜか実物や労働(他者のためだけの仕事)を提供し続ける社会の成立、持続可能性を想像してみてください。負担する一部は一体誰?奴隷?貨幣が隠蔽する社会の成立要件を雑に扱ってはなりません。社会は、交換ネットワークでしかありえず、せっかく万年かけて他者のための労働がおびき出せた歴史をなめたらいけません。
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006 2025/05/04(日) 06:49:53 ID:BedRtyZvRM
カナダやフィンランドのBI実験と称されるものも
ろくな実験じゃないな。失業手当と変わらんし、目的が再雇用じゃ、何をかいわんや、岩屋大臣だよ。
結果評価の雇用効果微妙なのは当たり前。幸福度、ストレス軽減はやるまでもない。
そもそもBIは失業対策目的に過ぎないのかな?移民にも資格があるなら亡国政策だよ。働かない移民ウェルカム政策が成り立つはずがない。
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492 2025/05/04(日) 08:41:57 ID:BedRtyZvRM
役人と公共工事請負業者は、ある意味真の徴税負担者として他者のためだけの労働者代表だろう。BIは、彼ら以外の一切が世の中から労働を引き上げたとしたらシミュレーションみたいなものかも知れん。大和朝廷時代イメージだ。人々は、自分たちのためだけに仕事をする自給自足。確かに忙しさはかなり軽減されよう。他者との関わりも最低限で済むから、縄文時代さながらの暮らしぶりもあちこちに残存できていただろう。間違いなく貨幣経済はなくなる。にもかかわらず、ベーシックインカムなので貨幣だけは散布される。これは意味があるのかないのか?ちょっと考えれば分かることを誰も考えず、それぞれの思惑を乗せて打算を働かせるこの時代こそ、今、金、自分時代の焼きの回り方を表している。
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493 2025/05/04(日) 08:51:18 ID:BedRtyZvRM
いっそ貨幣など廃止して、母系制妻問婚社会にしたほうがまともに暮らせるだろう。セックス資本主義だ。セックスのためにだけ人類の半数たる男が働く。労働する。女は仕事はするが労働はしない。男の組み立てた徴税秩序が壊れたなら、最後はこれしかねーべ、というのが、結論じゃないかな?個人が徴税化する時代から読み取るべきはやはり、行き詰まったら帰る場所は、母系制社会だろ。というメッセージや。意外に話は脱線してはいなかったという素晴らしい着地。ブレねーな。オレ。
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494 2025/05/04(日) 16:48:35 ID:BedRtyZvRM
母系制妻問婚社会の導入は、少子化対策にダイレクトに効く。どんなルートで実現するかについては、遊郭方式が有効かも知れん。豊臣秀吉みたいな天才政治家が現れないと無理だが、性風俗を出産、子育て拠点化する構想だ。セックス資本主義による労働の性役割化。
国営RAAを設置した日本政府なら出来る。結婚したくなく、子作りに全く関心がなくてもセックスには興味が高く、大好物な人類には、快楽と子作りの分離がお似合いだ。これぐらい大胆な革命的アイデアでなくては、少子化は止まるまい。
個人の徴税主体化や、夫婦別姓、同性婚、赤ちゃんポスト東京進出などの諸現象から洞察される帰着先には、性風俗のシングルマザーを起点とした母系制妻問婚社会への読み替えが解として現れて来る。
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495 2025/05/05(月) 19:32:06 ID:QbVuLZJiDs
父系制徴税秩序が貨幣経済によって自壊したことを文明論的に論証できたような気がする。
一時は貨幣経済を上手く乗りこなせていたように思えたのだが、貨幣経済は舐めちゃいけなかったな。とんだ獅子身中の虫であったわい。
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496 2025/05/06(火) 00:10:33 ID:xZhWu9Uyo6
497 2025/05/07(水) 17:01:00 ID:3qlAo4zd0E
498 2025/05/15(木) 12:54:21 ID:qlBO/i7HPY
ドルを含め、全ての通貨は、所詮地域通貨に過ぎない。江戸時代の藩札はMMTに極めて良く合致する通貨だが、江戸時代にMMT理論家がタイムリープして何ができたか?このグローバル社会でも同じこと。MMTだからと、たかが地域通貨がドヤり、緊縮財政悪玉論を鼓吹する滑稽。
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499 2025/05/17(土) 22:55:33 ID:npNmi.JKlo
お金は負債、国家の国民に対する負債。なのに、税金は、国民の国家に対する負債。この世は負債だらけ。まるで世野中が仇討ちと復讐だらけのような世界観。めぐる因果が恨みや負債でいいわけがない。バランスシートで負債に記されるから負債なんだとか、会計規則に縛られた世界で、元気が出るか?負債は、キリスト教的世界観だと、ニーチェが看破したではないか?十字架のイエス・キリストに負債を負ったのが、キリスト者。
違うのだ。お金は、負債扱いされる以前から、褒美だったのだ。money as reward.
債務者だらけの世界から、褒め称え合う世界へ。
その世界では、税金とは、国に褒美を供出するから誰かに与えてやって欲しいと託す行為に解釈できる。褒美に読み替えたところで市場メカニズムが消失するわけではない。
貨幣が褒美であるならば、世界は恩送りや喜ばせ合いになり、幸福本位制経済になる。褒美を貸借対照表で負債に記帳するからと、下を向いて俯きながら債務奴隷のように目的を奪われて生きる必要などありはいない。
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500 2025/05/24(土) 11:02:55 ID:J4C8N4Jvok
公務員の給与とは、そもそもが、賞与起源。それが民間に模倣されて、給与となり、公務員にも逆流して給与となったら、賞与が民間の節税調整弁として誕生。これが、公務員に逆流した。
民間の法人税が鼻くそになったから、調整弁が必要なくなっただけ。
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501 2025/05/25(日) 19:10:01 ID:NWOOC48qJI
502 2025/05/27(火) 19:12:26 ID:W0koDik0yY
503 2025/05/28(水) 11:17:20 ID:A2hGyIQOuo
504 2025/05/28(水) 11:25:45 ID:A2hGyIQOuo
505 2025/05/29(木) 19:41:54 ID:uGh0.aBbWc
506 2025/06/09(月) 14:47:59 ID:wTYeC2TvRg
507 2025/06/10(火) 06:53:45 ID:vOARZsShFc
https://x.com/ishiitakaaki/status/1932010045... クルド人問題での相談で。エロメールではなく。「40代の人妻です。20歳と称するクルド人男と交際中。夜の営みはうまいのですが、お金をたかられるようになりました。断ったらどうなるでしょうか。石井さんはクルド人のこと詳しそうなので」と聞かれました。クルド人の頭悪そうだけど顔は整っている男の写真と共に。「私は、一介の記者で人様の人生に口出せませんので、民事介入暴力の経験の多い弁護士か、警察にご相談ください」とうんざりの感想は述べないで返事するしかありませんでした。なんか #埼玉クルド人問題 は日本人問題でもあります。
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508 2025/06/17(火) 17:14:46 ID:Sqm5Kq8Kjo
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スレッドタイトル:闇の女パンパンガールのいた街角
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